掃除に費やす時間を減らしたいあなたへ。これからは気になったときにスグ使える、そんな掃除機、シャープのラクティブエアをご紹介。操作も簡単で、特に取り回しが非常に楽なので、手軽に掃除ができます。また、掃除機を選ぶ際に失敗しないポイントもご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。
最初に私がEC-HR7を使って良かった・重要だと思うポイントが以下になります。なお、EC-HR7は現行モデルではないので、最新モデルを参考に御覧ください。2024年6月現在でHRシリーズはHR8、上位互換モデルはSR9です。

・別体式充電器
・外寸がとても小さく小回りの効くヘッド
・本当に髪や糸くずがヘッドに絡まない
・とても軽量
・電池の持ちが優秀(EC-HR7)
・スタンドも付属
特に従来のキャニスター型(転がしてコードが伸びるタイプ)を使っていて買い替えを検討しているなら、本当にオススメできる掃除機です。
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費やす時間を今までよりも減らします

キャニスター型からスティック型への移行ですが、もちろんキャニスター型にも利点はあります。それは、パワーと持続時間、それにゴミの溜め込める量です。
ではなぜ、コードレスのスティック型を推すのか。それは、圧倒的に掃除に費やす時間を減らすことが出来るからです。
1.気になった部分だけでもOK
コードレススティック型はすぐ持ち出せる位置に置くため、思いついたときに掃除が始められます。電源コードを出してコンセントに差す、終わったら巻き取って片付けるなどの手間がないためとても楽です。
部屋全体でなく一部分、廊下だけでもストレスなく掃除して元の位置に戻す。気になった部分だけ使うという、今までにない運用方法になることでしょう。「
2.取り回しが楽
電源コードがないので動きやすく取り回しも楽。キャニスター型はどうしても大きさと重さ、電源コードがあるために制限があります。スティック型コードレスではそのまま移動するだけ、その差は圧倒的です。
3.小さく狭い場所でも掃除しやすい
小型軽量なものが多いスティック型掃除機は狭い場所でも掃除しやすい、楽にできるという利点もあります。とくに、本体が小さく軽いことはメリットが大きく腕に力が必要ないため操作しやすいです。
また、ラクティブエアはヘッドも比較的薄型コンパクトでありつつ、ブラシはかなり外側まであります。なんと、小型になったのに実質的な掃除できる横幅は従来型とほぼ変わりません。
4.時間の節約になる
上記に上げた利点から、結果として時間の節約に繋がります。まとまった掃除のときはもちろん、「ちょっとここだけ」「廊下だけ」にさっと対応できるのもラクティブエアの利点の一つです。
ラクティブエア(RACTIVE Air)をオススメする理由

いつもはこの状態で使うことになります。223×245×982 mmで1.4kgは十二分に軽量です。シャープのEC-HR7は最上位ではないちょっと良いモデル。軽さとスタミナ、ハイパワーが特徴です。
大容量バッテリーと急速別体充電

EC-HR7は25.2Vの2500mAhの大容量充電池を使うので標準ヘッドで弱モードならおおよそ45分運転可能。お世辞抜きにかなり長い時間です。
最初はすぐバッテリー切れを警戒して弱で使っていました。でも、あまりに電池が持つので音を気にしない昼間なら「自動」で使うようになりました。それくらい長持ちなんです。
バッテリーサイズが大きく見えますが、使うときに干渉することは一切ないので大丈夫。下位モデルAR系はバッテリーも18V、25.2Vのバッテリーを使う本機はモーターも違うのでハイパワーになっていrます。


別体で充電器を備えているため、バッテリー単体で充電ができます。バッテリーは1つで十分だと思いますが、もう一つ買い足せば、充電中も掃除機を使用可能。充電時間はおおよそ100分です。
ラクティブエアのパイプはドライカーボン製

本体、バッテリー、パイプなんかを含めて1.4kgしかありません。驚いたのはパイプの軽さ!なんとドライカーボン製だったりします。びっくりですね。重さのバランスがちょうどよく快適に掃除ができます。
パワフルスリムヘッドと軽量強力なモーター

ブラシ上部に壁があり更に毛ブラシを全て高密度化してあるようです。風の流れも考慮していて効率よく吸い込み弱でもかなり満足。「自動」モードならほぼ困りません。



ペタッとヘッドと呼ばれるこの機構は6cmの隙間まで掃除が可能です。ソファーの下も突っ込んでクッと手元を回せばこの通り。ちょっとしたことですが、ブラシも強力に回転するので小さく軽くしっかり掃除できます。
バッテリーの25.2Vとともにハイパワーになっているため、しっかり吸引できて長時間駆動でき良いバランスに。それがEC-HR7です。
これがすごい!からみにく~いブラシ

