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【レビュー】Xiaomi 13T Proを半年使ってわかった真実

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目次

はじめに

Xiaomi 13T Pro箱

この記事では、Xiaomi 13T Proと半年間過ごした私の体験をシェアします。市場にはスペックやベンチマークで群を抜くレビューが溢れていますが、ここではもっと身近で実感的な視点からレビューします。特に、カメラのクオリティ、アプリの応答速度、バッテリー持続力など、日常で直接触れる部分に焦点を当てています。

写真にコメントがちょっと多めにつけてありますので、定点観測的なレビューでない観点からのコメントも参考になれば嬉しいです。また、なぜこのモデルに惹かれたのか、実際に使ってみて感じた良い点と気になる点をお話しします。

Xiaomi 13T Proに興味を持ったきっかけ

Xiaomi外観1
サイズ感はやや大きめ

Xiaomi 13T Proに手を出したのは、そのコスパの良さとカメラ性能の評判を知ったから。もともとXiaomiが好きでイヤホンやスマートウォッチ、スマホもいくつか購入して使っています。今までにもいくつかXiaomi関連の記事を書いていますので、よければ御覧ください。

ハイエンドなスマホが溢れる中、Xiaomiの製品はいつも高品質ながら手が届きやすい価格で魅力を放っています。この13T Proが発売されたとき、そのすごいカメラとスペックが、他の同価格帯のスマホとは一線を画していました。そんなわけで実際に購入して、毎日の生活にどれほど役立つのか、どんなメリットがテクノロジー好きや写真愛好家にあるのかをじっくりと掘り下げてみたいと思います。

Xiaomiファンのことをmi ファンといいますが、私はそこそこのmiファンです。

Xiaomi 13T Proの概要

パッケージオープン
Xiaomiの特徴は全部入り

半年経過した程度で見劣りするところは皆無です。とはいえ基本的なスペックだけは書いておきます。特徴的な部分のみ抜粋してあります。

カテゴリ詳細
プロセッサMediaTek Dimensity 9200+ (Arm Cortex-X3, A715, A510)
GPUArm Immortalis-G715
メモリ & ストレージ12GB LPDDR5X RAM + 256GB UFS 4.0
寸法アルパインブルー: 76×162×8.6mm、200g
メドウグリーン/ブラック: 76×162×8.5mm、206g
ディスプレイ6.7インチ 1.5K AMOLED、2712×1220、144Hz
カメラメイン: 5000万画素、F1.9, IMX707
望遠: 5000万画素、F1.9
超広角: 1200万画素、F2.2
フロントカメラ2000万画素、F2.2
バッテリー5000mAh、120W Xiaomi ハイパーチャージ
充電時間19分で1~100% (ブーストモード)
防水防塵IP68
オーディオデュアルスピーカー、Dolby Atmos®
オペレーティングシステムAndroid™ 13 (MIUI 14)
Xiaomi 13T Proの主要スペック

Xiaomi 13T Proは、カメラの性能やバッテリーの使い勝手に特化しており、120Wの有線急速充電機能によって、短時間でバッテリーをフルチャージできます。これは忙しい毎日を送る人々にとって非常に便利です。

144Hzの高リフレッシュレートのディスプレイを搭載しており、動画やゲームが格段に滑らかに楽しめます。

さらに、高い防水防塵性能も備えているため、どんな環境下でも安心して使用することができます。Xiaomi 13T Proはハイエンドスペックを備えつつ、日常生活での使い勝手の良さを追求しているのがわかります。

本国のラインアップ製品名の ” T ”付きはトップハイエンドではなく、お手頃ハイエンドクラスという位置づけです。とはいえ、紛れもなく国内モデルでは最上位クラスなので、そのパフォーマンスに不満が出ることはないと言っていいでしょう。

カメラ機能が充実というと容量も気になるところ、最近のスマホは写真一枚あたりの容量も増加気味ですよね。

私は今のところGoogleドライブの100GBを契約しています。関連記事も以前書いていますので、よろしければご覧ください。場合によっては外付けSSDも安くなっていますので、そちらを検討するのもアリです。

スマートフォンのデザインとビルド品質

ビーガンレザーのモデル
美しくしっとりさわり心地の良いビーガンレザー

Xiaomi 13T Proのデザイン、本当にカッコいいです。どんなシーンにもマッチする洗練された外観が魅力的です。

私の購入したカラーでは背面はビーガンレザーを採用しており、手に持ったときの高級感が心地よいです。しっかりとした安定感がありますが、エッジは滑らかに仕上がっていて、しっとり感覚で持ちやすさも抜群なんですよ。

ビルド品質が非常に高い
安心のビルドクオリティ

Xiaomi 13T Proは高いその組み立て精度も特徴です。全体的にギャップや隙間が少なく、精密な作りなのがみてわかるんですよね。

Xiaomiの品質に対するこだわりが感じられる点は、使うほどにその良さが実感できるはず。デザインだけでなくビルド品質においても同様です。Xiaomi 13T Proは日常使いの満足感をしっかりと提供してくれると感じました。

カバーが付属するのも嬉しい
安価ながらも揃えてくれているXiaomiはさすが

Xiaomiのスマホはカバーが付属してきます。今まで購入したRedmi Note 9SもMi 11 lite 5Gも同じようなTPU素材の透明ケースが入っていました。そうそう、画面にフィルムが貼り付けられているのも特徴なんですよね。買ってすぐに使える、Xiaomiのスマホはそんなユーザーのことまで考えてくれているんですよ。うれしい。

