スズキ ジクサー250 おっさんがレビュー!9.6km走って初めて感じたこと

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!

全国のスズキファン、鈴菌の皆さんこんにちは、タルシエルです。此度2024年6月16日にGSX-S1000Fからジクサー250におっさんのメイン通勤バイクとして乗り換えました。初めての感想は新鮮かつ貴重、都合によりわずか9.6km近所をトコトコ走って感じたことを今回はお伝えします。

最初に一言、ひたすらクドいくらいに主観ですのでよろしくお願いします!
これからスズキのバイク、ひいてはジクサー250を購入検討される方の参考になればうれしいです。

同じ車やバイクの記事も書いていますので、よろしければ御覧ください。


目次

ジクサー250ってこんなバイク

ジクサー250ってこんなバイク

細かいスペック等はスズキの公式サイトで御覧ください(車体色・価格・諸元 | ジクサー250 | 二輪車 | スズキ (suzuki.co.jp))。ここでは私が感じた特徴的な部分に絞ってお伝えします。ヘッドライト上の黒いスクリーンは前のオーナさんがつけていたものです。フェアリングの張り出しで太く見えますが、着太りするタイプですね。

ジクサー250ってこんなバイク

兄弟車にジクサー250SF(スポーツフェアリング)があって、私が購入した無印はSFの数カ月後に発売されています。ちなみに私のは7500km走行の中古で21年式です。いいの、この色が良かったの。

燃費がいい、おしりが痛いらしい、軽いくらいはどこでも見たので、それ以外はなるべく情報入れませんでした。あまり下調べはしていなかったので本当に新鮮な感想となります、ごらんあれ。

ジクサー250をわずか9.6km走った中で感じたこと

ジクサー250をわずか9.6km走った中で感じたこと

諸事情によって9.6kmです、そこはあやまります。そんな中でもわかることがあったので、比較にならないGSX-S1000Fとの乗り換えの観点も含め書いています。生暖かい目で読んでいただけたらうれしいです。

バイクの押し引きと乗車姿勢

バイクの押し引きについて

比較対象が大型であるGSX-S1000Fで参考にならないでしょうが、私にとっては214kgから154kgへの大きな変化。凄まじく軽いです。駐輪スペースからの移動時に、腰をしっかり入れて毎回緊張していたクセが残っていて拍子抜けしました。

腰痛持ちなのでこの軽さは正義。出し入れが本当に楽でした。油断して倒してしまいそうなくらい軽くて、本当に嬉しい部分。自転車のような緊張しなくて良い部分がありがく感じます。ありがとう、軽量バイク!

写真を見ると大きく見えますが、タンクの上部とシュラウド部分の張り出しが視覚的にそう見せているだけ。またがるとびっくりするほどに細いです。それでいてニーグリップがし易いのでちょっとオフ車に近い雰囲気もポジションから感じます。

乗車姿勢ですが、私の体格は約でいくと身長170cm、体重63kg。ノーマル状態で乗車すると踵はつくけれど割とシートは高い印象です。ステップに足を置くとかなり前気味で、もう少しだけ後ろのほうがいいでしょうか。

メーターは上の白いインジケーターを調整可能、視認性は良好

メーターは視認性が高く一目瞭然。写真は上のインジケーターランプを9000rpmに変更してみたところです。タコメーターがあがっていますが、エンジンOFFでボタン操作で行っています。左がセレクト、右がアジャストスイッチ。平均燃費表示はありませんが総じて見やすいです。ちなみにキーホルダーは以前乗っていたバーグマンのもの。

実際は吹け上がりが良くてランプ確認後では遅いのでインジケーターランプは8000rpmに戻す予定。

ETCインジケーター

下道派ですがETC取り付けをお願いしました。メータ横にインジケーターがあります。

アンテナユニット

メーターとバイザーの間に見える黒いやつがアンテナユニット。ハンドルステーは嫌だったので、これはお店の方ありがとうございます、です。

ほぼ直立の乗車姿勢でハンドルは開き気味、気持ちこちらに傾斜してくれたほうが好みです。GSX-S1000Fに比べてポジションはギュッとバイクの中心に寄ったイメージに変わりました。メーターはやや下にあるように感じたので、ジェットヘルメットが欲しくなりますね。グロムなどのミニモトと呼ばれるバイクの乗車姿勢を思い出す、そんなポジションです。

