新しいクルマ、ワクワクする瞬間ですよね。でも、車選びには迷いや不安もつきものです。私も同じ道を歩んできました。今回の記事では、私がワゴンRを選び、購入までの過程を紹介しながら、タルシエルのブログコンセプト「足るを知りそこから得る 今までの自分に僅かなプラスを」からスムーズな車選びのポイントや方法についてお伝えしていきます。
車種選びの動機から選ぶ際の注意点、金額やコスパ、メリットとデメリットのバランスを考える重要性など、読者の皆さんが納得のいく選択をするための情報を提供します。さらに、選択を狭める賢い方法や、自身のニーズに合ったベストな選択を見つけるためのアプローチについてもお話しします。
はじめに
新しい車を手に入れることは、人生の重要な一歩です。感じ方や移動の広がりが確実に変わります。しかし、どの車が最適なのか選ぶのは簡単ではありません。私もワゴンRを選ぶ際に悩みや選択肢の多さに直面しました。
なぜワゴンRなのか?軽自動車の売れ筋はスーパーハイトワゴンではないのか?と考える人も多いでしょう。
今回は、私が実際に契約したワゴンRの購入プロセスを通じて、スマートな選び方や選択肢を絞る賢いアプローチについて紹介します。
車選びを成功するためのアプローチ
選択肢を絞る賢い方法は、自分を知り、無駄を省くことです。これはまさにタルシエルのコンセプト「足るを知りそこから得る 今までの自分に僅かなプラスを」にぴったりです。このアプローチで、選択の幅を狭める方法を見ていきましょう。
選択肢を狭める迷わない賢いアプローチとは
・目的を明確にする
・コストを把握する
・購入対象を理解する
・徹底的に調べる
・自分の好みに合っているか
車を選ぶ際には、自分のニーズやライフスタイルを考慮することが重要です。自分を把握することですね。何に使うのか、どのような特性が求められるのかを明確にすることで、最適なモデルを見つける一歩を踏み出せます。また、予算の設定や購入費用、維持費の予測も見逃せません。これらを把握することで、自分の中でのコスパ最強を手に入れることができます。つまり、無理のない予算内で理想の車を手に入れることが可能ということになります。
さらに、ワゴンRの異なるモデルやグレードの違い、自分にとっての必要なオプションや装備についても詳しく見ていきます。もちろん実際に購入するディーラー選びも重要なポイント。地元のディーラーやショールームを訪れ、信頼性や評判、提供されるサービスを確認しましょう。そして、実際に試乗してみて、ワゴンRの魅力や性能を体感することで、最終的な選択肢を絞り込むことができることでしょう。
あとは、いいなあと思えるかどうか。これ、とても大切です。
この記事では、ワゴンRだけでなく他の車種でも応用可能な具体的なステップやアドバイスを提供します。実際の経験を通じて、スムーズな車選びのヒントをお届けしましょう。
第1ステップ:ニーズの明確化
車を選ぶ際に大切なのは、自分のニーズとライフスタイルを明確にすることです。どのような車が自分の用途や特性にマッチするのかを把握することで、最適な車種や仕様を見極める手助けとなります。
最優先事項
・用途や目的にとって不可欠な要素
・必要な部分にマッチするかどうか
・特性と予算のバランス
車は単なる移動手段だけでなく、日常生活に密接に関わるものです。通勤や買い物、家族でのお出かけなど、車は多くの場面で活躍します。だからこそ、自身の日常生活を振り返りながら、どのようなシーンで車を使用するのかを具体的に洗い出すことが重要になります。
また、車の特性も考慮しなければなりません。燃費、室内の広さ、安全性能、走行性能などの要素が、自分のニーズと合致しているかを考える必要があります。例えば、都市部で使うことが多い場合、小回りの利く車や燃費の良い車が適しているかもしれません。一方、家族での長距離ドライブを考えるなら、快適な室内や充実の安全装備が必要です。
このステップでは、自分のニーズやライフスタイルをしっかりと把握し、それに合った車の特性を確認することで、車選び(私にとってはワゴンRになりました)の第一歩を踏み出す準備を整えます。
それでは具体的に私の実体験を例に挙げながら、詳しく見ていきましょう。
事の発端
一番最初の目的は単なる日常の足でした。15万円から25万円の範囲内で、スズキ車であれば何でも良いと思っていました。以前どこかで語ったかもしれませんが、大雪などの特別な理由がない限り、私はほとんどバイクで通勤しています。しかし、たまに平日休日を問わず車を使用したい場面があり、家族が車を使用しているため、予定の延期やキャンセルが頻繁に起こっていました。
もう一つの動機は、近所に新しい駐車場ができたことです。以前は遠くの駐車場を考えていましたが、すぐ近くに整備された駐車場ができ、この変化が車を購入する意欲を高める要因となりました。キッカケですね。あとは、スズキが好きっていうのは付け加えておきます。
本当に近所の足のつもりでした。格安の車でも、エンジンが良好であれば問題ないと考えていました。しかし、車を探しているうちに、禁煙車であること、外観の状態が良いこと、臭いが気にならないことなど、細かな条件が気になってくる自分に気が付きました。思いつくままに掃除すればいいだけだと思っていたのが、段々とこだわりが出てきたんですね。
その結果、MRワゴンかパレットSWに絞り込む段階まで至りました。当初、価格が35万円までの範囲で選びたいと考えていましたが、どうせなら自分が満足できる車を手に入れたいという気持ちが強くなり、流石に最初の目的とのズレがあるのでよく考えたのですが、この時点で後でストレスを抱えない選択をしました。
MRワゴンは、独特なデザインと広い室内空間が特徴で、他とは一線を画しています。一方、パレットSWは、その使い勝手の良さや、インテリアの印象が軽自動車のイメージを超えるものでした。この2つの選択肢を比較し、使い勝手の汎用性からパレットSWに傾きました。
このように、ニーズの明確化は最終的なワゴンR選びのスタート地点であり、自身のライフスタイルや要望を明確に把握することが重要です。では、実際にはなぜワゴンRを選んだのでしょうか。次はそのあたりの私タルシエルの考え方をちょっとみてみてください。
なぜワゴンRに変更したのか
選び方を進める中で、初めはMRワゴンに興味を持ちましたが、使い勝手でパレットSWの方が優れていると感じ、選択肢を絞り込むことにしました。この選択が後にどのように進化していったのか、その背景にある理由を紹介します。