しっかりレンズもカバー
無駄を少なく効果は大きくしてある純正ケース

すべての縁までフルカバーじゃないんですが、使ってみるとしっかり当たりません。コストをなるべく掛けないようにしながらも、そこはさすが純正カバーだなと思えます。

薄めのカバーなんですが、スマホが届いて即安心できる至れり尽くせり感。厚さもさほど変わらないので、気に入ったケースが出るまで使ったり、変色するまで使居続けるのもあり。ユーザーに常に選択肢を増やしてくれるメーカー姿勢に敬意を払いたくなります。

ケースは提供されたものや買ったもの含めて4つほど使ってますが、純正の良さってのはやっぱりあります。

まず純正ケースを使ってみて、汚れてきたり違うものを使ってみたいなと思ったら交換もあり。安くていいケースも登場しています。ハイエンドクラスでも種類も多めなのは嬉しいです。

Xiaomi 13T Proの実際の使用感

Xiaomi 13T Proの実際の使用感

半年間にわたり実際に毎日使っているからこそ見える、3つの大きな使用感をお伝えします。ユーザーである私が感じたまま、なるべくわかりやすく書いています。

数ヶ月後の感想からの変化もあれば、追記しています。特徴であるカメラの使い勝手と私の使い方、作品でない日常に使う写真も作例を交えていますので、参考になると嬉しいです。

普段使いの体験談

使用感

ハイパワーでサクサク

まずはパワーですか、Dimensity 9200+は伊達じゃないです。Xiaomi 13T Proを日常で使ってみて、そのスムーズなパフォーマンスには本当に驚かされました。アプリの起動は即座に行われ、サクサクと動作します。

マルチタスクもこれまでにないほど快適で、複数のアプリを同時に開いても、遅延やハングアップの心配がほとんどありません。今まで使ってきた同じアプリが引っかかりなく動くのはストレスフリーですね。

AnTuTuベンチマークで150万点以上というレビューがたくさん上がっていますが、100万点以上あれば日常で困ることはないんですよね。とにかくノンストレス。気にしなくて良いのは見えない高性能の恩恵です。

12GB+拡張4GBのRAMが効いているからでしょう。カクつきや待ちが発生しないっていうのは快適、「ハイエンドクラスっていうのはこういうことかって」感じた部分です。

HyperOSになったXiaomi 13T Proはカスタマイズや調整が優秀

使いやすくメニューを変更できる
MIUIからHyperOSになったコントロール画面

右上の設定画面からこのメニューに表示できる項目や配列も変更可能です。実にフレキシブル。よく使うものを厳選して配置して、自分が使いやすく変更しています。

それと特筆すべきが自動明るさ調整機能。最初は明るすぎるなあと感じていました。暗いところでも私には眩しい感じで、その都度下げていたんですよね。ところが驚くことに、何日か経過した頃には学習したのか、ちょうどよい明るさに変わっていきました。これは本当に驚きで、「ちょっとストレスかも」なんて思っていたのが一気に解消されました。今では、私にとって丁度よい明るさをキープしてくれています。どこにも書いてないんですが、木のせいじゃないと思うんでうよね。これ、凄いですよ。

怖いほど高速な充電

120Wは伊達じゃない

マキシマムフルブーストで充電するにはリミッターを解除する必要があります。

冗談ではなく本当です。リミッター解除で最高速な充電が実現するということらしいです。

らしいです?そう、私はブーストさせていないんです、デフォルトではリミッターが掛かっているのですが、そのままでも十分すぎるほど速いんですよね。制限状態でも怖いくらい早い、それが120W充電の素直な感想です。

120Wの高速充電

届いて間もない頃の朝、充電し忘れたときのポストが残っていたので貼り付けておきます。

これはデフォルト設定でリミッターがかかったままの状態。それも使用しながらでこのスピードです。猛烈な速さなので怖いくらい、朝充電すればいいやと思えるようになったので、充電忘れに対する不安は今ではなくなりました。

無線充電には非対応なのですが私は不満を持っていません。ある種ギミック的なハイパーな体験は、まるで短時間のショーを観るかのようです。さて、充電しちゃうか!という楽しさを未だに感じています。

充電器は付属
簡素化でペラ紙一枚が多い中、これを考えると価格は安いんですよね

充電器が入っていないスマホも増えている中、ケースと専用ケーブも同梱されているのは立派。単体でも販売されていますが、かなりお高い価格設定なのも性能を体感すれば頷けます。トータルで考えるとXiaomi 13T Proってかなり安いのがわかります。

ポートは1つ

精度は高くポートは1つになっています。赤くなっているので、特別な感じがわかります。なにせ赤いモビルスーツですと通常の3倍なんですから(笑)。

バッテリー保護機能

夜間充電保護機能で安心

とはいえ、夜に充電はしても大丈夫!バッテリー設定で守りながら充電できるようになっています。夜間に充電いてもバッテリー劣化させにくい仕組みがちゃんとあるんですから、そこは安心してください。

バッテリー持続時間に関しても5000mAhもあります。朝から晩まで忙しく動き回る一日を、充電の心配なく過ごせるほどです。

私は実際に使用してみたところ、一日中アクティブに使用しても夜まで十分持ちます。万が一10%を切っていても、帰宅してスグ充電して着替えてトイレに行って、手洗いうがい、そんな間にほぼ不足分の充電完了。それがXiaomi 13T Proの120W充電です。

私はゲームをしませんが、調べ物やXなどを目一杯やっても余裕で残っています。
充電はもう、なんていうか、めちゃくちゃに速いです。
感覚的に15分充電できれば、その日はなんとかなっちゃいますよ♪

