【DIY】ダメージケーブルを復活!グルーガンで簡単修復術

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あなたが普段使っているUSBケーブル、被覆が割れてしまってはいませんか?もしそうなら、この簡単で効果的な修復方法をお試しください。

DIYと聞いて敬遠してしまうかもしれませんが、心配は不要です。手軽に使えるグルーガンを使用して、ケーブルの裂け目や被覆の損傷を簡単に修復する方法をご紹介します。本記事では、経済的で効果的なこの方法を、実際の写真を交えて解説します。これを読めば、あなたも今日からケーブル修理ができるようになりますよ。

ちょっとしたDIY・生活系の記事も書いています。よろしければ御覧ください。

目次

ケーブルの被覆補修にグルーガンは使える?

皆さんが普段使っているスマートフォン、AndroidやiPhone、まだまだ有線のUSBケーブルを使う場面は多いですよね。でも長く使うと、ケーブルの被覆が割れたり、破れたりしてくることがあります。
放置すると見た目が悪いだけでなく、接続が不安定になったり、最悪の場合は断線してしまうことも

そんなとき、役立つのがグルーガン!DIY初心者でも簡単に使える便利アイテムで、ケーブルの破損を簡単に補修できます。この記事では、グルーガンの使い方から注意点まで、実体験を交えて詳しく解説します。

こんな人におすすめ

  • 新しいケーブルを買う前に直したい人
  • 初めてでも簡単な修理に挑戦したい人
  • コストを抑えて長持ちさせたい人

*ご注意と免責*
電気の線を修理するという内容のため、十分な安全対策を講じた上で行ってください。修理作業においては、自己責任で行う必要があります。事故や損害、責任については、ご自身の判断と責任でお願いします。作業前には必ず注意事項を確認し、適切な保護具の着用や作業スペースの整備を行ってください。また、初めての場合や不安がある場合は、専門家の助言や指導を受けることをおすすめします。あなた自身の安全を最優先にし、慎重に作業を進めてください。

補修に必要なもの【準備リスト】

・グルーガン本体
・グルースティック
・必要なら絶縁テープ
・安全な作業台や机

ちなみに、グルーガンではないですが工具を使った作業に不安がある方は、こちらの【ジクサー250にUSB電源とスマホホルダーを取り付けたDIY記事】も参考になります。手順を追いながら作業すれば、意外と簡単にできることがわかりますよ。

グルーガンってなに?

グルーガンってなに?
グルーガンの画像

グルーガンは、グルースティックと呼ばれる棒状のホットメルト接着剤を、銃の形をした工具にセットし、熱で溶かして使います。冷えるとすぐに固まるため、素早い補修が可能です。主成分は石油樹脂やエチレン酢酸ビニル樹脂で、電気工作にも使える絶縁性があります。ただし、発泡スチロールのような熱に弱い素材には不向きなので注意が必要です。

100円ショップでも手軽に入手でき、ハンドクラフトや家具補修、ホビーなど幅広い用途で大活躍。安価なのに頼もしいDIYツールです。

成分石油樹脂やエチレン酢酸ビニル樹脂の合成樹脂が多い
特徴熱可塑性、熱によって溶けて冷えて固まる
水に溶けない
素材が水で劣化して剥がれる場合がある
絶縁性絶縁性があり電気工作にも使われる
接着面ツルツルの素材には接着しにくい
熱に弱い素材(発泡スチロールなど)、水に弱い素材も適さない
耐熱性60℃~80℃前後まで。高温状態では溶けてしまう
グルーの特徴など
グルースティックの画像

このような棒状のグルースティックを鉄砲の弾のようにセットして押し出して使うのがグルーガンです。グルーガンの用途としては今回紹介するケーブル修理以外にもいろいろ使えます。

・ハンドクラフト
・家具の修理や補修
・模型やジュエリーなどホビークラフト
・DIY全般

材質に向き不向きはあるものの、用途は多彩で使い勝手も良い手軽な接着ツールです。

グルーガンでケーブルを補修する手順

修理のステップ

作業前の注意点【感電・やけどリスク】

  • ケーブルの電源は必ずオフにする
  • グルーガンの先端は非常に高温になるので、作業中は手袋を使うと安心
  • 熱に弱い素材の上では作業しない(例:畳、ビニールシート)

実践手順を写真で解説

  1. 補修するケーブルの破損部分を軽く拭き、ホコリを取り除く
汚れなどは拭き取っておきましょう!

2.グルーガンを予熱する(だいたい3〜5分)

電源ONで予熱します。

3.グルースティックを装填し、破損部分にグルーを少しずつ塗布

ちょっとずつ行きましょう

4.グルーが冷えるまで(数分間)触らずに放置

暑いから注意しましょう!

5.固まったら、軽く押して強度を確認

冷えてくるとある程度成形も可能なので、グニッ通してやると収まりが良くなりますよ!

