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【DIY】5分でできる!節約術:ドアノブ自力交換

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5分でできる節約術:ドアノブ自力交換
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もし、ドアがしっかり閉まらず、バネや取っ手に問題が生じている場合、自分でドアノブの交換を考えてみませんか?この記事では、簡単なDIYとして、ドアノブの交換手順を分かりやすく解説します。

ドアノブとはこの場合レバー部分を指しますので、今回の場合は正確にはラッチと呼ばれる部分になります。ほとんどの人が「ドアノブが壊れたー」となりますので、わかりやすくしました。

具体的な型番の調査から必要な道具、注意点、そして実際の作業過程まをステップバイステップでお伝えします。さらに、かかる費用の詳細や、DIY初心者でも成功できるようにアドバイス。短時間で完了するので、自分でできる節約法として、ぜひチャレンジしてみてください。DIYに成功と経験が、快適な環境を手に入れる第一歩かもしれません。

目次

最初に手順を確認

1.わかる範囲での故障箇所の確認
2.分解して故障範囲を特定
3.部品番号の確認
4.部品の発注
5.部品の交換
5-1.レバーと台座の取り外し
5-2.ラッチ本体の取り外し
5-3.向きを確認して新しいラッチを取り付け
5-4.逆の手順で組み付け

実際の作業時間は慣れているなら5分程度、ゆっくりやっても15分あれば完了できるほど簡単です。
そんなに難しい作業ではないので順にやっていきましょう。レッツDIY!

ドアノブ交換DIY:故障箇所の特定をしよう

まずは故障の原因を特定するのが先決です。特定できれば、どこをどうすればよいのかがわかります。今回の例では部品交換となりましたが、その場所がどこなのかを突き止めるのが第一になりますね。大工さんじゃないからわからないよと思わず、じっくり観察から始めましょう。私達素人の特権は自分の時間で進められることですから。

今回の故障箇所を見てみます

自重でレバーがたれている状態

見ての通りレバー自体の重さで右にぐいっとたれています。記事を読んでいるあなたも御存知の通り、水平になっているのが正常です。バネが弱っているか内部で破損しているか、レバー自体にもグラグラになっていてガタツキがあります。

正常なラッチボルト

飛び出しているこの部分、ラッチボルトといいます。この状態が正常で、しっかり外まで出ています。

こちらはラッチボルトが異常な状態。しっかりとした位置まで出ていないので、受け側の金具(ストライクと呼びます)にうまく引っかかりません。大半の故障がこれで、半開きや閉まらない原因になってしまいます。

あまり知られてはいませんが、ラッチは消耗品です。今回はラッチを交換することでドアを直しますので、部品の型番を調べておきましょう。

この時点でわかったこと
・ドアラッチ部分の故障
・部品交換で修理すること

このあと何をすればよいか
・部品番号を調べる
・部品を手に入れる
・実際に交換作業をする

それでは実際にラッチ部分を調べましょう。ここからは実際にドアを分解していきます。ドアノブ自体の破損もあり得るので、バラしながら確認します。

ドアラッチの確認と修理に必要な工具を準備しよう

一般的なもので事足ります。特殊な工具は必要ありません。一応準備しておいたほうがいいものを含め以下に書いてみます。

交換修理に必要な工具など
・プラスドライバー
・ヘラやマイナスドライバー等
・怪我や汚れ防止用の手袋

特に怪我をする要素はないですが、気をつけて慎重に作業しましょう。手順も簡単なので実際に見ていきます。

ドアノブのパーツを分解しラッチを確認する

ドアレバー付け根部分

どちらかのレバー付け根にはこのような小さなネジがあります。表裏のレバーを固定するためについていますがこれをプラスドライバーで外します。

イモネジを外す

ドライバーサイズですが一般的な家庭でよく使われる2番というサイズになります。

豆知識
プラスドライバーはたいてい1~3番までで事足ります。このうち最も使用頻度が高い一般的なサイズが2番、次に使うのが小さい1番で、めったに使われないサイズが大きい3番になります。

ドアレバーが外れました。

先程のイモネジが溝の内側にめり込んでいくことで、ハサミが広がりレバーが動かなくなるように固定している構造です。

反対側のレバー

反対側のレバーはこれで引っ張るだけで取り出せます。結構単純な構造ですね。ドアノブ自体二歯型はなく、反対側との固定にも問題はありませんでした、やはりラッチ部分で間違いなさそうです。次にレバーの台座部分を取り出しましょう。

今回は変えていませんが、こういう機会に新品にするのもそんなに高くないので十分ありです。気分も変わりますよ。

丸型の台座

マイナスドライバーやヘラなどを浸かって、爪がかかっている部分から台座カバーを外します。写真ではわかりやすいようにそのまま当てていますが、実際は当布や当て木を使ってドアに傷が入らないようにします。テコの原理で簡単に外れます。

カバーの中身

上下があり、左右はプラスのネジで固定されています。このネジを外すことで反対側もポコっと取り外しできます。反対側は特にカバーを外さなくても大丈夫です。

反対側の部分

台座カバーごと外れそのまま持っています。突き出た日本のツノの先端に、先程のプラスネジ2本が固定されます。

ここからラッチ本体がお出まし

ラッチのフロントプレート

『 GIKEN 』と刻まれているのがフロントプレートと呼ばれる部分です。プレートコーナーが角丸になっていますが、直角のタイプもあります。ここで確認するのはフロントプレートは角丸です。この部品によってラッチボルト(出たり入ったりする爪の部分)が回転しないようになっています。