Xiaomi 13T Proのカメラ使用感

最近のスマホはカメラ性能もすごいわけでXiaomi 13T Proも例に漏れません。5000万画素のメインカメラは、細部まで鮮明に捉えることができ、日常のシーンでもキレイにしっかり切り取ります。

標準広角レンズは風景写真に最適で、より広い範囲を美しく。超広角と望遠も備えるトリプルレンズで、日常で使う場面でまず困ることはないと断言できます。

今回あらかじめお断りするのは、私の使用実績として夜間スナップ、動画がありません。夜に出かけないので夜景がなく、動画はほぼ撮らないため作例としてありません。室内低照度や暗い環境はありますが夜での撮影とは違う点だけ留意してください。

また動画は素人目に見て十二分に綺麗です。プライベートな動画を少し撮影したていどですが、デフォルトの設定でさえ猛烈に綺麗でした。データ量はそれなりですので扱いには注意が必要なものの、編集などしっかりすればYoutubeの素材としても十分使えるクオリティです。

さて、いきなりですが、私タルシエルのカメラの設定はこんな感じです。MIUIとHyperOSで若干変更があったので比較画像も乗せておきます。

カメラ設定
MIUIのときの設定画面
HyperOSのカメラ設定
HyperOSでのカメラ設定

私は上記のような設定で使っています。設定場所や内容がOSアップデートで変更になっていますが、基本的の同じ感じです。

撮影場所はオフ、SIMフリーオープンマーケット版なのでシャッター音もオフで。デフォルトでは場の空気を損なうほどの音なので、これは個人的に必須ですね。

Xiaomi 13T Proのレンズは背面が3枚構成です。メイン1倍広角レンズがf/1.9 6.92mm 5000万画素、望遠2倍がf/1.9 7.1mm 5000万画素、超広角がf/2.2 1.91mm 1200万画素です。ちなみに、フロントは2000万画素のレンズがついていますが、半年以上経過した今でも両親とのビデオ通話以外は使用してませんので作例はありません。

おっさんの自撮りはレビューに耐えられません。

撮影メニュー
MIUI14
HyperOSの撮影メニュー
HyperOSのメニュー

画面内でクイッと下にスワイプするとこの簡易設定画面が出てきます。アスペクト比は3:4に、撮影時の設定としてはHDRはオートで、グリッド線を表示させその他はデフォルトで使用しています。

特別意識しないでオートで撮るを基本として、ちょっと遊んでみたいときは、そのときにさわってみる、そんな使い方をしています。MIUI14とHyperOSでは設定が右上に移動しただけで基本的に変わりありません。

プロモード

プロモードにするとホワイトバランス、フォーカス、シャッタースピード、ISO感度、露出補正を自分でコントロールできます。もちろん、そのときにフレキシブルに三種類のレンズやフィルターもリアルタイムに適用可能です。なぜか0.6倍、1倍、2倍がそれぞれUW(ウルトラワイド)、1X、T(テレ)と表記が変化していますね。

普通の写真モード

上の画像は試しに家にあった雑誌を画面内に捉えたスクリーンショットです。設定は普通の写真モードでフルオート、広角レンズ1倍。次にドキュメントモードにした場合が下のスクリーンショットです。

ドキュメントモード

おおよそドキュメントを認識しているのがわかります。黄色の枠線が出ているのがそれです。このまま撮影すると、切り抜いて補正した画像が出力されます。

ドキュメント出力

凄いでしょう!いや、凄い!これ、曲がっている右上がなんとなく曲がっていますが、まっすぐをなるべく意識して撮影すると、ほぼ問題ない整形された写真を生成してくれます。

ドキュメント管理に使うのもありじゃないかなと。実際、記録を残しておきたいけれど原本は別にいらない場合は、ドキュメント撮影機能を使用するようになりました。

動作も俊敏で待たされることも一切ないので、Xiaomi 13T Proのパワーが効いているんだなと感じました。

日常の使い勝手という部分で、記録写真以外に最も力を発揮しているのが、実はこの機能だったりします。

本当に優秀なドキュメント撮影機能、持っている人は是非使ってみてください。

日常写真について作例など

個別作例を過去の作例の下に4枚追加しています。

実際にXiaomi 13T Proで撮影した写真を画角について7枚個別作例を16枚ほど紹介します。これらの写真は1枚を除いて、特別な編集はしていません。いわゆるフルオート、上で説明した設定で撮影しています。

画像はアップロード時に圧縮されており、それに伴ってほんの少し色や明るさが変化していました。そのため相対的に観察してコメントしていますので、参考程度に見てください。
また、日常での私の使い方なので、特別な設定などは使用せず標準設定です。パノラマ、50MP(ズームなし)などはハンドリング面からも常用しないのでここでは割愛しています。

日常のさまざまなシーンでどれだけ簡単に美しく細部を捉えることができるか、その一端をご覧ください。気取った一言コメントもそれぞれ書いておきます。普段はNikonのZ6をメインのカメラで使っているので、それっぽいこともいいますが、「タルシエル的な見方はそうなのかー」程度にお願いします。また各画像の下には絞り、シャッタースピード、焦点距離、感度のみ記載しておきます。

・6.92mm メイン1倍レンズ
・7.1mm 望遠2倍レンズ
・1.91mm 超広角0.6倍レンズ

まずは画角についてみていきましょう。各種レンズと一定間隔のデジタルズームについてです。以降の作例含む全てのアスペクト比は3:4でHDRオート、上の方で書いた設定のとおりです。