絶縁性もあるのでこれでもちろんOK !
もう一つ簡単に見栄えを良くするなら、絶縁テープを巻くのもありです。

見栄えが結構変わります。

見栄えが結構変わりますから、簡単なのでオススメです。

手順は以上ですが、別の箇所パターンで以前に補修したのも載せておきますので、続けてご覧ください。

被覆が破れたUSBケーブルの画像

このケーブル、見つけたときはまだ断線していない状態でした。やや太めであり、それはXiaomiの33W充電アダプターに付属する高速充電ケーブルだからです。
おっと、ご心配なく、このケーブルもグルーガンでしっかりと修復できます。

電気の線を扱うため、多少の不安を感じる方もいるかもしれませんが、ご安心ください。グルーには優れた絶縁性があります。ただし、過充電や異常発熱が起こりやすい状況では、高温になりすぎないよう注意が必要ですが、基本的には問題なく使用できるため、安心して修復作業を進めていただけます。

発見すると割りと焦りますよね、電気が通っているところなので……怖いですね。普段から断線に強いケーブルを買うのもありです。

ケーブル被覆の拡大画像


拡大して見ると、被覆が破れた感じがします。このまま放置すると間違いなく切れてしまうでしょう。ケーブルが緊張するところなので、特にこういう部分はダメージを受けやすいのです。

修理の方法は簡単です。壊れた部分をまっすぐに整え、グルーで上からしっかり覆いましょう。それだけで修理完了です。意外と簡単でしょう?

思っていたより簡単ですね!

グルーガンで直した画像
直したケーブル

実際の見た目は写真ほど気にならないものです。強度も十分に確保されており、問題ありません。充電中に触っても、ほとんど熱を感じませんでした。

また、家にあったLightningケーブルも基部が危うかったので、同様に修理しました。これもしっかりと固定されており、問題ありません。見た目を完全に美しく仕上げるのは難しいですが、簡単に補修することは誰でも可能です。断線する前に見つけたら、早めに修理しておくと余計な出費も抑えられるでしょう。

補修後の使用感と耐久性レビュー

実際に1か月使ってみた感想

グルーガンで補修したケーブルは、1か月ほど毎日使用しても問題なく使えました。充電中も前と比べて特に熱を持たず、接続の安定性も確保されており、実用性は十分です。見た目は多少膨らみがありますが、使用中に気になることはほとんどありません。

断線の補修ではないので、その点は留意ください。

気づいたデメリット・改善点

唯一気になった点は、補修部分の見た目が完璧ではないことです。表面が少しデコボコし、透明のグルーが目立つ場合もあります。

また、補修後すぐの使用は避け、完全に冷めてから使用を開始するのがベストです。見た目にこだわる人は、絶縁テープを上から巻くとよりスッキリした仕上がりになります。

グルーガン補修のように、ちょっとした道具で直せるものは意外と多いです。たとえば【ワイパーゴムの交換】も、安く簡単にできるDIYの代表格。こちらもチェックしてみてくださいね。

他の補修方法も知っておこう

はんだ付け修理

はんだごてを使って断線部分を修理する方法です。電気的な接続を復活させるのに有効ですが、初心者にはハードルが高めで、熱による損傷リスクもあります。

ヒートシュリンクチューブや絶縁テープの活用

断線箇所にヒートシュリンクチューブをかぶせてから加熱して収縮させる方法や、絶縁テープでぐるぐる巻いて固定する方法もあります。これらは見た目が整いやすく、グルーガンとの併用で補強効果を高めることも可能です。

おすすめのグルーガン&補修グッズ紹介

DIY初心者向けグルーガン

手頃な価格で使いやすいモデルがおすすめ。Tilswall グルーガン 60本スティック入りもスティックセットなので最初に買うのに良いでしょう。

予備スティック・絶縁テープ・ヒートシュリンクおすすめ

予備のグルースティックは多めに用意しておくと安心。絶縁テープやヒートシュリンクチューブもセットで揃えると、補修の幅が広がります。

ヒートシュリンクチューブは熱収縮チューブともいいます。

ケーブル修理における絶縁テープ

ケーブル修理と絶縁テープの違いについても触れておきます。グルーガンを使った場合、断線した箇所にグルースティックを塗り、接着剤を溶かして固定します。これが今回紹介した方法です。

一方、絶縁テープを使う場合は、断線した箇所をテープで巻いて電気が通らないようにします。ケーブルの場合はただ巻くだけですが、根本のような巻きにくい箇所も出てくることがあります。

絶縁テープの種類

上記の2種が最も一般的ですが、状況に応じてグルーガンと組み合わせて使うことがいいでしょう。

まとめ|グルーガン補修でケーブルを長持ちさせよう

USBケーブルの画像

グルーガンを使ったケーブルの補修は、手軽さとコスパの良さが大きな魅力です。初心者でも簡単に挑戦でき、断線を未然に防ぐことができるので、家に1本あると非常に便利です。今回ご紹介した手順や注意点を参考に、ぜひ身近なケーブルのメンテナンスに挑戦してみてくださいね。

見た目にこだわる場合はグルーガン補修後に絶縁テープを巻くのもおすすめです。また、予備のグルースティックやヒートシュリンクチューブを用意しておくと、いざというときの修理がさらにスムーズになります。

ぜひ今回の記事を参考に、あなたのケーブルを長持ちさせて、無駄な出費を防ぎましょう!

それではでは。

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