本格的に買うぞとなった時点で詳細な情報収集を開始
・スライドドアは私にとって不必要な100kg増な装備でしかない
・上記からスーパーハイト系はハイトワゴンと比べ車重大幅増、私にとって価格も割高
・積載性は欲しいのでワゴンRが候補に完成度から5代目後期MH44S型を考える
予算も上がり、車を長く利用することを考え始めたこの段階で、具体的なモデル選びの前に、諸元や仕様に対する理解を深める必要性を感じました。
ここでスライドドア仕様の車についての気にかかるポイントが浮上しました。スライドドアはヒンジドアに比べて約100kgも重くなると言われています。この情報に疑念を抱きました。なぜなら、100kgの重量増加は燃費に直接影響する可能性があるからです。私の使用目的においてスライドドアは本当に必要なのか、その答えはノー。スライドドアは私の用途には不要な装備であり、その無駄な重さがデメリットになると判断しました。要するに、不要な装備に100kgの重量を追加することは私にとってデメリットばかりであり、そのことから他の車種を探し始めました。
この過程で、スーパーハイト系の軽乗用車(ダイハツタント、ホンダN-BOX、スズキスペーシア・パレット)が人気となっており、その結果、ハイトワゴン(ダイハツムーブ、ホンダN‐ONE、スズキワゴンR)に比べて中古相場も割高であることに気付きました。
その後、「乗用車タイプ?」と考え、アルトなども検討しましたが、荷物の積載を考えるとスーパーハイト系からワゴンRに方針を転換しました。この時点では中古車を検討し、5代目後期ワゴンRのS-エネチャージ採用しているMH44S型を選ぶ方向に。
デザインに関しては、この車が年配者向けと言われることもある一方で、私自身も派手なデザインよりも控えめな印象を好むように変化していました。また、あまり見かけない点も魅力的。昨今の情勢からも中古相場全体が高騰してきたことに加えてMH44S型は古くないため、走行距離が多めでも80万円台にも達することがありました。そう、お買い得感があまりなくなってくるのですよね。
5万キロ程度の中古車であっても、諸費用を含めると90万円という価格になることもあり、最初の目的とは少しズレているのではないかと疑問を抱きました。そのタイミングで、約65万円で6代目の前期型ワゴンRが大手中古車業者に登場していることに気付きました。6代目かあ、考えてみるかなと。
中古車大手はやめて新車をディーラーで買うことにした理由
大手中古車販売業者が話題になる中、急成長した業者は基本的なアプローチに似たような要素を持っていました。しかし、その中では購入しないことを決意しました。ビッグモーター同様に大手の有名業者でもその特徴は類似していました。予想通りに機械的な接客、施設、規模などが目立つところでした。しかしそれらの特徴はあまりにも強調されすぎており、バーベキュー会場のような雰囲気も感じられるようなスタッフの姿勢にも疑念を感じました。私には少し合わないなと。
中古車を見る段階でも期待していたほどの状態ではなく、付属品も不足していました。更に、車両評価も存在しない状態で、提示された見積もりは高過ぎるものと安過ぎる(それでも中古車情報の総額を上回る)ものの2つで、従来のような昭和商業的なアプローチを感じました。値段を下げさせにくい手法の一つで好ましく感じませんでした。
また、近くの席では、押し付けるようなトークで不要なオプションを推奨する様子が見受けられました。このような施策は、全国的な競争の中で急成長するための方法であることはわかりますが、個人的には少し違和感を覚えました。
「ああ、これなら新車のほうが精神的にも商品としてもトータルで安いかも」
と、思うようになりました。金額は跳ね上がりますが、長期運用を前提に目的を考え直してみることに4。新車なら長く乗る前提になるので、満足感も含めて中古車を買うときとは違う見方も追加して考え始めました。妥協する部分を極力少なくする考え方です。
メーカーとしての選択肢はスズ菌なのでスズキ車だけです。スズキの関係者ではないですが、ホンダ(走りや乗り味は好みで元ホンダ党なので好きなメーカーです)とダイハツ(一見便利そうな内装の作りが以前から多いです)は選択肢には入れていません。結果ワゴンRなのですが、一応いろいろ考えては見ました。
新車の軽自動車を買う場合
・長く乗る
・安価であれば嬉しい
・嫌な思いをしたくないのでディーラーに頼る
・良い(いやらしさを感じない)お店で購入したい
・新車なので快適性も重視する
・街乗りメイン、郊外などでも楽しむため
・時折通勤、用事や遊びにも使いたい
・程よいチープさ、良い意味でのペラさが好き、重厚さや高級感はいらない
・燃費はいい方がいい
・新車なら純正のバックカメラが欲しい
・特別人気がある売れ筋車種でない方がいい
・スライドドアは重いのでいらない
・車重の軽さを重要視
・できればハロゲンヘッドランプがいい
・フォグランプは基本的になくて構わない(あっても良い)
この時点でワゴンRは決定になりました。車種自体は好みで決めています。よくYoutubeなどで買おうとしている車種が「買ってはいけない〇〇」「こんなに故障が多い」などと喧伝されていますが、大抵はPV目的の煽りタイトルです。その人にとっては本当にそうかも知れませんが、別の人は全く問題なくずっと乗り続けていたりするのものです。車種特有のポイントはあるにせよ、必ずそれに該当するなどと思う必要はないでしょう。
トヨタは壊れないとよく聞きますが、私の友人は3車種連続で故障、対応も最悪でもう乗らないなんて言う人もいます。かというと、本当に壊れず乗っている人もいる、そういうことです。自分自身が気に入って買うので、自分が納得するかどうかを最優先にしましょう。
流されて別の車にしたのではなく、見方によっては消去法で最善の選択をした結果が新車になりました。本来は予算をまず決定し支払い計画を立てますが、今回のケースでは二転三転下感じになってしまいました。もともと新車を考えていなかったため、新車なら購入モデルが納得できるかで判断しました。また、支払いは一括のみなのでローンは考えにありませんでした。
もう一つ、重要なことですが私はリセールバリューを一切考えません。売れ筋の色、装備、車種などを選択しないのです。買うときに手放してしまうことを考えたくないので、二束三文になろうと気になりません。売却するその瞬間まで、自分の中では買うときに欲しかったままの価値と思って愛車と付き合います。手放すときはその時の市場原理に基づくのみなので、切り分けて考えております。