EC-HR7のブラシは従来に比べてクネクネした毛が高密度になっています。髪の毛や糸くずがブラシ内側に入り込みにくく、今までのようにからみにく~いということです。家電ってこんな感じのダジャレ系多いですね。

実際に購入して今まで半年以上ほぼ毎日使っていますが、これ、本当にからみません!からみにく~いとはいえ少しはあるんだろうけど少しならいいかな程度に考えて購入しましたが、本当にからみにく~いのです。これだけで無駄な時間とストレスがかなり無くなります。
グリップセンサーが想像より便利でした

赤外線センサーになっていて塞いでいると運転ON、離すとオフに。ちょっと物を移動したりするときに便利。さっと握れば即運転開始、これがすごく楽なんです。

「ちょいかけフック」というのは、掃除機にある黒い爪の部分で、机や椅子の背もたれなどに引っかけて立てかけることができます。掃除中に物を動かす際、掃除機を別の場所に移動させる必要がありません。
パナソニックの「ちょいがけフック」は石膏ボードにしか設置できず、場合によっては物を立てかけられないことがあります。注意書きにも書かれています。それに対し、シャープの掃除機は、ちょっとした場所に引っ掛けて置くことができ、充電も本体の置き場所に制限がないんですよね。
便利なアタッチメント



スグトルブラシとハンディノズルは交換可能、使い方に応じて付け替えも出来ます。このスグトルブラシというネーミングに秘密があります。


立ったままヘッドを外せるのがポイントです。これが非常に楽で、左足で少しヘッドを抑えて赤いレバーを引くと簡単にヘッドが分離します。ヘッド部分は外れるとパイプ連結部分が自立するので、合体させるときは突き刺すだけでOK。
体制を変えて従来のように外す作業がないのは楽チン。ユーザーフレンドリーとはこのことですな。
ごみ捨てもお手入れも楽ちん、スタンドも標準で付属!

普段はカップに溜まったゴミを捨てるだけ。フィルターに髪の毛などが絡まっているときは赤紫のパーツを引っ張るだけでスルッと外れて捨てることが出来ます。これが気持ちいいんです。水洗いも可能なので、吸引力が弱まったときなどはチェックしてお手入れしてあげればいいでしょう。

別売りのメーカーも有るながありがたい部分。作りは簡素ですが倒れたことはありません。ちゃんと設計してありますね。

単純ですが、結局これが便利。特に何も考える必要もなく、置いておけるのは「楽」です。ラクティブという名前だけあって「楽」を追求した感じがしますね。

ヘッドをかまぼこ状の上に置きさえすれば、横にずれてもこの通り倒れることはありません。今まで半年以上使って一度も倒れたことがないので安心して使えます。
掃除機を選ぶ上で失敗しないポイント

掃除機を選ぶ上で自分にとって何を優先させるかを一番最初に決めることが重要です。私の場合はキャニスター型の東芝トルネオが壊れてしまった乗り換え。引っ張り出すのが面倒だったのでコードレススティック型は必須でした。その中から普段の掃除を意識して購入当時ヘッドが小さくバッテリー別体式のシャープしたんですよね。
次に迷うのがグレードです。在庫があれば旧型も絡んでくるので厄介です。新しいものは高機能でグレードが高ければ価格も当然上がります。予算内でシンプルに絞っていくのをおすすめします。
絶対外せない機能を1つ選ぶ

私が掃除機選びで重要視する機能は、ブラシに髪の毛や糸くずが絡みにくいことです。東芝トルネオは掃除はしっかりできたものの、ブラシに髪の毛や糸くずが絡みつき、取り除くのが面倒でイライラしました。
この機能は、上位機種でないと備わっていない場合があるため、選ぶ際は注意が必要です。ここはストレスなどを考えて妥協せず選択するのが最良になります。
重要な点ですので繰り返しますが、絶対に外せない機能は必ず選択しましょう。この部分を諦めてしまえば、値段が安かったとしても、それはただの無駄遣いになってしまいます。必要な場所にお金を投資することが、正しい選択です。受け取るメリットが、必ず費用を上回ることを忘れないでください。
選び方「からみにく~いブラシ」は必要

