Xiaomiから本国でSmart Band 9(Xiaomi Smart Band 9(シャオミ スマートバンド9)が発表、日本登場まで楽しみに待て! | タルシエル (tarciel.com))が発売されました。日本での発売はまだですがいずれ発表されると思います。9が出てくれば実売価格面からも7と8の見え方は揺らぎますよね。
シャオミスマートバンド7と8との違いはなんでしょうか。商品やサービスの基本は新しいほうが優れています。では、Xiaomi Smart Band 8はどうでしょうか。7を持っている人は買い替えるべき?そんな悩みを持つあなたへ、Xiaomi Smart Band 7との違いやポイントを掘り下げてみました。
また、最新機種であるSmartBand 9も登場、自分にどれがあっているか迷っている方はチェックしてみてください。


・7を使っていて不具合なく困っていない → 壊れるまで使いましょう
・最新機能最新性能を満喫したい→8を買いましょう!
・初めてのスマートウォッチを→7でも8でもOK
・6からの替えバンド資産がある→活用したいなら7で、別にいいなら8
タルシエルのブログコンセプトとして「足るを知りそこから得る 今までの自分に僅かなプラスを」を掲げています。ちょうどいい自己向上への一歩を考えれば無駄は省いて必要なものをプラスしましょう。
Smart Band 7と8の違いを見てみよう

一番わかり易い仕様の部分から見てみましょう、似ているようでちょっと違いますよ。
公式の仕様から違いを見てみるよ
公式の仕様ページは表記揺れがあって分かりにくかったりします。TPUと熱可塑性ポリウレタンなど。ある程度は均して表にしました。
仕様 | Smartband8 | Smart Band 7 | 備考 |
---|---|---|---|
サイズ | 48 mm × 22.5 mm × 10.99 mm, 27 g | 46.5 mm × 20.7 mm × 12.25 mm, 13.5 g | 8は少し大きい |
バンドストラップ | 135 mm~210 mm, TPU | 160 ~ 224 mm, TPU | 機構が全く異なります |
ディスプレイ | 1.62インチ 有機EL, 192 × 490 ピクセル, 最大 600 nit | 1.62インチ 有機EL, 192 × 490 ピクセル, 最大 500 nit | 8は100nit明るい |
ケース素材 | 2.5D 強化ガラスケース | 強化ガラス | |
センサー | 高精度6軸、PPG心拍、環境光 | 高精度6軸、PPG心拍、低消費電力の3軸加速度計と3軸ジャイロ | 8のほうが当然ついているとは思いますがどうなんでしょう |
バッテリー容量 | 190 mAh, 最大16日間 | 180 mAh, 14日間以上 | バッテリーは多くなりました |
防水性能 | 5ATM | 5ATM | |
アプリ | Mi Fitness | Mi Fitness | |
Bluetooth | 5.1 BLE | 5.2 BLE | |
対応OS | Android 6.0/iOS 12.0 以降 | Android 6.0 以降、iOS 10 以降 |
使用上は進化ではあるものの書いていない項目もあり、公式仕様での差はわかりにくい。同じフォーマットにするほうが親切かも。

機能面から見るSmart Band 7とSmart Band 8との違い
ここが一番大きい違い。ハードウェア機能とソフトウェア機能、その両面を見ていきます。まずは目立ったハード面からいきましょう。
改良されたクイックリリース機能

この写真はRedmi Smart Band Pro、ストラップ部分を見てください。これはクイックリリース呼ばれ、爪の部分を押すことで簡単につけ外しができる機構です。この発展型がXiaomi Smart Band 8に搭載されています。
最大の違いはSmart Band 7までは本体をくり抜かれたオーバル型の穴にはめ込むタイプのストラップでしたが、SmartBand 8のクイックリリース機能はパチンと差込む方式になっています。
Redmi Smart Band Proの凸型に対し、Xiaomi Smart Band 8では凹型の本体になっています、ストラップ側が凸型ですね。Redmi Smart Band Proの凸型の欠点は樹脂製の突起による劣化破損でした。強度的に弱かったんですね。私のものも片方が破損しました。本体側が破損することでストラップをつけられなくなってしまうのです。これは致命的でした。
Xiaomi Smart Band 8ではちゃんとネガが潰され、金属製に見える受け金具と突起によって強度も確保されているようです。接合部分が強化され破損しにくくなっている上に、本体側が折れるという心配もありません。きっちり対策したクイックリリース機能だと感じました。
このクイックリリースという構造から、ランニングクリップも別途購入して使用できるようになっています。
ただしSmart Band 7までのストラップは使えない