流れに逆らう、流行に乗らない天邪鬼、それが私です。この生き方は損をすることが多くなりますね。
第2ステップ:予算の設定と計画
本来ならば予算ありきなので、ここから一気に現実に直面します。大まかでも決めておけば、許容範囲はどこまでか、予算を厳格に適用するのか。車の選び方に大きく影響することになります。私タルシエル的予算の考え方を簡単に示しておきますので一例まで、参考にしてください。
予算の考え方
1.必要さの優先
車の用途や必要な機能(広さ、荷物の運びやすさ、燃費、安全性など)、好みやデザインを明確にして優先します。必要な機能が一定の予算内で収まる車を選ぶと経済的になります。
2.予算設定の現実性はどうか
自分の生活範囲内での購入を検討します。収入、貯蓄を考慮しましょう。高すぎればローン検討し、返済金利も考えなくてはいけません。また、リース、残価設定型クレジットなど自分のものにならない支払い方法もあります。
3.長期的な視点を取り入れる
維持費には保険、税金、燃料、メンテナンス代金が含まれます。これらを予算に含めておくことで、将来的な負担も考慮できます。
4.予算の厳格化のメリットとデメリット
メリット:厳格に設定すると借り入れを避け負担軽減に繋がります。金銭管理が楽になり将来的な不安要素も削減可能です。
デメリット:希望が叶えられなかったり、一部機能や仕様を削る必要が出てきます。そのときは満足度が低下する可能性があります。
5.予算に幅を持たせるかどうか
状況によります。4番との兼ね合いになります。この先の不確定要素(家族の変化、収入の増減、急な出費など)を考慮して幅をもたせれば柔軟な対応が可能です。一方でもたせ過ぎには注意も必要ですのでバランスに気をつけましょう。
購入計画の変更:新車選択と一括払いの理由
今回の車選びは、予算ありきの選び方ではなく。車両そのものを中心に検討しています。最初には15万円程度と言っていましたが、最終的に新車に切り替えることになったため、予算についての考え方も完全に変わりました。前段をまるで虫なことを行ってしまいますが。具体的な金額の設定は行っていません。モデルやオプションの選択によって必要な費用がどれくらいか、どこで妥協できるか、そして妥協できない部分を最重要視しています。
これに関連して、支払い方法として一括払いを選択しました。ローンによる金利は無駄な費用となる可能性が高く、月々の支払いに割り振ることで全体的に高額になると考えました。この選択は、今回に限り効率的な方法だと判断した結果です。
それでは、続いて予測可能な維持費を大まかに見積もっておくことやっていきます。
車にかかる大まかな維持費を考えよう
車にかかる維持費は大別して4種類に別れます。削れる部分とそうでない部分はありますが、考え方や運用方法では意外と変わるポイントです。
大まかに4つある車にかかる維持費
・税金
・メンテナンス費用
・任意保険
・走るためにかかるお金
・車検
順に見ていきましょう。
税金・自賠責保険
自動車税・軽自動車税、自動車重量税などになります。各自治体で早見表などがありますのでご参考いただくとともに、国土交通省の自動車関係税制についてのリンクを張っておきます。
今回のワゴンRは新車で購入になります。該当グレードの軽自動車税は環境性能割によって100%非課税になります。また、自動車重量税はエコカー減税50%が適用され3,700円となりました。
自賠責保険は37ヶ月で24,010円となりました。ここは車両を選べば決まってしまう部分になります。自賠責保険は強制保険ですので、税金と並べて記載しておきました。
メンテナンス費用
BEV(電気自動車)ではエンジンオイル交換の必要はありませんが、ワゴンRなどのICE(内燃機関車)ではエンジンオイル交換などの定期メンテナンスが必要です。これによってエンジンの動作をスムーズに保ち、車の寿命を延ばすことができます。
代表的にかかる維持費
・エンジンオイル及びフィルターの交換
・ブレーキパッド(条件によってはブレーキディスクなども)
・その他の消耗部品代
・作業工賃
など
ワゴンRについて詳しく見てみましょう。特に重要なのはエンジンオイル交換のタイミングです。適切なエンジンオイルを使用し、メーカーの推奨する交換サイクルを守ることでエンジンのパフォーマンスが維持され、故障のリスクが低減されます。
その他、定期的な点検や部品の交換も重要です。ブレーキパッドやタイヤの状態を確認し、必要に応じて交換することで安全性を保つことができます。また、冷却水やエアフィルターなどの定期的な交換も忘れずに行いましょう。ワイパーは自分でやったほうが圧倒的に手間でもありません、タイヤもディーラーよりはかなり安価で探せるのでそういったものは自分で交換することも考えておきます。
今の自動車は信頼性も高いですが、適切なメンテナンスを怠ると故障のリスクが増えます。予防的なメンテナンスは長い目で見ればコスト削減にも繋がりますし、快適な走行を続けるために不可欠です。まさに愛車を大切にする心がけが必要です。放ったらかしにせず、長く付き合うために維持も楽しんでいければいいですね。
続いては任意というものの強制にすべきだと感じる任意保険です。
任意保険
未だに入っていない人もいるかもしれませんが、任意保険は必ず入りましょう。相手だけでなく、自分を守る保険です。交通事故は誰にでも起こりうるものであり、事故の際には高額の損害賠償金が発生することがあります。それをカバーするのが任意保険の役割です。万が一の事態に備えて、必要な保険を選びましょう。
保険の意義については大切ですが本稿では触れません、ここでは金額について考えてみましょう。ネット保険などを利用すると、ざっと概算が見られることがあります。自分の車の年式や車種、運転歴、保険の内容などを入力することで、保険料の目安がわかります。
任意保険の選び方について、以下のポイントを考慮しましょう。
- 必要な補償内容の確認: 保険の内容は様々な項目からなります。対人賠償責任保険、対物賠償責任保険、車両保険など、自分の状況やニーズに合った補償内容を選びましょう。
- 充分な補償金額: 賠償責任の上限や保険金額を選ぶ際に、事故の際に必要な金額を考慮しましょう。自分の車や相手の車の修理費用、医療費などを考え、充分な補償額を選びましょう。
- 割安な保険を見極める: 複数の保険会社を比較し、適切な保険料を選びましょう。ただし、安いだけではなく、信頼性やサービスも考慮しましょう。