超広角レンズ0.6倍
ƒ/2.2 1/375 1.91 mm ISO 50

0.6倍超広角1200万画素のレンズです。像は甘く中心部のみそこそこの解像、きつい歪曲収差を力任せに抑え込んでいます。ワープみたいな風に見えなくもない。かなりの範囲が写るため、面白い写真が撮れます。普段めったに使いませんが、残しておきたいなというときには役に立ってくれます。色の再現性はイマイチですが、写せるというのは大きな差だと思える機能です。


メインカメラ1倍
ƒ/1.9 1/174 6.92 mm ISO 50

ギラつく太陽でコントラストも激しいのですが、HDRで帳尻を合わせている感じがします。標準メインレンズは1倍と表示されていますが、かなり広角で、35ミリ判換算で24mm相当の画角です。人をそのまま撮ると顔が大きめになるのはそのためです。周辺の収差や粗さが気になるのは24mmと考えれば納得できるもの。そこが気になる人は次の2倍レンズの方を意識的に選択すると良いでしょう。


望遠2倍レンズ
ƒ/1.9 1/100 7.1 mm ISO 160

しっかり見た目に近く撮影したいなら、この2倍ズームレンズの方を選択するのはマスト。1倍広角レンズからズームして2倍からは望遠レンズに物理的に切り替わります。こちらはかなり歪みがないのと、また色味もちょっと変わります。50mm相当なので標準レンズ画角、見たままに近い収差の少なめな写真になりやすいです。望遠2倍からレンズを完全に分けていることからも、Xiaomiの考えがちょっとみえたり、おもしろいですね。


5倍デジタル

5倍です。ここからはデジタルズームなので詳細は省きます。レンズは2倍の50mmをトリミング拡大処理したデジタルズームです。なので元の画質的には2枚目のものと同一になります。


デジタル10倍

コンデジ画になってきました。今の格安コンデジとか一昔前のモデルはこれくらいのものもありました。


デジタル15倍

15倍デジタルズーム。ここまで来ると普段使うことはないと思います。これとデジタル20倍は、記録として写っていることが重要な場合のみでしょうか。


デジタル20倍

デジタル20倍です。上記と同じ感想ですが、ここまで可能と考えると面白い写真は撮れますよね。あんなところに鳥がいる!とかでもいいですし、認識できることの重要性は20倍でも破綻しないで識別可能っていうのは武器だと感じる部分です。


さてここからは個別の作例に入ります。


作例1
ƒ/1.9 1/1606 6.92 mm ISO 50

晴天で右上から朝の光が強めに差し込んでいて、金柑の木を斜め下から撮影しています。Xiaomi 13T Proだけでなく一般的に中華スマホは彩度が高めになりますが、オートで撮影したもののこれは実際の見た目に近かった一枚。周辺のにじみもありますが、このくらい入り乱れた被写体だと気になりにくいですね。AI補正というか、処理が強いですが嫌な気はしないと感じます。1/1606なんていう凄いシャッタースピードを選択してくるんですね。面白い部分。


作例2
ƒ/1.9 1/876 6.92 mm ISO 50

上の写真と同じ時間ですが、こちらは斜め上から紫陽花の葉を撮影。スマホの傾向としてオートでは絞り解放になることが多いので、こちらもf/1.9。被写体ブレや手ブレを嫌ってかっちりシャープさを一番に考えているのかもしれません。ですから、近接でセンサーが小さくても少し離れるとフォーカスは外れます。葉脈が作り出す凹凸もしっかり写し取り、その陰影がはっきりわかります。緑が飽和気味ですが、黄色みがある程度カバーして助かっている感じ。被写体と画面全体に占める割合によっては青系に転びやすいので、緑や青が多い場合は注意が必要かもしれません。こういった写真ではは周辺部の像の流れが若干気になります。


作例3
ƒ/1.9 1/122 6.92 mm ISO 50

時間はお昼2時半くらい、雨あがりすぐに撮影しています。シャッタースピードは1/122でした。オートでは露出をなるべく一定にしたいのでシャッタースピードはフレキシブルに動いています。予想と違ったのは感度が50と変わらなかったこと、これくらいの光量があれば低感度のままシャッタースピードで調整する設定なんでしょうね。水玉をもっときれいに写したいなら、もっと絞ってほしいかなとも思いますが、スマホの画面で見る程度ならありかもしれません。それをしたいならプロモードを使ってね、そういうことなのでしょう。雨天や曇天では葉色がいい感じに表現されている気がいました。さっと押すだけできれいに撮れるのは。「お、いいな!」と感じる部分です。


作例4
ƒ/1.9 1/2164 6.92 mm ISO 50

強烈な日差しが照りつけるお昼の1時を回ったところ、この日は28度くらいまで上がったと記憶しています。明るい地面を見れば目が眩むほどだったので、それをf/1.9で捉えるなら影の多い被写体でも1/2000を超えてくるのも頷けます。ああ、なるほどだから感度も50のままなんだな、と妙に納得もしたり。さてこの写真、植えられた花々がとてもきれいなのでパチリ。ちょっとしゃがんで縦に構える、スマホのお約束でしょうか。一昔前の高級コンデジに引けを取らない写真も時代だなあと感じます。若干白い花びらが飛んでいますが、上手く抑えてくれるので優秀な画像処理エンジンですね。淡い色もキレイに出力、いやらしさがないのも好みです。偽色もありボケがかなりうるさめですが、パッと見たときに十分じゃないかなと感じました。だって、スマホなんですから。それと、HDRが昔に比べてより調教されているので、普段から積極的にONで使うようになりましたのもお伝えしておきます。