今までSmart Band シリーズを使ってきた人にとって、資産とも言えるストラップ群。7ではほんの少し細部が違うものの実質6のものも使えました。私もこの写真の他にいくつかまだあるのですが、それらはクイックリリース機構を搭載したXiaomi Smart Band 8では使えません。
過去の6・7シリーズの資産を多く持っている人はそこが無駄になってしまう
安価なものをたくさん買って、何日かに一度気分転換に変えて使っていました。7用のバンドがたくさんある人はちょっと無駄になってしまいます。その意味ではXiaomi Smart Band 6や7を使っていてまだ壊れていないよ、問題ないよという人は買い替える必要はありません。壊れたら8かなとうくらいの気持ち十分です。
デザインがポイント、本体も二色!ストラップは個性が光る

画像はグローバルサイトのものですが、基本的には同じです。クイックリリース機構のため接続部分からデザインが可能になっている点は大きいです。公式サイト(Xiaomi Smart Band 8 – Xiaomi Japan)でデザイン部分に関して大きく扱っていることからも、目玉の一つがこのポイントです。
チープ感というと日本語の語感としてはあまり良い印象はないので使いたくないのですが、別の言い方をするとSmartBand 7までは高級感はありませんでした。8になって一気に高級感があるのは実物を見ればすぐに分かることでしょう。

光る個性を楽しみたいならXiaomi Smart Band 8をチョイスですね。
実際にチェーン型、今までのようなTPUタイプ、ビーガンレザーやファブリックなど多様なデザインが提案されサードパーティー製品の充実も期待できます。さらにはペンダント型もあります。今回からは本体も質感が向上した2色と好みによって選択肢が広がり、今までにないデザインを楽しめるのがXiaomi Smart Band 8となります。
それでは、ハード的な部分もみていきましょう。
ディスプレイの扱いやすさと見やすさが向上
60Hzのリフレッシュレートになりヌルヌル感が増しています。よりストレスのない動作が可能になったわけですね。Xiaomi Smart Band 7を使っていますが、Xiaomi Smart Band 6に比べてスルスル動く感じはします。それよりもストレスが無くなるので使用感は上々。ちなみにRedmi Smart Band Proはかなりサクサク動作するので、それと同等くらいのイメージを持っています。
ゲームやエンタメ系のウォッチフェイス(いわゆる壁紙)もクローズアップされていますが、ある一定上のサクサク感が伴ったからこその機能と言えそうです。このことからも、普段遣いのレスポンスはかなり期待できると言っていいでしょう。
ランニング特化モードを搭載


本国仕様からこれは日本に搭載されるのだろうかと考えていた機能です。立て続けにグローバル版と日本版が発表発売されましたが、ほぼ同時で日本にも力を入れてくれるのがわかります。
専用のアタッチメントを別途購入しシューズに取り付け、グローバル版の説明でSwitch to [pebble mode]とあるようにランニングを監修してくれる特化モードを活用できます。
これはランニングだけでなく、ウォーキング、サイクリングに対応。私のように膝が痛いけど運動もしたいウォーキング派でも大丈夫です。計測データからフォームの改善や足への衝撃も可視化、シューズ選びの参考にもできますし今までにない可能性が広がります。
Xiaomi Smart Band 8からの目玉機能の一つ、これらを使いたい人にとっては嬉しいニュースです。
本体側面部分がメッキ加工なので傷はちょっときになる
本体は2色展開でブラックとゴールドが選択できます。どちらも横からよく見える側面部分なのですが、メッキ加工が施されているがゆえに傷が入りやすいきらいもあります。傷が入りにくいようにはなっているみたいですが、7までと比べれば気になるかもしれません。
買い替えに関するまとめ


Xiaomi Smart Band 8の登場に伴い、Smart Band 7からの買い替えを検討する際に考慮すべきポイントがいくつか浮かび上がります。以下に、考慮すべきポイントとまとめを示します。
考慮すべきポイント:
- 不具合なく満足している場合: Smart Band 7が問題なく動作していて、特に不満がない場合は、壊れるまで使用し続けるのも一つの選択です。
- 最新機能・性能を追い求める場合: Xiaomi Smart Band 8は、改良されたクイックリリース機能やデザインの個性豊かなストラップ、ディスプレイの向上など、多くの新機能が搭載されています。最新の機能を楽しみたい場合は、買い替えを検討してみても良いでしょう。
- 初めてのスマートウォッチを検討する場合: Smart Band 7でも8でも初めてスマートウォッチを利用するなら、どちらでも満足のいく体験ができるでしょう。また、Xiaomi Smart Band 6を使っている人でストラップをたくさん持っているなら7への買い替えでも満足感は得られるでしょう。6→8であればかなりの機能の違いを感じるので、これもオススメできます。
まとめ:
Xiaomi Smart Band 8は、クイックリリース機能の改善やデザインの拡充、ディスプレイの向上など、Smart Band 7に比べて進化した要素が多く見られます。しかし、現行のデバイスで不満がない場合や、特に最新機能を求めない場合は、無理に買い替える必要はありません。
個人の使用状況や好みによって選択することが重要であり、資産として所有しているストラップなども考慮材料となります。Xiaomi Smart Band 8の新機能や改良点をしっかり確認し、自身のニーズに合ったデバイスを選択することが良い買い物につながるでしょう。
それではでは。