- 保険の更新時期: 保険は期限があるため、更新時期に注意しましょう。継続して保険を受けることで、安心感が保たれます。
走るためにかかるお金
自分の保険の概算を計算することで、必要な保険料や補償内容を見極める手助けになります。しっかりと保険について理解し、不安を抱えず」安心して運転することができます。必要な補償を考えて安く充実した保険を選びましょう。
実際に車を使う際にかかるお金は、燃料代などの基本的な費用だけでなく、駐車場代なども考慮する必要があります。これらの費用を把握しておくことは、予算を管理する上で重要です。以下に、走行に関わる主な費用を整理してみましょう。
実際に走るためにかかってくるお金
- 燃料代: 車の燃費性能によって大きく異なります。燃費の良い車を選ぶことで、燃料代を削減できます。また、走行距離が少ない場合は燃料代も抑えられます。
- 有料道路通行代金: 高速道路などを利用する場合にかかる料金です。長距離を移動する際や急いで移動する場合には必要になってきます。
- 洗車: 自宅以外の洗車施設を利用する場合の費用です。
- 駐車場代: マンションやアパートなどで敷地外に駐車場を借りる場合、新たに契約し駐車場代がかかります。駐車場代は地域や契約場所によって異なり、月極駐車場の場合、数千円から数万円まで幅広いです。
この中でも特に駐車場代は、マンション住まいなどで影響が大きい項目です。駐車場代は地域の駐車事情や契約場所によって変わります。安い場合でも月額数千円、高いと数万円となり年間で累計するとかなりの金額になります。契約する駐車場の条件や場所によっても大きな差がありますので色々探してみることをおすすめします。
以上の点を踏まえて、車の使用に際してかかる実際の費用を考えておくことは、予算計画を正確に行う上で欠かせません。走行する際にかかる費用を把握し、節約できる部分を見極めましょう。
ここで実際に購入のための具体的なグレードやオプションを考えていきます。これが楽しいんですよね。
第3ステップ:モデルとオプションの比較
ワゴンRを購入することは決定しているので、どんなグレードか、オプションはどうするかなどを実際に決めていく作業です。通常はグレードによって外観の差、大きな機能の差があるのが常です。一般的にはグレードを選択し、オプションを選択する流れになります。
グレードを吟味して決定する
2023年8月15日現在の情報になります。現行ワゴンRは6代目で前期型のデビューが2017年で今年で6年目になります。もうすぐフルモデルチェンジなのでモデル末期と言えるでしょう。私はモデル末期というのを承知の上で契約しています。
なお、2023年8月頭にワゴンRは4型にマイナーチェンジされ安全装備の小変更が行われています。変更内容は上の部分だけですが、これにより4型となっています。
前置きはここまでにして、実際にグレードをチェックしていきます。
大きく3グレードになっています。ベーシックで優しいデザインのワゴンR、シャープなデザインのワゴンRカスタムZ(以下、カスタムZ)、かつてのRRを彷彿とさせるワゴンRスティングレー(以下、スティングレー)でそれぞれ2WDと4WDが選択できます。デザイン以外の私タルシエルが気になった大きな特徴をみてみます。
ワゴンR | カスタムZ | スティングレー | |
価格 | 1,219,900~1,509,200円 | 1,474,000~1,756,700円 | 1,688,500~1,811,700円 |
ミッション | FXで唯一5MTが選択可能 | CVT、ターボ選択可能 | CVT,ターボのみ |
エンジン | R06D型 FX-Sはハイブリッド搭載 | ハイブリッドはR06D型 ターボはR06A型 | ハイブリッドはR06D型 ターボはR06A型 |
車重 | 770kg | 800kg | 800kg |
スタビライザー | なし | あり | あり |
タイヤ | 155/65R14 | 165/55R15 | 165/55R15 |
ヘッドランプ | ハロゲン | LED | LED |
フォグランプ | なし | あり | あり |
IRカットガラス | なし | あり | あり |
その他 | アームレストボックスなし 2スピーカー | アームレストボックスあり 6スピーカー | アームレストボックスあり 6スピーカー |
一般的な人と今回の選択方法は違うかもしれませんが、こういう選び方もあるのかという参考にはなると思います。そんな私が選んだグレードは。
私が選択したのはハイブリッド FX-Sです
車の選択において、デザインも重要な要素の一つです。特にワゴンRには3つの異なるグレードが存在し、外観においても明確な違いが見られます。
もしもっと若かったり、別のタイミングであれば、おそらくカスタムZを選択していたでしょう。その直線基調のデザインは魅力的で、スポーティな印象もしっかりと漂います。実際、売れ筋はカスタムZだと言われています。
しかし、現在は少し派手さを避け、おそらく次期型は直線基調になってくると思われますが、スポイラーやサイドスカートなどの装飾品を私は求めなくなりました。もちろん、これは個人の好みによるものであり、ドレスアップに興味を持つ方に対して何らかの否定的な意見を示すわけではありません。以前であれば私もその選択肢を検討したことでしょう。
こうした意味で、マイナーチェンジでさらに柔らかくて優しい印象を持つハイブリッドFX-Sのデザインは、落ち着いた雰囲気を醸し出し、上品な印象を与えます。以前なら選ばなかったかもしれないデザインですが、今回は非常に気に入りました。このグレードは、そのような観点からも私の興味を引きました。
それ以外でのハイブリッド FX-Sを選んだ理由
最初に、車の重量について触れてみましょう。少しマニアックな視点かもしれませんが、車に対する興味はある程度あります。車の重量は走行性能、曲がりやすさ、停止性能、燃費など、すべてに影響を及ぼします。例えば、スライドドア仕様の売れ筋車種スペーシアと比べると、車重で80kgの差があり、燃費にしてもメーカー基準のWLTCベースで3km/Lほどの違いが生じます。数字的にはそれほど大きくはありませんが、小さい車で小さなパワーの軽自動車において実際にはこの差が意外に大きなものとなります。
公称出力や馬力の面でもスペーシアがノンターボ車でも上回りますが、この重量差があると発進時の挙動にも大きな影響を及ぼします。自動車の運動性能を考える上で、軽さは重要な要素になるのです。
