ワゴンRのディスプレイオーディオ、自分でアップデートしてみた!

「スマホが繋がらない!」「Bluetoothが不安定…」
そんな症状、スズキ純正ディスプレイオーディオのソフトウェアが古いことが原因かもしれません。
この記事では、ワゴンRに搭載された純正ディスプレイオーディオを自分でアップデートした体験をもとに、
- 実際の手順(写真付き)
- 注意点や詰まりポイント
- アップデート後の変化(接続性の改善など)
- 正直な感想と「やるべきかどうか」
まで、ユーザー目線で詳しくまとめています。
時間にして約10分。必要なのはUSBメモリとパソコンだけ!
「なんとなく難しそう」と思っていた人にも、読めばきっと自分でもできる!と思えるはずです。
なぜアップデートしようと思ったのか?

最近、スマホとオーディオの接続が不安定で。音がブチブチ切れたり、そもそも繋がらなかったり…。



れってディスプレイ側の問題じゃなくて?



実は純正ディスプレイオーディオのソフトウェアが古いままだったんだよね。
ワゴンRの内外装レビューも書いていますので、ぜひよんでみてください!




更新前の状態と使っているバージョン


バージョン確認手順は以下のとおりです。
1.エンジンかけたあとディスプレイオーディオの設定を押す。
2.システム情報のソフトウェア更新を押す。
3.63R0.01.01がそれです。モデル番号が63R0、システムバージョンが後ろ4桁の01.01になります。
私のワゴンRに搭載されていたのは以下のバージョン
・63R0.01.01:初期出荷時のリリースバージョン
今回、以下の最新版に更新しました
・63R0.01.03:スマートフォン連携接続性の向上
途中にあった**63R0.01.02(Bluetooth機能の動作性能向上)**はスキップしていますが、最新版では01.02を内包しています。
💡アップデートに使うUSBメモリはこれがおすすめ!


実際のアップデート手順と所要時間


用意したのはPCとUSBメモリだけ。
- 公式サイトから更新ファイルをダウンロード
- USBメモリにコピー
- 車のディスプレイに挿入して指示に従うだけ
作業自体は5分ほど。写真を撮りながらでも10分程度で完了しました。順を追ってみていきましょう!
実際の手順を一緒に見ていこう!
上で確認した自分の車のバージョンをメモしておき、パソコンで公式サイトを開きます。
今回はワゴンRを例に見ていきます。下の公式サイトの受けからシステムの更新をクリックしてください。


先ほどメモしたあなたのバージョンを見てモデル番号を選択します。


私が乗っているワゴンRに搭載されているディスプレイオーディオの場合は63R0でした。ご自身のモデルナンバーを選択してください。


ソフトウェアバージョンとリリースノートを確認します。今回のケースでは主に動作性能や接続性能の向上のようです。繋がらなかったり、途中でおかしくなったりしていたのが改善されるということでしょう。
ダンロードしたファイルをUSBメモリにコピーします。
それでは車のエンジンを掛けてシステムが起動するのを待ちます。


ワゴンRの場合は左下が通信ポートになっています。
差し込むとポップアップすることもあるそうですが、私はでませんでした。
その場合は、バージョンを確認した画面から更新します。


しっかり差し込まれていることを確認し、ソフトウェア更新をタッチしましょう。


バージョンの確認をしてハイをタッチっして待ちます。


USBメモリーから本体へダウンロードしているという意味です。外部と通信しているわけではありません。
USBメモリーにもよりますが、ちょっと長めだなと感じました。
エンジンを切らず待ちましょう。


この画面が出るまで5分経過していました。
ディスプレイオーディをの全機能が停止します。
更新が終わるまでじっと待ちましょう。
アクセサリー電源を切ったり、USBを抜いたりしてはいけません。


周りの画面や時計も全部消えました。ちょっとドキドキしますね。








暗転後再起動がかかりスズキの画面が出ます。
その後にBuletoothで持っていたXiaomi 13T Proが接続されたアラートが出ました。
次の画面でソフトウェア更新が正常にされたと表示。
いいえをタッチしてOKです。


システム情報の方からも確認、ちゃんと01.03になっていました。これで全てOK。
写真撮影しながらだったので10分ほどですが、案外短く感じました。アップデート内容によってはもっと長くなる場合もあるようです。
✅ 注意点
- 自動で再起動後、USBを挿したままだと「再度アップデートしますか?」と表示される。
- 公式にはこの注意が記載されておらず、びっくりする人も多そうです。



それ、ちょっと不親切かも…!
アップデート後の変化と感想


UIや動作速度に変化はありません。バグフィクス的なアップデートなのでこんなもんでしょう。
が、Bluetooth接続の安定性は大幅に向上しました。また、USBケーブルではなくWiFiドングルを使って接続しているのですが、そちらも安定して繋がります(通常で言うところの有線接続扱いです)。地味な変化ですがようやくまともな感じに運用できそうです。



実際どうでした?



いままでは接続できなかったり、途中で切れたり…。それがピタッと直った感じです。


不満・気づき・今後への期待
- 14万円のオプションのわりに、機能追加はゼロなのは少し残念。
- ディーラーの点検ではソフト更新が対象外なので、知らないままの人も多そう。
14万円は高いですが、全方位モニターやカメラを使った安全機能サポート、車両情報(燃費や距離、コネクト昨日との連動など)もあるので一概には言えませんがバグフィクスのみは寂しいですね。
追加機能以外にもAndroid Autoの音量のデフォルトがうるさすぎるので設定を記憶するなど、システム音量が別に制御できたりするといいのですが。ユーザーへの声を拾ってくれる公式へのチャンネルが有ると良いなと思います。
また、点検コー目に入っていないため、ユーザーが自分で気がつかないといけません。高齢のユーザーなどは置いてけぼり感があるでしょう。



高齢の方やPCが苦手な方は、アップデートの存在自体を知らないかも。 ディーラーでの案内や簡易サービスがあると親切かもしれません。
まとめ:アップデートはおすすめ?





接続で困っているなら、ぜひアップデートを。安定性が格段に良くなります。 逆に、何も問題を感じていないなら、無理にやらなくても大丈夫かもしれません。
誰でも簡単にできる内容なので、不安定さに困っている方には強くおすすめです!
ぜひ、お持ちのバージョンを確認してみてくださいね。