右スイッチボックス

安っぽいんではなく、車両価格が安いのですからいいのです。スズキさんありがとう。必要なものが必要なだけ付いている、潔い侍のようなハンドルまわり。クラッチを握らないとエンジン始動出来ないタイプで、ハンドルはどうかな、もしかしたら手前に寝かせるかもしれませんね。

左スイッチボックス

GSX-S1000Fが鍛錬をしているくらい重かったので、1速以外はクラッチを使わないでショックなく変速する技術がついたほどです。ジクサー250さん、軽い。常に使っても絶対疲れないくらいに軽い。

ミラー

ミラーは一番見やすい部分を探している感じで、見やすいけれどももっと見やすいと嬉しい。カッコは良いですよ。

泥除けフェンダー

Ζガンダム的なリアフェンダー。横に広がっている感が結構すごい。じゃないと飛び散るのかもしれません。

追加の1つの泥除け

スチールで頑丈そうなのでこれ取るだけでリアの動きはだいぶ変わりそうです。ただ、鎧みたいで強そうなのでこのまま乗ります。特徴の1つですしね。

ついでにマフラーエンドも特徴的な造形。2本出しになっているんですね、わざわざ分岐させてるのはデザイン以外に消音も狙ってでしょうか。静かなのでありがたいですよ。

パワーやトルク、運転時の感想

油冷単気筒エンジン

エンジン始動時感触、アイドリングなどは単気筒のそれ。久しぶりに味わいましたがいいですね、気持ちよくてとても静か。GSX-S1000Fが純正でもかなりの音量でアイドリングはもとより近所では気を使ってストレスでした。その点これなら大丈夫、気負わずに路地に入って行けそうです。本当に静かで嫌味がない音で気に入りました。

そうそう、吹け上がりがかなりいいエンジンに驚きました。びっくりするほどに軽やかに回るんですね、180°クランクのツインに乗っているみたいな音にも感じます。落ち込むレスポンスで「ああ、シングルだ」って再確認する、それくらいよく出来ています。

大きめのグリップエンド

グリップエンドに大きめのウェイトがあるので、回した巡航時はある程度シングルらしい振動になりそう。近所をくるっと、大きな通りで瞬間的に回した程度ではそこまで確認する余裕はありませんでした。

スルスルと回るエンジンはタコメーターをみると更に感動します。そして、トルクが本当に下からあるんです。街乗りでの運転のしやすさ扱いやすさは素晴らしいですよこれ。あと、回していったときの速度の乗りは想像以上でした、十二分に速いですこれ。すごいわジクサー。

GSX-S1000Fは1速でも100km/hが余裕で出てしまう都合上、街乗りの発進時は変るというより数mmアクセルをずらすだけで法定速度に達します。もちろんうるさいので、変速してそれ自体を楽しむことに。そこへいくとジクサー250は変に緊張感を強いられることなく、厚いトルクをつかって楽に静かに信号の右左折が出来ます。素晴らしい。

BYBRE

ブレーキは軽量なのも相まってよく止まります。BYBREはブレンボの小排気量向けブランドらしくby Brenboってことなんでしょうかね、大径ディスクと2ポッドキャリパーでしっかり止まりました。

調べたらありました。

「ブレンボ製」の略であるバイブレは、BRIC市場(ブラジル、ロシア、インド、および中国)とその他の東南アジア諸国(ASEAN)向けの、小型・中型エンジン(600cc以下)のスクーターおよびモーターサイクルのブレーキシステム専用のブランドです。​

個人的な感想でいうと、握り込んで効きをコントロールしやすいタイプ。ロックしにくく扱いやすそうで、雨天時には緊張感が少なくなって嬉しい装備。ABSもついています!

BYBREのレバー

写真撮影していて気がついたんですが、レバーにもBYBREのロゴが入っていました、すごーい!かっこいい。

リアキャリパー

当然リアキャリパーもBYBRE製。リアの感触は「結構制動力あるんだな!」です。それでいて、コントローラブル。当てながら旋回する場合でもわかりやすそうでした。軽量な車体ってのは直接作用するので、バランス良いセッティングになっているんでしょうねえ。

液冷ラジエター

オイルクーラーの後ろに小型ファンもあるので、高負荷時にもある程度対応できるみたいです。回るので夏場はいるのかな?オイル量自体は少ないので、適正な距離でオイル交換はマメに行こうと思います。