作例5
ƒ/1.9 1/3420 6.92 mm ISO 50

よくある写真、よくある構図。こうして撮影している人もよく見かけます。普通に見て全く問題なし、しっかり写ってます。一方で、絞ってほしいなとも思ったり。角度を考えないとこの程度でもボケてしまいます。さほどボケがキレイでないので周辺がかなりうるさく見えます。スマホで見たら?そうそう、そんなに気になりません。しっかり見ると、気になるかな。周辺画質は暴れ気味なのは、他のメーカースマホ端末も同じですが、いわゆるオールドレンズのそれとも違います。作品みたいなものを意識するなら気になるところでしょうが、それを「これ買ったよ」な写真に求めるものでもないんですよね。あと、肌の色調整はがちょっと強めかもしれません。


作例6
ƒ/1.9 1/1559 6.92 mm ISO 50

徹底的に開放主義、そんな強い意志みたいなものを感じ始めています(笑)。メインレンズ1倍はそこそこの広角なので歪曲するのですが、24mmのそれと見ると趣があります。水平が取れていないのは御愛嬌ということで。奥行き感を過度ではない程度に出してくれるので、他のスマホを使っている人もよく使うのは標準1倍なんじゃないでしょうか。レンズの傾向として中心部分はバッチリ、割と途中から荒れが目立ちます。スッキリした被写体構成では若干気になるものの、これまたスマホ画面では目がいかないんですよね。いいのか悪いのか、そこをわかってXiaomiは制御している感があります。茶色部分もちょっと彩度が高いですが、この傾向も行き過ぎまではいかない、気持ち高め、です。iPhone もやや演出が強いですが、色によっては中華スマホのXiaomi 13T Proはより強くなります。後でギャラリーツールで調整もできるので、彩度を下げるなど忠実側に設定変更すれば嘘っぽさは幾分減らすことは可能。普段は気にせず撮って出し、これはちゃんとしておきたいなって思ったら個別調整してみるのも楽しみ方の一つかもしれません。


作例7
ƒ/1.9 1/50 6.92 mm ISO 250

これ、補正やり過ぎの例でしょう。屋内ということもあり感度が上がりましたが、開放です。ほぼ絞らないんだというのがわかります。しかしながら、ギラつきすぎな彩度設定はいただけません。残しておきたい写真としてなら、後で再度調整は必須な写真の例です。AI設定で料理と判断して彩度が上がることが多い気がします。風景なんかでやりすぎたHDRもよく見ますが、CG的作風としてなら大いにありだと私は思います。アートの一つとして考えれば、カラフルで不思議さももつ風景はいいんじゃないかなって。ただ、このお昼ご飯写真で撮って出しがこの色だと嘘っぽさが強すぎかも、プリセットとして初期設定値をさわれると嬉しいです。概ねスマホはどこのメーカーもこの傾向のチューニングにあります。パッと見てキレイで鮮やか、それもまた一般的には望まれているからなのでしょう。


作例8
ƒ/1.9 1/50 6.92 mm ISO 125

これはX(旧Twitter)にもポストした写真です。実家へ帰省したときのお昼に出てきました。手前が鯵で奥が鰹の刺し身。見て分かる通り、鯵は絶品でプリップリ。今まで食べた鯵の刺身の中で一番美味しかったなあ。入荷したばかりのものが朝一に並ぶそうで母が買ってきてくれ、鰹も臭みがまったくなくこれまた絶品でした。海に育ったものの魚介類や甲殻類が苦手な私、思わず舌鼓を打っていしまうほどの味です。おっと、写真でしたね。室内ですと光量からか感度を上げるようです。とはいえ50から125なので2.5倍程度、標準感度ならシャッタースピードは1/20だったということ。なるべくブレた画像にしたくないんだなと、ここでもチューニングの方向性が見え隠れしました。照りなんかのハイライトも粘り気があって、いいんじゃないでしょうか。ベストは4~5.6くらいまで絞って鰹をももう少し際立てたかったかも。開放1.9で薄いピント面なのに加えて、中心部以外はあれ気味なのでカリッとした像は限られてきますが、ご飯写真を映すのにそこまで気を使うこともないんだし、いいんじゃないかな?と、決して悪いんじゃないオートはよく写っています。だってほら、美味しそうでしょう。


作例9
ƒ/1.9 1/25 6.92 mm ISO 640

かなり暗いデスクトップPCの中身です。まるで無機質に見える都会の高層ビル群のようにも見えます。田舎育ちの私はついぞ、そんな事を言ってしまいがち。都会育ちの方ごめんなさい。直線で構成されたものは、Xiaomi 13T Proは粗が目立ちます。スマホ画面で見る限り気にする必要はありませんが、それでも大きめの画面で見ると気になるかなあ。感度がそこそこ上がり(それでもISO 800まで上がっていない)、1/25でシャッターを切っています。ノイズは多めでこういう絵をしっかりキレイに撮影したいなら、三脚のようなもので固定して基準感度で低速シャッター、つまりはプロモードでってことになります。それでもメタル感は出ているし、悪いってほどでもない。Nikon Z6は無機物に強く冷たい画調ですが、Xiaomi 13T Proは逆に熱をほんのり感じるチューニング。スマホの用途を考えた制御なんでしょう。硬質感を出したいなら、引きで2倍ズーム側で撮影したほうがいいかと思います。開放は同じですから、そのほうが像の乱れを抑えられますよ。


作例10
ƒ/1.9 1/1433 6.92 mm ISO 50

毎度のことながらボケだけが惜しいのです。一方でそれ以外はいいんじゃないというのが第一印象。やはり硬質感、冷たさは少なめで何処かあったかさを感じるチューニングは間違いなさそうです。コンクリートの熱が何となく伝わる、そんな絵を吐き出すんですね。肌の色調が強い調整をもって出力されるのですが、その傾向がここにも垣間見えているんでしょうか。よく見れば同じなのですが、スマホの画面ではそこまで粗が目立ちません。ああよく写っているなあと素直に思えます。