次に、タイヤの選択についてです。14インチのタイヤを選択したのは、車所有期間のコストの削減を考慮しました。全ての面で経費を抑える効果があります。特別なこだわりはないので、ホイールキャップのタイプでも何の問題もありません。こういったシンプルな選択肢は、使い勝手の良さを求めるならありがたいものです。
さらに、ライト類についても触れてみましょう。なぜにハロゲンランプを選択したか、その理由です。一般的には多くの人には該当しない部分かもしれませんが、私の個人的な意見です。私はLEDライトはあまり好まない傾向にあります。ただし、LEDそのものを嫌っているわけではありません。むしろ、最近のLEDライトの色味や鋭利な光の配光特性が私の好みとは合わないと感じているためです。
LEDは省電力で寿命が長いという特性を持っています。しかしその一方で、白く冷たい色味は私の趣味には合わないと感じていました。すれ違う新しいLEDライトを持つ車は、眩しさが強すぎてまぶしく感じます。配光もカットラインが鮮明でコントラストが強く、暗い部分が見づらい印象を受けます。
一方、ハロゲンランプは寿命が短いですが、暖かくやわらかい光を放ち、周囲への眩しさも少ないのも特徴の一つ。光が拡散され、周囲の視界が良くなるため、私にとっては見やすく感じます。これは好みの問題であり、私だけの意見かもしれませんが、この選択も迷わずに決めた理由の一つです。
一方、フォグランプについても触れてみましょう。霧灯の名の通り、霧や大雨などの悪天候時に使用されるものです。私はこれまでに二度しか使用したことがなく、必要性を感じない部分です。
常時使用している人も多いですが、LEDなどへの変更により高い効率が得られ、普段からまぶしさを感じることがあります。特に雨天時や道路が湿っている状況では、まぶしさが強く、対向車を眩惑させる可能性があります。
このような理由から、私はフォグランプを使用しないことが多いため、基本仕様がシンプルなこのハイブリッドFX-Sを選びました。しかし、このハイブリッドFX-Sにもオプションでフォグランプを取り付けることが可能です。必要な方は自分で装備することができるため、ユーザーの選択肢としては柔軟性があると言えます。ワゴンRのグレード体系にはこうした選択肢の幅もあり、自分のニーズに合わせて選びやすさを提供しているところも好印象でした。
必要なオプション装備を選ぶ際の注意点
メーカーオプションとディーラーオプションは、車に追加する機能や装備をです。自分の使用目的や好みに合ったものを選ぶことで、車をより快適に、便利に使うことができます。しかし、どんなに魅力的なオプションであっても、全てをつけてしまうと予算が大幅にオーバーしてしまうこともあります。自分が本当に必要とする機能や装備を選び、無駄な出費を避けることが重要です。
自分のライフスタイルや必要な機能、予算などを考えながら、慎重にオプションを選ぶことが、満足度の高い車選びにつながるでしょう。焦らずじっくりと検討し、自分にとって本当に必要なものを選ぶことをお勧めします。
注文時のみ選択可能なメーカーオプション
非常に重要な点は後で変更ができないことです。
メーカーオプションの特徴
・注文時のみ申込可能、注文後は不可
・欲しい機能であれば割安
・メーカーや車種によってはセットオプションの場合も
・車種専用なので基本的にフィッティングはバッチリ
メーカーオプションとはラインで生産される特別なオプションです。事故時などで故障修理等にも対応するため部品番号はそれぞれ割り振ってあってあります。一応は個別に取り寄せることは不可能ではありませんが、新車購入時に支払うオプション代金の倍以上は必要になると事が多く、販売店で後付をお願いしても受け付けてもらえません。注文時にのみ選択可能なオプションがメーカーオプションです。
今回私がお願いしたメーカーオプションは税込み 140,800円高の以下になります。
た、高いですね。私の知人がスペーシアカスタムを購入し、これと似たプションを付けていたのを知りました。その方からいろいろと詳しくヒアリングした結果、私も同じオプションを選択することにしました。それは、メーカーオプションとして提供されているもので、スペーシアの場合9インチのディスプレイが選択できるそうですが、ワゴンRには7インチの選択肢しかありません。実際に7インチのディスプレイを確認することができたので実際に見てみると、その大きさが私にとって十分であることを確認しました。大きさに関してはクリアですね。
また、別のオプションとして全方位モニターパッケージというものもあります。これもメーカーオプションとして提供されており、ディーラーオプションで大きなナビゲーションディスプレイを選び、全方位カメラなどが組み込まれるパッケージです。一言で言えば、フルスペックな装備といえるでしょう。しかし、私はこのパッケージに含まれるほとんどの機能が必要ないと感じましたので、選択しませんでした。
オプションの選択は、個々人の用途や好みに合わせて行うべきものです。必要な機能を選んで取り付けることで、自分にとって使いやすい車をカスタマイズすることができます。ただし、あれもこれもと追加することで費用が高騰することもありますので、自分の予算や必要性をよく考えて慎重に決定することが大切です。
不要な機能と使わない機能の選択
車のオプションには、自分にとって不要な機能や使わない機能があることもあります。私の場合、以下のような機能については特に必要性を感じないため選択しませんでした。
フルセグ地デジが使えない: 普段テレビを視聴しないため、なくても問題ありません。急なニュースはラジオで対応できるし、通勤やドライブ中は車に入ってくる環境音を楽しむことが好きです。また、オーディオを使うことは少ないですが、たまに聴く際にラジオはありがたい機能です。
CDやDVDを再生できない: 私にとってはあまり重要ではありません。音楽はまだしも、運転中に映像を注視することはできないため、実用的ではないと考えています。そのため、この機能がなくても個人的には問題ありません。
全ての価格が上がってしまう:一番安いモデルなだメリットは少なく金額との兼ね合いを考えると私個人としては損なオプションになってしまうこともあります。
オプションの選択においては、自分のライフスタイルや必要性に合わせて無駄なく選ぶことが大切です。私にとって必要ないものでも、あなたにとっては必要な装備であるかもしれないからです。使わない機能をつけることで余計な費用をかけることは避けたいですし、必要のない機能は省略することでシンプルで使いやすい車を手に入れることができます。
