三日坊主、続かない、そんな悩みはありませんか?いろんなことを習慣にしたいと考えている人は多いものです。テクニックや暗示、時間帯などいろんなコツがあるでしょう。今回はその中でもアプローチの部分、成功するための手段にをご紹介します。
習慣化のコストとメリットはタルシエルの考え方 足るを知りそこから得る 今までの自分に僅かなプラスをにとても合っています。
具体的に6つあげますので、習慣化に対する考え方として参考になればうれしいです。
結論:6つの方法
最初から結論ですが、具体的に以下の6つになります。ここでなるほどとなればそれでOKです。
この6つを抑えることで習慣化へ近道することが出来ますよ。
では、それぞれを詳しく見ていきます。
1.目標を明確にしましょう
目標設定は習慣化にとても重要です。なんとなくではなく、明確であればあるほど達成しやすくなり、そこに向かう習慣化のモチベーションを維持しやすい傾向にあります。
ただし、目標設定にも以下のポイントに注意が必要です。
1.具体的な目標を設定する
例えば「毎日30分の運動をする」や「朝起きてトイレに行ったら体重計に乗る」など、具体的な行動を設定するのが重要になります。
2.現実的な目標にする
自分自身が達成不可能や困難な目標を設定してはいけません。できないことにストレスを感じてしまうからです。モチベーションも低下して悪い影響が多くなりがち、実現可能な目標とします。
3.短期目標と長期目標それぞれを作りましょう
すぐに達成可能な簡単な目標を設定して長期の目標に近づいている、進捗状況が進んでいっていることを自覚できるように工夫しましょう。月に50km歩くなら、1週間なら12km程度でいいのです。
4.目標や進捗状況を見える化
カレンダーにチェック、メモを取る、表を作るなど、目標がどこにあってどれだけ近づいているか。可視化出来るように工夫しましょう。アプリなどもあるので活用してもいいでしょう。
以上のように、目標を置くのは習慣化するためには必要なものです。どうしたいかを設定し、簡単に達成できるステップ方式で進捗状況をチェックしていくとモチベーションが維持できやすくなります。
2.小さな事からはじめる
早くしっかりとした成果を出したくなるのが人間ですが、それでは習慣化は成功しないものです。大きな変化を一度に取り入れようとせず、小さな変化から始めることで、習慣化しやすくなります。
具体的には、習慣化したい行動を小さなステップに分割し、取り組みやすいレベルから始めることが重要です。例えば、ジョギングを習慣化したい場合、最初は10分程度の軽いランニングから始めることが良いでしょう。
漢字を100個覚えるなら毎日5個を完璧に覚えて1週間では20個完璧にするなどといった、無理のない着実に進んでいけるようにすることです。
継続的に小さな成功を体験することで、モチベーションを維持しやすくなります。
大きな目標は計画倒れになっちゃうことが多いです。体重5kg減らすとかはやめて、1kg減らす、それを維持するくらいで十分です。
3.環境を整える
習慣化に合った環境を整えることです。この環境とは、自分がいる場所や周囲の物事や人々など、私たちが生活する中での全てです。
以下に、勉強をやることを目的とした場合の環境を整える方法をいくつか紹介します。
- 場所という環境を作る
勉強に集中できる場所を整えることが大切です。机や椅子など、快適で使いやすい環境を整えましょう。また、必要な教材やノートなどを揃え、整理整頓しておくことが大切です。お金をかける必要はありません。
- 誘惑を排除する
勉強時間にスマホやゲームなどの誘惑がある場合は、誘惑を排除しましょう。例えば、スマホを使わない時間帯を設けたり、ネット環境の制限をかけたりすることで、誘惑を減らすことができます。人間は我慢ができない生き物です。我慢する必要のない環境をつくってしまえばいいのです。
- 周りの人にサポートを求める
習慣化する上で、周りの人からサポートを受けることが大切です。勉強の時間を尊重してくれたり、勉強仲間として協力してくれる人がいると、習慣化がよりスムーズに進む場合があります。
以上のように、自分の習慣化したい行動に合わせた環境を整えることで、習慣化がしやすくなります。自分がどのような環境で習慣化しやすいかを考え、工夫してみると良いでしょう。
4.進捗状況をチェックしましょう
習慣化の進捗状況のチェックするとは、自分が設定した習慣を実際に行っているかどうかを記録(チェック)することです。例えば、目標としている習慣が「毎日30分筋トレすること」であれば、その記録をつけます。記録には手帳やアプリ、メモなどを何を使っても構いません。とにかく、自分でチェックして記録することが大切になります。