作例11
ƒ/1.91 /1828 6.92 mm ISO 50

圧倒的にメインカメラ1倍レンズ(24mm相当)での撮影が多いことから、基本はこれなんでしょう。24mmらしい歪曲収差も力技で抑えているためか、画面端に従って厳しい画質になっています。それでもコンクリートタイルがそこにある、葉っぱや小石が見え隠れするのがわかります。十二分に綺麗だよと、私は思います。一昔前のスマホはもちろんのこと、この前まで使っていたMi 11 lite 5Gと比べてどうかといいえば、文句なしにXiaomi 13T Proの圧勝です。見た瞬間にクオリティが違います。Xiaomi 13T Proユーザーはもちろんのこと、今から買おうかなあと迷っている人は問題なく満足できることでしょう。


作例12
ƒ/1.9 1/273 6.92 mm ISO 50

グレーの壁に映り込む植物の葉や枝の影が、優しくきれいだったため立ち止まって撮りました。最後の作例のみオートではなく、プロモードで撮影しています。またその後でギャラリーのツールから明るさや各種補正を少々行っています。Xiaomi 13T Proのオートは明るく明瞭に振った特性があるため、見た目より明るめに映る場合がそこそこあります。実際に見たままやトーンを意識したりするときは、プロモードを使うとかなり出力が変わるので楽しく撮影も可能。ゆっくり写真を楽しみたい人にとっても、調整の幅を持たせてくれるのは嬉しい部分です。

これらの写真からもわかるように、Xiaomi 13T Proはカメラ機能が十分に優れています。日々の記録を美しく残す強力なツールとなるでしょう。

2024年9月12日、以下に写真を追加しました。これまで同様に少しコメントを乗せていますので参考にしてください。

作例13
ƒ/1.9 1/865 7.1 mm ISO 50

向こうには自由があるのだろうか。そんな高尚なテーマで撮影したのですが、そのスタイルは気になるからとりあえずスマホでパシャリだったりします。夏の始まり、映える虎模様の柵が印象的でした。やや緑被りしている気がしますが、ブルーも緑も湿気を不思議に感じません。たまたまいい色合いになったのでようが、こうしたハッとするサプライズも写真として成立するところがXiaomi 13T Proのすごいところだと思っています。

HDRも昔のスマホより弱くなった気がします

オート撮影、HDRもオート、フラッシュライトのみ常時OFFが常です。その時の風になびく草、狙った角度の太陽が来た瞬間に持っているスマホは唯一の写真機です。ポケとから取り出して切り取る。照度の高いモニターで確認できる手元のコンピューターは昔では考えられない逆光も映し出してくれます。

作例14
ƒ/1.9 1/40 6.92 mm ISO 500

ポーズを取ってくれたので敬意を評して撮影。ガラス越しですがうまく被写体を収められました。肉眼で見るよりはカメラにとって少し暗めの環境、500まで増感していました。ピント面はしっかり解像、ハイエンドクラスのXiaomi 13T Proはフクロウさんの魅力を台無しにはしません。

作例16
拡大画像

顔の拡大画像です。ここまでしっかり解像しています。アップロードで圧縮させていますので、オリジナルはもっとシャキッと感があります。写真ブログではないのでそこまで追い求めていませんが、横にオリジナルと並べてみるとかなり違うので、ここでの見え方よりも美しい出力だというのは付け加えておきますね。

Xiaomi 13T Proのもつ特別な機能とハイライト

Xiaomi 13T Proはいくつかの注目すべき特別な機能で、競合他社とコストを勘案すると一線を画しています

これらの機能は、日常的な使用感直結。一番感じられるのは充電でしょう。一度経験してしまうと、通常の充電速度では満足できなくなってしまうほど快適です。ほんとに。

Xiaomi 13T Proの差別化ポイント

Xiaomi 13T Proのもつ特別な機能とハイライト
  1. 高速充電技術: Xiaomi 13T Proの120Wハイパーチャージは、市場における最速の充電技術の一つです。わずか19分で0から100%まで充電できるため、忙しい朝でも短時間でスマートフォンを完全に充電することができます。
  2. 高度なカメラシステム: このデバイスは、5000万画素の主要カメラをはじめ、多機能なカメラシステムを搭載しています。低照度環境でも明るくクリアな写真を撮影可能にし、写真を楽しむユーザーにとっても満足行くことでしょう。
  3. 没入感のあるディスプレイ体験: 1.5Kの解像度を持つAMOLEDディスプレイは、最大144Hzのリフレッシュレートでスムーズなスクロールと動画視聴が可能です。これにより、ゲームや動画の体験が格段に向上します。きれいな写真をキレイに見る事ができるのもXiaomi 13T Proの特徴の一つです。

国内版ではおサイフケータイなど主要な機能はほぼ搭載されています。無線充電が搭載されていないくらいでしょうか。120W充電があるのでそこを気にしたことがないので、どうしても無線がいいという人でなければきっと満足するでしょう。

おサイフケータイ、私は結局使わないのですが、使う人にとってはあるのは嬉しいです。

ソフトウェアの使用感とカスタマイズ性

Xiaomi 13T Proは、MIUI 14というOSから最新のHyperOS4にアップグレードしました。Xiaomi 13TProもHyperOSにアップデート!2024年7月17日(水)からスタート! (tarciel.com)