プレートの四隅が丸まっているものと尖っているものがあります、ここは注文の前に要確認です。

ラッチ本体

フロントパネルの下に同じ形で金属が出ているのがラッチ本体です。本体には向きがあり、「上」と刻印があります。フロントプレートが外れているのでラッチボルトが回転。左右どちらの開き方にも対応可能というのがわかります。ひっくり返せば右開きドアになるわけですね。それではいよいよラッチを取り出しましょう。

ラッチ本体を取り出し品番を確認する

ラッチが丸見えに

ラッチボルト(爪の部分)を分解するのかなと思われがちですが、一体パーツなのでラッチごと交換です。ラッチは押し込まれている構造なので、それをズラすだけで取り外しが可能です。

ドライバーなどで押し出す

適当に突っ込んでグイッとやれば写真左側に本体がせり出されてきます。あとは手で引っ張るだけです。よほどのことがない限りすっと軽い力で引き抜けます。

ラッチ本体の写真

これがラッチ本体です。基本的に分解できないような構造になっています。
型番はLT-51です。51はバックセットと呼ばれるもので、ドアの橋から台座の中心までの寸法です。

このラッチは川口技研のLT-51ですが、互換品があるので調べ実際に購入したのは次の商品でした。

ドアノブDIY:調べた部品を購入

取替ラッチ本体

商品名はDR-8ST-51で以下の刻印のものに使用可能です。
・8ST-51□
・8T-51
・LT-51
・BS.51

購入翌日には届きました。宅配便の方、いつもありがとうざいます。2023年9月26日現在の価格で1,264円でした。

パッケージ裏面

説明いらずなくらい丁寧に書かれているので安心ですね。

8ST-51Z 新品

シルバーがキレイです。ラッチボルトの白い部分が特徴的。滑りなどを考慮しているのでしょうか。フロントパネルもガイド?があってガタツキを抑える構造に。

2つ並べてみました。

新旧のバトンタッチ。今までありがとう、新しい方はこれからよろしくお願いします。
見ただけではわかりませんが、バネの強さやグラつき加減が全く違います。それでは早速取り付けていきましょう。

ドアノブ交換作業:新品を逆の手順で取り付け

新しいラッチを取り付け

ラッチをドアのスペースに押し入れます。ラッチには上下がありますので向きを確認して入れていきます。白い部分が気になりますが、作業時に目新しさから目が行くものの出来上がりでは気になりません。

ラッチの上下の向きと、ラッチボルトの向きを確認しましょう

フロントパネルを固定する前に再度間違いがないかを確認します。また、商品裏に書かれていたように、ビスで木のドアに固定するときの木ネジの効きを良くするため、爪楊枝などの破片をネジ穴に入れる場合もあります。

ラッチボルトの向きを確認

この時点ではラッチボルトが回転します。左開きならこの向き、右開きなら回転させて反対側にしておきましょう。フロントパネルを外せばすぐに変更可能なので、間違えて組み付けてしまっても修正は簡単です。

フロントパネルをとりつけ、台座を2本のビスで固定し、レバーを逆の手順で入れてネジで固定すれば完成です。

ドアノブ交換DIY:完成!

無事水平に

完成です、お疲れ様でした。全部を固定し終わるとわかるのですが、ガタツキが一切なくなります。これが一番驚く部分。しっかり感がある、そういえば伝わるでしょうか。

フロントパネルもキレイに

日々確認する場所ではないですが、キレイだと気持ちも上がります。閉まり方も遊びが少なく静かにカタッという感触。無駄に力を入れたりレバーをガチャガチャやることもなくなりました。前は換気扇をつけると開いてきたりして困っていましたので、実に快適です。

戸惑うほどの感触

「こんなにすごいの!?」というくらいに、しっかり感があります。同じくらいヘタっているトイレのラッチも交換を考えてみようかなと思うほど。未だ慣れずに力を入れがちですが、音も静かでスッと閉まるのは快感に近いかもしれません。大袈裟ですが、本当にそんな感じなので交換してよかったなと心から思うDIYでした。

まとめ

最後に、ドアノブの自力交換がどれほど節約と自己信頼を高めるかもちょっとだけ。このDIYを振り返るとタルシエルのブログコンセプト 「足るを知りそこから得る 今までの自分に僅かなプラスを」に合致しています。

  1. 節約の達成感:プロの修理を待つ代わりに、自分で問題を解決できることがいくらかはあります。部品代以外の費用はかからず、予算を節約し、経験値が増え達成感が得られます。これって、次のステップに繋がっていくんです。
  2. DIYの成功体験:ちょっとしたことです、それでも新たなスキルを身につけることで、自己信頼を高められます。これからの小さな挑戦にも前向きに取り組み、小さな自信に繋がります。
  3. 快適な環境の構築:ドアがしっかり閉まり、不具合が解消されることで、日常生活がより快適になりました。大きなことではありませんが、これって環境改善なんです。

この5分でできるドアノブの自力交換は、節約と自己信頼を高め、タルシエルのコンセプトにの通ずる一歩となりました。ほんの小さなことでも新しい事に取り組む勇気を持ち、経験し、少しでも人生にプラスを感じて欲しいです。少し前に進んだ分だけ、人生が開けていくのがわかりますよ。

それではでは。

今回の気づき

ありがちの「もっと早くやっておけば良かった」でした。簡単で安価なのに効果はとても大きい。日々使うものだから、ありがたみも大きく普段のストレスが無くなりました。トイレのドアも怪しくなってきているので、機会をみてやってみる予定です。

プロに頼めば職人さんを拘束する人件費、ガス代含む交通費や部品代に工賃と、予定も組む段取り含めて10,000円弱とかかかってきてもおかしくないですしね。1200円程度で経験値も自信も増えるのでいい事ずくめでした。

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