不要な機能と使わない機能の選択
車のオプションには、自分にとって不要な機能や使わない機能があることもあります。私の場合、以下のような機能については特に必要性を感じないため選択しませんでした。
- フルセグ地デジが使えない: 普段テレビを視聴しないため、なくても問題ありません。急なニュースはラジオで対応できるし、通勤やドライブ中は車に入ってくる環境音を楽しむことが好きです。また、オーディオを使うことは少ないですが、たまに聴く際にラジオがあれば十分です。
- CDやDVDを再生できない: 私にとってはあまり重要ではありません。音楽はまだしも、運転中に映像を注視することはできないため、実用的ではないと考えています。そのため、この機能がなくても個人的には問題ありません。
- 全ての価格が上がってしまう:一番安いモデルなだメリットは少なく金額との兼ね合いを考えると私個人としては損なオプションになってしまうこともあります。
オプションの選択においては、自分のライフスタイルや必要性に合わせて無駄なく選ぶことが大切です。私にとって必要ないものでも、あなたにとっては必要な装備であるかもしれないからです。使わない機能をつけることで余計な費用をかけることは避けたいですし、必要のない機能は省略することでシンプルで使いやすい車を手に入れることができます。
柔軟なディーラーオプションの選択
ディーラーオプションには、後からでも付け替えや注文が可能なものがあります。このタイプのオプションは、メーカーから陸送された後に納車整備センターや販売店で取り付けが行われるもので、その汎用性の高さが特徴です。迷ったら後日考えて必要なら取り付けをお願いすることも基本的にはできます。
ディーラーオプションの特徴
・車両注文後でもオプションの取り付けが可能
・納車後でも商品によっては可能(一部不可能なケースもあります)
・種類が豊富で事細かに選択できる幅がある
それでは早速ですが、私の選択したディーラーオプションを例に下に書いてみますね。
ETCセットアップ料と取付工賃、実際に担当の方が値引きしてくださり42,160円でした。
・フロアマット(ジュータン)<ノーブル> 13,750円
・ドアバイザー 8,800円
・ETC2.0(ビルトインタイプ)35,200円
ETC 2.0でなくても問題ないことは仕事柄承知していますが、新車購入を一般的な視点から考えると、私はETC 2.0を選択しました。5年間は最低でもこの車を使い続ける予定ですので、将来に向けての希望的観測も込めて。また、ディーラーオプションのナビを想定した連動機なども存在しますが、私が選んだETCは独立型です。
フロアマットに関しては、一番安価なジュータンを選びました。贅沢な素材やデザインは私の好みではありませんので、フロアマットが車内にあるだけで十分だと思っています。購入したフロアマットには消臭機能は付いていませんが、長い間の経験から言うと、他の外的要因を考慮すると、その差は実際にはごくわずかなものです。
ドアバイザーに関しては迷いましたが、最終的に購入することにしました。風切り音の原因になることもありますが、隙間を開けて車内の熱を逃すためにも役立つアイテムです。雨天時も考慮に入れて、隙間が少ないタイプのものを選びました。輸入車などはない前提のデザインなのと、例えばBMWなどは始動すぐに強烈な冷風が循環して車内を冷やしてくれるので私などもつけません。大きなものも含め国産車は燃費を気にするためかエアコンが弱い気がします。軽自動車ならなおさらかなというのもあります。
私が実際にお願いしたオプションはこれだけです。外装も内装もさまざまなオプションが用意されていましたが、必要のないものは付けていません。ドライブレコーダーに関しても考えましたが、手間がかかる上に高額であったため、自分で取り付けることに決めました。幸い、多くの信頼性の高い商品が手頃な価格で市場に出ており、前後のカメラを備えたものを選ぶ予定です。オプション代金などを事前に概算で見積もっておくこともまた、販売店での注文確認作業が楽になることでしょう。
第4ステップ:ディーラー選びのポイント
ディーラー選びのポイントについてお伝えします。通常、車を購入する際には近隣のディーラーを探すことが多いです。知人からの情報やネット上の口コミも参考になりますが、それらは賛否両論あることを意識しておくと良いでしょう。今回の私のケースは少し特殊な事情が絡んでいますので、お手柔らかにお考えいただければ幸いです。
私タルシエル(めんどくさいやつ)の場合、以下の特徴があります。
・忖度や取引には懐疑的な立場
・ディーラー販売店の内部事情をこれでもかと知っている
・販売担当のセールストークに対して快く思っていない
・値引きに対して否定的
・メーカーの好き嫌いが激しい
・面倒なので考えるコストも含めて今回はディーラーで基本サービスはお願いする
・仕事やプライベートで関わりのない販売店であること
一般的な車の買い方や紹介ブログなんかとは全く違うのは心得ております。
私はやり取りを簡潔に行うことを好んでいます。プロフィールにも記載している通り、TESLAやHYUNDAIのようなオンライン完結の販売方式が私の理想です。提示された金額が受け入れ可能ならば購入し、そうでない場合は購入しない、自分の予算に合わせて車を探す。それが私のスタンスです。
値引きなどに関しての考え方
値引きに関しては、安いほうが経済的な負担が軽減されるという事実は確かですが、その値引きはディーラーの予算内で行われるものです。今回の新車購入のケースでいえばこちらから値引きは一切求めていません。実際の注文書では値引きされていますが、担当の方が好意でしてくれたものです。もちろん嬉しいですし、金額の多い少ないに関わらずその配慮には感謝しています。
基本的には個々のお客様による値引きの違いは、引かれていない方が間接的にその差額を補うことになると考えています。私はこれを不公平なサービスと見ており、値引き交渉には否定的なスタンスを取っています。そのため、TESLAやHYUNDAIのように、どの顧客も平等に適用される価格がある点に共感しています。公平さが求められるのは同じ期間に購入する人たちだけであると考えています。
もう一つ、これはメンタルに作用する部分ですが、期待が叶わなかったとき、自分が裏切られたような感じになることは、誰しも経験することです。だからこそ、無理に期待しないように気をつけています。期待を抑えることで、ストレスを避けることができると思っています。本来はない自分の中でこれくらい当たり前だという意識を一切持たずにいると、同じ環境が自分の中で一変します。