MIUIはそのカスタマイズ性の高さで知られており、ユーザーは自分のニーズに合わせて多くの設定を調整することができます。ホームスクリーンのカスタマイズ、ジェスチャーナビゲーションの設定、さまざまなテーマやアイコンパックの適用が可能で、個々の使用スタイルに合わせてデバイスを変更可能です。

また、Xiaomiはソフトウェア面でも常に最新の技術を取り入れ、セキュリティアップデートや機能強化を定期的に提供しています。この頻度は割と高く、ユーザーはより安全で快適なスマートフォンライフを享受できるようになっています。

当初不具合があったもののすぐにパッチが提供され解決されています。以前に記事を書いていますので御覧ください。

これらの特徴は、Xiaomi 13T Proをただのスマホではなく、日常生活においてあるのが当たり前なパートナーの域まで押上げていると感じました。使っていてなんですが、本当にいいです。

HyperOSは日本未発売の車両であるXiaomi SU7(SU7 | (xiaomiev.com))やXiaomiのエコシステム構築のコアになっているように感じます。今後はどんどん広がっていくようなので、HyperOS自体も進化していくんでしょうね。

褒めまくってばかりいますが、もちろんデメリットも然あります。

Xiaomi 13T Proの潜在的な欠点

デメリット
  • 重量感と大きさ: アルパインブルーが200g、メドウグリーン/ブラックが206gと、一部のユーザーにとっては少し重たく感じるかもしれません。この重量は、長時間の使用において手の疲れを引き起こす可能性があります。
  • MIUIのカスタマイズ性が複雑: MIUI 14は高度なカスタマイズが可能ですが、設定オプションが多岐にわたるため、初心者にはやや複雑に感じられることがあります。特に、多数のカスタマイズ機能が新しいユーザーを圧倒する可能性があります。
  • 国や地域による機能制限: Leicaチューニングが使えないなど地域によっては利用できない機能があります。これは、国際的に使用する場合に、一部の機能が制限されることを意味します。また、ソフトバンク版とオープンマーケット版では一部仕様が異なります。

重量感と大きさ

重量は致し方ない部分です。また大きさもあるため、手が小さい人は敬遠する要因です。私はRedmi Note 9Sを使っていたので全く困ることなく使えますが、小さめの端末が好みだとこの大きさはネックになります。

最近は両手で使う人も増えているので、カバンに普段入れておくスタイルならこの辺はクリアできそうです。また、片手用の設定もあるので、いろいろ設定してみるといいでしょう。

HyperOSの広範囲にカスタマイズできるゆえの戸惑い

HyperOS(旧MIUI)についてですが、私は慣れているため気になりません。以前までの端末に比べXiaomi 13T Proになって一度も不具合がありません。

アンドロイダーな私にとって、初期設定はiOSのような画面構成になっていて使いにくく感じました。

これは細かなカスタマイズによって自分好みに変更可能で、今は非常に快適に使えています。実は慣れていないユーザーにとってこの初期設定は扱いにくいという人も多く、さらにはこの複雑で多岐にわたる設定が難しく感じる人も中にはいるようです。

国や地域による機能制限

Leicaチューニングが欲しかったため、そこは残念でした。カメラ機能は同一のようなので、調整で可能、プリセットがあるかどうかでしょうが、純正で備わってほしかった部分です。また、ソフトバンク版ではシャッター音を消せないようで、その辺は大きすぎる音が雰囲気を壊す懸念から気になります。私はそういう規制が嫌いなので、オープンマーケット版を購入しています。

主にこれくらいでしょうか。これらを含めてデメリットになりうる部分は以下になります。

・大きさと重さ
・MIUIの癖(カスタマイズ可能もかなり複雑で多岐にわたる)
・地域による機能制限
・無線充電非対応
・ソフトバンク版ではデュアルアプリ、セカンドスペース、シャッターの消音ができません
・一部レンズが曇る事例報告されています。常に持ち歩いていましたがそういった事は起こっていません。

個人的にはデメリットではない部分がほとんどなので、ここは人によるところが大きそうです。

オープンマーケット版の場合シャッター音の消音について、設定→追加設定→地域を日本以外に設定することで選択可能なオプションになります。

Xiaomi 13T Proの購入を考えるべきか?

購入を考えるべきか

Xiaomi 13T Proは、多くの高性能機能を持つハイエンドスマートフォンです。公式の希望小売価格は10万円ほどですし、そう安くはありません。

オープンマーケット版での乗り換え最安値では2024年5月現在で7万円ちょっというところ。Xiaomi 13T がauで65,000円ですから価格としてもミドルクラスでありながらハイエンドというXiaomi 13T Pro の位置づけは絶妙なのではないかと感じています。

購入を考えてみてはと思う人はこんな方

1. Xiaomiやハイエンドスマートフォンに興味がある人: Xiaomi 13T Proは、最先端の技術と優れた性能を手頃な価格で提供しています。MediaTek Dimensity 9200+ チップセット、144Hzのリフレッシュレートを持つ高解像度ディスプレイなど、最新のスペックを求めるユーザーには魅力的な選択肢です。

2. ガジェットファン: ガジェット愛好家にとって、このスマートフォンは多機能でありながらも、使いやすさを保っています。高性能カメラや長時間のバッテリー寿命は、テクノロジーを追求する方々にとって大きな魅力。おまけに同スペックの中では抜きん出て安価、コストパフォーマンスも光ります。

3. カメラや写真愛好家: 5000万画素のメインカメラと豊富な写真撮影機能は、カメラや写真愛好家にとって大きなプラス点です。低光量での撮影能力や専門的な写真モードは、クリエイティブな写真撮影を楽しみたいユーザーに適しています。フィルターや調整幅も広く、写真を楽しみたいユーザーにとってもおすすめしたいですね。