気になったポイント

硬いリアサス

硬いといっていたのがこれかって実感しました。ほぼ沈まないようなイメージでした。段差の突き上げが結構感じます。乗り心地で言えば調整済みのGSX-S1000Fはソファー状態だったので余計かも。

私の体格だとプリロードは最弱設定でいいはず、一方で速度域が高めならちょい下げくらいでも良いのかな。

マニュアルを確認したらフェンダーが邪魔なので、ボルト4本で外してから作業するらしいです。ただ、フックレンチは車載工具にないので、自分で用意しないといけないみたい。これは後日購入しなくてはいけませんね購入しました

実際にプリロード変更した記事はこちらになります。


泥除けさん

もう一つはこれ、これがリアにあるのでかなり重そうな気もします。

取り外しは楽なので、プリロード調整でなっとくできなかったら場合によっては外すくらいに考えています。極力ノーマルがどの車両も好きなので、なるべくこのまま行ければうれしい。

あとはシートの傾斜が気になりました。後ろに座っても前にズレて来ます。リアサスの感じだと、150kmくらいでお尻が痛くなってくるかもしれません。ちょっと懸念材料かな。

フロントサスはリアの硬さに注意がいっていたので気にしていませんでした。

LEDヘッドランプ

ああ、これはほとんどの人と反対意見ですが、すみません。私はハロゲンの色が好きでして、光量もアレくらいで十分なんですよね。LEDヘッドライトなので、もうびっくりするほど明るく視認性が高いです。良いことづく目なのですが、ホワッと回り込む光が好みなので、そういうLEDが出てきたらうれしいなあ、そんな程度の好みの部分はあったりします。

今後他の部分で気になったら追記かなにか考えます。なんといっても、9.6km程度なのでわかる感想はこの程度です。

外観をさらっと見て、まとめ

まとめ

実は隠れてい黒い見えない部分に250とエンボス加工があるのに気が付きました。にくいね、スズキさん。好きで買ったので声を大にして言わせてもらうと、かっこいいです。派手すぎるしなあと思ったのですが、控えめに言ってかっっこいいです。視認性も高いから事故率も下がるかも?

リアビュー

後ろから見てもかっこいい、すごいな、スズキのバイクは。右にレーシーに見えるマフラーエンド加工(カバーですが)もいい、150のリアタイヤサイズも効いてる気がします。25RとかCBR250RRとかと同サイズですから、更にこの新車販売価格なのに前後ラジアルですから!

47Lのリアボックスを持っているので、うーん、つけたら光軸かなり変更しないとなあとか思ったり。キャリアーない方がかっこいいけど、トップボックスの便利さを知っているのでなあとか。楽しみはつきません。

正面

納車してもらったときに初めて気がついたんですが、なんすかこのフロントサスのインナーチューブ径は!このジクサー250ってバイクにしたらかなり太め。だから強そうに余計見えます。弱々しく見えないというか、塊感が増してる。だからGSX-S1000Fから乗り換えた瞬間、見た感じの小排気量モデルへのスイッチした一抹の不安感が吹っ飛ぶのも頷けます。

バイザーはない状態で乗って、風が気になってほしくなったら買おう。そう思っていたので、ありがたくこのまま使わさせてもらいます。前オーナーさん、ありがとうございます!

かっこいい、それがスズキのバイク、ジクサー!

買ったから褒める、それはあります。でも、本当にいいんですよね、かっこいい。燃費はまだ未知数(だって9.6kmしか走っていないので)、リアサス調整は必須、長距離でのおしり問題も未経験とこれから知りたいことはたくさんあります。

しかし、それを払拭するほど好きで買いました。GSX-S1000Fもかっこよかったですし、複数持てるならおいておきたいくらいです。怒涛の加速、腹の底からくる重低音、リッタースポーツならではの良さはあります。それでもジクサー250に乗り換えたかったんですよね。

わずか9.6kmでわかったことだけですが、雑記カテゴリーにどうしても書きたかったくらい良かったので勘弁してください(だれにあやまってる?)。

アドレス125でスズキのバイクの良さを知り→バーグマン200→GSX-S1000Fときて、納得のジクサー250に乗ることが出来て幸せです。ありがとうスズキのバイク。

これを最後まで読んでくれたあなたへ、私からの最後の一言を送ります。
「スズキはいいぞ~!」

それではでは。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次