そのため、私は車だけでなくバイクについても値引き交渉は行いません。この考えは私の主義の一環であり、正しいか間違いかということではありません。感情的な側面でも、好きなメーカーや販売店が収益を上げ、より良いサービスを提供できるよう願う気持ちも含まれています。スズキには頑張ってもらいたいという気持ちもちょっとあります。
購入後の精神・時間的コストまで含めた考え方
スズキの安心メンテナンスパックについても触れてみましょう。
これまで私はバイクのタイヤ交換やオイル交換、チェーンの取り換え、フロントサスペンションの粘度調整など、自分で行える作業を好んで手がけてきました。車についても、できるだけコストを抑えて手配することを心掛け、予約や下準備、情報収集に費やす時間を考慮に入れると、想像以上に時間と手間を必要とすることが分かりました。これらの作業は趣味の一環として楽しむこともありましたが、生活や家庭環境の変化に一定以上のことに関しては時間をかけるのが難しくなってきました。
今回購入の車両はアイドリングストップ機能が搭載されています。端的に、エンジン停止時はエンジンオイルの循環が止まりますのでオイルの熱が逃げにくくなります。ある程度の熱が入ってしまうとエンジンオイルは本来の性能を発揮できません。オイルには負荷がかかりやすい車両であるため、定期的にオイルを変えることが今までの車より重要だと考えています(私の考えです)。私はちょい乗りメインで起伏も多い地域なのでシビアコンディションになりますので、車両が到着したらマニュアルなどは実際に確認してみます。
そこで、メンテナンス全般をディーラーに一括して依頼することを決めました。これは無駄な時間を節約し、下準備や時間の調整にかかるコストを削減する意味も含めています。上記のサービスは一見すると高額ですが、この回数を定期的に行った場合は割安になりますし、良い状態を文字通りmaintain(維持する)ことにつながります。先のお金を払っておくことで、行かなければ損をする状況になるので結果的に車両には良いですしね。もちろん、そこには店舗のアクセスのしやすさ(店舗が自宅から遠くない重要になってきます。
このパックを選ぶことで、自分の時間を大切にすることができます。また、ディーラー選びも大切です。自分の行きやすい場所やよい雰囲気のディーラーを選ぶことが、信頼性のある関係を築くために重要です。こうした考え方が、スムーズなメンテナンスと良好な関係の構築に役立つと考えています。
口コミや評判を見るときのフィルターのかけ方
口コミを見るときの注意点
- 全体的な評価のバランスを見る: 全体的な評価は大切ですが、極端に高評価や低評価のみに偏っている場合は注意が必要です。バランスのとれた評価が信頼性の高いものと言えます。
- 極端に短い高評価: 短い文章で高評価だけを並べる場合、それがサクラレビューや偽りの口コミである可能性があります。詳細なコメントや体験談を含む評価の方が参考になります。
- 悪評を理由付けて読む: 悪い評価も読んでみることは重要ですが、その評価が特殊なケースや状況に基づくものである可能性を考慮しましょう。特定の要求が過度であったり、状況が異なることがあるかもしれません。
- 評価の大まかな目安として受け止める: 良い口コミも悪い口コミも、それがどの部分に関するものかを分析してみることで、バランスのとれた評価を得ることができます。ただし、他人の評価が必ずしも自分に当てはまるわけではありません。
- 特殊なケースを考慮する: 車種やブランドによってサービスや接客のレベルは異なります。高級車と大衆車のサービスの違いを理解し、自分の価値観に合うサービスを見つける努力が大切です。
口コミや評判を参考にする際、その情報を冷静に分析し、自分の状況や価値観に合った意義深い情報を抽出することが大切です。あくまで一般的な指針としてフィルタリングを行い、最終的な判断は自身の経験や情報収集を元に行うことが賢明です。
第5ステップ:試乗と体験を報告
スズキのメーカー公式HPには車両を購入検討の方向けにまとまったページがあります。このページを参考にすることで、より詳しい情報を得ることができます。詳細はこちらをご覧ください。( 四輪車 お車購入をご検討の方 | スズキ (suzuki.co.jp))
ディーラーに実際に訪れた際、平日であることもあり、予定が合ったため突然の訪問となりました。残念ながら、ワゴンRは売れ筋車種ではないため、試乗車は用意されていませんでした。
ワゴンRスマイル、スペーシアカスタム、ラパン、ジムニーといった感じでちょっぴり残念。今や人気車種ではないのでしかたないか。しかし、せっかくだから何かご試乗されますか?とご提案いただいたので、できればサービス代車でもいいのでワゴンRがあればお願いしました。そうしましたら、なんとスティングレーが走れるとのことで少し試乗をしてきました。ありがとうございます。
試乗は短時間でしたが、実際の運転感や操作性を体験することができました。スティングレーは少し特殊な条件下での試乗でしたが、その経験を通じてワゴンRの基本的な性能や特徴を垣間見ることができました。ディーラースタッフのご提案に感謝し、試乗を通じて色々わかったところもありますので以下に書いていきますね。
超主観的、試乗レポート
最初に断っておきますが、私の意見はかなり主観的であり、合わない方もいるかもしれません。都合最新の高級輸入車も普段たくさん運転する機会に恵まれていますが、それを加味してもほしいと思った車が軽自動車だったのでご理解いただきたく思います。もちろん、無意味な比較などはしていません。自分の感じたことを率直に述べています。では、実際の試乗の内容に入りたいと思います。
まず、感じたこととしては、試乗車にターボエンジンが搭載されていないことが良かったです。運転した前期型スティングレーは福祉車両なので重量が増加していますが、3人での試乗でその影響を更に受けるので、購入車種の重量とパワーの比較がしやすかった点もあります。
試乗車 | 購入車 | |
出力とトルク | 52ps(38kW)/6500rpm 6.1kg・m(60N・m)/4000rpm | 49ps(36kW)/6500rpm 5.9kg・m(58N・m)/4000rpm |
モーター | なし | 2.6ps(1.9kW)/1500rpm 4.1kg・m(40N・m)/100rpm |