チェックすることで何が良いのでしょうか。
チェックすると自分がどのくらい習慣化に成功しているかを可視化することができます。また、その進捗状況から、改善点が出てくることもあるでしょう。この筋トレよりこっちのメニューに変えたほうが良いかな、汗をかくからお風呂の前が良いかな、などです。達成感を得ることもでき、モチベーションを保つことができます。
ここで一つだけ注意点があります。進捗状況のチェックが邪魔をする場合です。
例えば、細かくチェックしすぎてストレスを感じる、チェックをしばらく忘れてしまうと「やっぱりなにもできないんだ」といったようなメンタルの低下もありえます。そのため、自分に合った小さな目標や負担にならないチェックの程度(方法)を考える必要はあります。
なるほど、なんでもやり過ぎ細かすぎはよくないってことですね。大まかにチェックしいくくらいで。タルシエル的にちょっと頑張ってチョットプラスにくらいで十分なようです。
5.代替習慣を使いましょう
代替(だいたい)とよみます。「だいがえ」ではないですが誤読が多い代表選手ですね。ちなみに貼付(ちょうふ)と続柄(つづきがら)はよく迷います。
ずばりこれは、悪い習慣をやめるために良い習慣を身につける方法です。
ポイントは一つ、似たような行動に切り替えるだけ。
例えば、甘いお菓子を食べる習慣をやめたい場合は、代わりにフルーツを食べる習慣をという感じです。甘めのものを食べるという行動は似ているのがわかりますね。いつもの甘いジュースを少し甘みを控えたものに切り替えていく、これだけです。
うまく代替習慣を使えれば悪い習慣をやめることが出来ます。悪い方向から良い方向への向きを変える事ができるのです。
ポイントとして悪い習慣と似たような行動をすることが大切になります。置き換えには今までの習慣に近い習慣である必要があるのです。それさえ守れば、一気に我慢して変える荒療治よりも楽に良い習慣にシフトできます。
常に使うことじゃないけど、知っておいたほうが良いかもしれないですね。
6.継続を意識します
一番難しいのが続けるということです。これが失敗してしまうと習慣が身につきません。今までと重複するところもありますが、以下のポイントを抑えていきましょう。
1.失敗してもぜったいに諦めない
少し失敗して諦めたら終わりです。でも、諦めなければ遅くても小さくても前に進んでいることを覚えておいてください。失敗はつきものですが、アレッと思ったらその都度修正して取り組むことで継続できます。
2.意識して行動する
習慣とは意識せずに同じ繰り返す行動のことです。矛盾していますが、意識して毎日同じ行動をして体に覚えさせるようにします。毎日10分のストレッチを習慣化したいなら、顔を洗った後といったように、同じ時間やパターン化して同じストレッチをすることで継続しやすくなります。
3.習慣化のメリットをいつも意識する
これが習慣になったらああなるなあという感じです。運動が習慣化すれば健康的な体になる、英単語を覚える習慣が付けば少し前より読めるようになる、習慣化したときのメリットをイメージしていつも意識することが大事です。
4.習慣化の仕組みや環境を作る
周りの人を巻き込んで応援してもらったり、協力してもらうことは力強いものです。また、スマホアプリやカレンダーを使って進んでいる、続いていることを目視できるとなお続けるモチベーションに繋がります。
アプリやカレンダーは普段のものと明確に区別して、このためにこのチェックをしているという風に意識できるとなお良いかと思います。
具体的な行動よりも、頭の中でどう意識していくかが結構重要なんですね。
まとめ
以上6つのポイントに絞って見てきました。
習慣化に成功するためには、目標を決めて小さな一歩からはじめ、環境を整えて進捗状況をチェックし、悪習を代替習慣で置き換え継続することが大切です。
これを続けることで習慣化がしやすくなり、自分自身の成長を実感できます。
習慣化は一朝一夕にできるものではないですが、継続することで長期的で大きな効果を生み出すことが出来ます。
タルシエルのブログコンセプト 「足るを知りそこから得る 今までの自分に僅かなプラスを」にもバッチリ合致しています。
小さなことからコツコツと、「塵も積もれば山となる」です。
それではでは。
6つの中では小さな目標設定とどれくらい進んだかのチェックは必須のポイントかなと思います。できれば4つをクリアできれば、安定感が上がりそう。