4.超高速充電が欲しい人120Wは冗談抜きで速いです。身支度している間、ご飯食べている間、なんならトイレに行っている間に10%以上充電されるほど速いんです。これを体感するだけでも価値ありです。

一方でおすすめしないわけではないですが、以下のような方は別の端末の検討もいいかと思います。

1. 少し遅くても使えればいい人:誰もがハイパフォーマンスを求めているわけではありません。写真が写せてメールやネットができる。SNSも見られるしそんなにずっと使うわけじゃないしなんて人にはオーバースペックです。そこそこ動く端末は他にもあります。でも、一度触ってしまうと後戻りできないかも。

2. 絶対的に安いスマホが欲しい人: 価格が一番重要という人は多いです。やはりコストは大事、2万円台でもちゃんとしたスマホはありますし、ちょっとしたパズルゲーム程度しかやらないなら十分使えます。コスパがいいと言っても4~5倍の価格差は小さくありません。

3. 小さくて軽くなきゃ嫌な人: Mi 11 lite 5Gを使っていたのでわかります。小さくて軽いは正義です。残念ながらXiaomi 13T Proは大きくて重いスマホになってしまうので、小型軽量を求める人には合わないかもしれません。

4.無線充電が必須な人:超高速ではないのですが、置くだけ充電は対極の楽さがあります。Xiaomi 13T Proは無線充電に対応していないので、これは仕方ない部分ですね。

私はXiaomiが好きなので贔屓目もあります。それは正直なところです。ただ、大きさと価格が許容できるなら、間違いなくおすすめできますよ。

コストパフォーマンスと選択肢について

コスパ

より高速なチップを積んだスマホも日本市場でいくつかあります。カメラ機能に優れたものもあるんです。ただ、どれもXiaomi 13T Proより遥かに高額です。どれだけこのモデルが割安かは使った人なら納得できるでしょう。

もともとXiaomiはコスパに優れた商品展開で有名です。先に発表されたEVであるSU7も違うカテゴリーながら超絶コスパで世界をあっと驚かせました。Xiaomi 13T Proはというと、やはり同じ性能カテゴリーでは価格破壊的に安いと感じます。そう、コストパフォーマンスが良いんです。

Xiaomi 13T Pro購入を迷っている人へアドバイス

アドバイス

Xiaomi 13T Proの購入を考える際は、その先進的な機能、高性能カメラ、迅速な充電技術、そして優れたディスプレイの品質を総合的に評価することが重要です。特に価格に敏感なユーザーでも、このデバイスは非常に魅力的な選択肢となるはずです。競合他社のデバイスと比較検討し、自身の使用目的に最も合致するスマートフォンを選択することをお勧めします。

一方で、今現在Xiaomi 13T、Xiaomi 12T Proを使っているユーザーの人は買い替える必要はないと考えます。もちろん良くなっている部分は多岐にわたるのですが、主な理由は13Tなら変化の度合いが負荷をかけなければ少ないこと、12T Proでも日常使いですでに十分ハイパフォーマンスであることです。

そう、両方すでに十二分にパワーが有るスマホなんです。

私のようにMi 11 liteからの買い替えですと圧倒的変化を感じることができます。1世代前のハイエンドクラスを持っている人にとっては、実質そんなに体感は変わらないというのが本当のところです。12T PRoも十分高性能なんですから。

ミドルクラスなら間違いなく、ハイエンドなら2世代以上前のモデルから買い替えなら、その変化に驚くこと間違いなしです。

Xiaomi 13T Pro実際に使ったレビューのまとめ

まとめ

Xiaomi 13T Proは、その抜群の性能とコスパで、ガジェット好きやカメラファンには特におすすめのスマートフォンです。速い充電、素晴らしいカメラ、サクサク動くディスプレイは、日々の使い心地をぐっと快適にしてくれます。

半年以上使い続け、毎日Xやインターネットで調べ物に使いまくっています。

今まで使ってきた中で最高のスマホ、それがXiaomi 13T Proです。

この記事では、Xiaomi 13T Proの魅力を具体的な使用感から掘り下げ、実際に使ってみて感じた良い点と気になる点をお伝えしました。デバイスの際立った特長といくつかのデメリットも包み隠さずにご紹介し、購入を考える際の参考にしてもらえればと思います。

私が他メーカーに移るのはよほど理由があるときだけかな。Xiaomiはいいですよ♪

ここまで読んでくれた方へ

新しいスマホを探しているなら、Xiaomi 13T Proを検討リストに加えてみてはどうでしょうか。ただし、スマートフォン選びは個々のニーズや予算が大きく影響するので、自分にとって本当に必要な機能を持つモデルを選ぶことが大切です。

最終的には、使い勝手、機能性、価格のバランスを見極めることが、満足いく選択をするためのカギです。

ぜひこのレビューがあなたにピッタリのスマートフォンを見つける手助けになれば幸いです。あなたに合ったスマホで、もっと快適なデジタルライフを楽しんでくださいね。

それではでは。

今回の気付き

数半年以上メインスマホとして使用し、今後も使い続けるXiaomi 13T Proについて、改めて考えると、良い点がたくさん見えてきます。同時に、他の著名なレビュアーが推奨する機能が、私にとっては全く必要のない機能であることもあります。日常使用では不満はありませんし、よく見るとまだ発見されていない便利な機能があるかもしれません。長期間使用した後、その時の設定を含め、再度詳細をお伝えできればと考えています。

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