「からみにく~い」ブラシは末尾がFR7(ベーシックモデルでついていません)を除く7の世代からしかついていません。AR5は魅力的でしたが迷わずAR,HR,SRの7シリーズ以上を選択しましょう、もちろん今なら8シリーズもいいでしょう。
何度でも書きますがこの機能はマストです。1年以上使ってきて、たまに絡んだのを取ってあげる程度。とにかく想像以上に本当に絡まないんですよね。ブラシのお手入れがほぼ無くなるのでストレスフリー。
他メーカーであったとしても、この機能は絶対に必要だと言い切っておきます。シャープのラクティブエアを購入するなら「からみにく~いブラシ」はマストです。
グレードの価格差は絶対金額と割合で確認
2024年6月3日現在の価格.comでの最安価格を比較してみると、グレードによってかなり差があります。実際に私が購入しているHR7の最新版HR8を基準として価格を見てみましょう。
| 型番 | 価格 (円) | 価格差 (円) | 価格差 (%) |
|---|---|---|---|
| EC-AR9 | 33,980 | +180 | +0.53 |
| EC-PR9-B | 39,782 | +5,982 | +17.70 |
| EC-SR9 | 47,012 | +13,212 | +39.07 |
| EC-FR9 | 20,140 | -13,660 | -40.39 |
| EC-AR8 | 31,799 | -2,001 | -5.92 |
| EC-HR8 | 33,800 | 0 | 0.00 |
HRに比べARはバッテリーが25.2Vから18Vになり弱くなります。価格差を考慮し必要ないならAR8なら6%の差しかありません。
また、SR9は4割弱高くなりますが、最上位機種なので機能も豊富になります。静音設計やブラシ構造、新しいヘッドなどこれらに1万3000円弱の価値があると判断するなら買いと考えます。
何が必要かを考えて、必要な機能を選ぶことが大切です。家電全般に言えますが、1~2世代前のモデルでも十二分に使えることも考えておきましょう。

外せない機能は外せません。その機能がないなら買わない方が良いでしょう。なぜなら、買った後にその機能がなければ必ず後悔するからです。予算オーバーでも購入するケースはあると思いますが、ある程度は決めておいたほうが良いでしょう。
気になるポイントもある

商品には完璧なものはありません。それほど悪い部分ではありませんが、気になるポイントも紹介しておきます。ゴミ捨て
ダストカップは小さめ

ゴミ捨てサインが付いたりカップのゴミが動いていなかったら捨てるようにしています。吸い込みが悪くなったり効率が下がるので、小さいカップはどうしても頻度があがってしまいます。

ダストカップの取り付けが、ちょっとだけ慣れがいります。慣れてしまうと見なくても出来るのですが、最初はうまくはまらないな?と思うことがありました。もうちょっと大雑把な動作に対応してくれると良かったかな。
ハンディノズルのアタッチメントに柔らかブラシもほしかった

柔らかいゴム状の吸込口がついているのですが、使い所が難しい。
ブラシではないのであまり心情的に引きずって使いたくありません。よく吸わせたいなら強モードでないとうまく吸わない、そういう感じ。
ブラシに付け替えは可能なのですが、更にに柔らかめの毛が付いているノズルアタッチメントがあれば最高だったと思います。
バッテリーの本体差し込み角度

斜めに差して使うのですが、差し込みたい感覚とほんの少しズレがあります。しっかり見て差し込めば問題はないのですが、無意識だとたいていうまくハマりません。
すき間ノズルはもう一歩

最初にいっておくと十分使えるのですが欲を言えば気になるかなくらいの話です。もう一歩という感じはします。
少しばかり小さいのとホルダーがすぐ動いてしまうので、ちょいかけフックを使用するときに場合によってはホルダーが椅子や棚にあたって動いてしまうことがあります。

致命的ではないものの、気になるかな。
まとめ


結論です。ラクティブエア EC-HR7は掃除に時間と手間をかけたくないなら買い。
「掃除をする」という気構えを少し汚れたらさっと気楽にお掃除にチェンジ。シャープはそういうつもりではないでしょうが、まさにラク(楽)ティブエア(気)じゃないでしょうか。
ラクティブエア EC-HR7の特徴はとにかく、使う人の時間を節約して楽にさせてくれます。キャニスター型から買い替えを考えている人は選択肢の1つに入れていいでしょう。
それではでは。