まず、乗り込んで驚いたのは広い視界。カタログにも謳われていましたが開放感がかなりのものでした。センターメータは特に気にならず見やすい印象でした。スティングレーはいわば高級バージョンなのですが、プラスチック感がむき出しのものも好きなので特に問題なく。最初に公道へ出る際の段差で足の硬さに気が持っていかれました。そして発進、普通に踏んでみます。
「おー、はやい、思っているより速い」64PSの軽ターボももちろん知っているのですが、普段乗りの出だしを考えれば十二分に速いです。3名乗車での軽い坂道で更に踏み込んでみてもNAらしい相応な加速でした。音は賑やか、車の特性を考えればこんなもんだろうというところです。現代の軽自動車は、素のエンジンでも優れた性能を持っていることが分かります。
普通の右左折や普通のカーブを通過する際の乗り心地を試しましたが、わずかな硬さを感じました。路面の凹凸も同様です。一般的には軽量であることは理解しており、軽快さも実感しています。遠心力が強めにかかる旋回や登坂能力は重量とノンターボゆえの非力さはそれなりに。それでも十分に満足のいく性能だと思います。かつての軽自動車とは比べ物にならない進化を遂げていることを感じました。
走行中に想像していたのはハイブリッドFX-Sの動力性能です。通常、一人での移動が多く、低速でのモーターアシストが頻繁に働くことになります。これはマイルドハイブリッドと呼ばれるもので、数値的に言えばターボエンジンのようなトルクを、モーター固有0発進時の100rpmで発揮します。エンジンのトルクに対して約67%分のトルクが短時間ながらも付加されるため、街中での運転において違和感はほぼないでしょう。試乗と日常の一人乗り状況を考慮すると、重さが100kg以上異なるため、滑らかな加速を期待できます。この点については楽しみであり、期待が膨らみます。
シートの表皮や様々なトリム、アームレストの収納スペース以外では、大きな使い勝手の変化はありません。したがって、試乗時にはあまり内装は見ず、新車納車時の新たな体験をじっくり味わいたいと思いました。ワゴンRはアルトと同じ最小回転半径を持ちつつ、実用的な車内スペースを確保し、小回りの効く性能を持ち、軽量でありながらパワフルで燃費も良い。この選択は間違いなかったと今は感じており、久々にわくわく感が日々増している状態。こうしたポイントについては、実際に車が届いてから確認し、実際の体験してレポートできればと考えております。
第6ステップ:オーダーと契約
選んだオプションや条件を確認し、契約書の作成に進む段階です。私の場合、4型ワゴンRは10月以降に生産開始される予定で、販売店のキャンペーンで割引が適用されるため、該当期間を正式な発注日としました。そのため、この日の書類には申し込み日などの記載はありません。販売担当の提案に従って、割引期間内に注文する流れとなりました。この点について感謝申し上げます。
最後の確認
書類の交換時には、オプションやカラー番号などの品番に誤りや勘違いがないかを一つずつ確認していきます。ここで細かく確認することによりご発注や後のトラブルを防ぎます。お互いのためにもしっかり確認しておきましょう。後で間違えに気がついた場合にも変更は不可能になります。
成約時には、申込金としてこの日にクレジットカードで10,000円を支払い、残金は後日一括で支払うことになりました。納車までの手続きに関する情報をまとめたバインダーには、注文書と申込金の領収書が含まれており、後日必要となる車庫証明の紙も入っていました。私の居住地の都合上、車庫証明が必要なためです。軽自動車の場合、車庫証明が不要な自治体もあるため、お住まいの自治体で確認してみてください。
注意点など
良心的なディーラーの担当者ならば、大抵は問題はないかと思いますが、時折不必要なオプションを強引に勧められることがあるかもしれません。自分にとって本当に必要なものだけを選ぶために、不必要なものは流れに乗せられずにしっかり断ることが大切です。私の担当者の方は非常に誠実で、選択肢を適切に提示してくれただけでなく、無理にプッシュしてこなかったので、好感を持ちました。ディーラーを選ぶ際にセールス担当との関係性も考慮することは重要で、合わない担当者から車を購入することは不愉快な経験につながる可能性があります。
今後の手続きとしては、しばらくの間が空くこともあるかもしれませんが、ディーラーから連絡があった際には住民票を準備する必要があります。車両の準備が整ったら、車両代金を振り込み、詳細情報を受け取ったら任意保険に加入し、最終的に納車となります。保険に関しては、新車の保険を現在のネット保険を利用するか、スズキで相談するか検討中です。保険料には充分な額が必要ですので、慎重に選択肢を検討することが重要です。
控えめに言って、ワクワクしていますね。新しい車を手に入れる喜びや期待感は、購入の過程を通じて成長していく特別な体験です。納車が近づいてくると、ますます楽しみが膨らんでくることでしょう。
まとめ と 次のステップについて
車選びのプロセスを振り返ると、多くの選択肢と検討事項がありました。デザイン、性能、装備、使い勝手、コストなど、要素は多岐にわたりますが、自分の好みやライフスタイルに合ったものを選ぶことがやはり重要でした。思うようにならなかったなど嫌な気持ちに一切ならずに良好な関係で契約するまで行けたこと、試乗で確信し、走行感触や雰囲気を楽しめたので注文までの流れとしては気持ちよく進みました。
これからは新しい車との楽しい日々を迎えるための準備が待っています。準備や手続きには面倒なこともあるかもしれませんが、それらも新しい体験の一部として楽しんでいくことが大切です。新しい車を手に入れる喜びや期待感を胸に、私と同じように購入された方はこの新たなステージを楽しんでください
役立つ情報かどうかはわかりませんが、少なくとも一つの事例として参考にしていただければ幸いです。また、納車までに行ったことや納車後の経験についても後日書く予定ですので、その際にまたご一読いただければ嬉しいです。
それではでは。
予算15万って行ってたのは誰でしたっけ。まさか新車を買うとは夢にも思っていませんでした。
振り返ってみても、現状取り得るベストな選択をできてよかったです。いらないものが何もなく、欲しい物が全てある。とはいっても、過度な期待はせず楽しみにして待っています。納車風景なんかは私は恥ずかしく写真など撮りませんが、機会を見ていろいろ書いていくつもりではいます。その時は、ぜひ。