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Redmi note 9s(Redmi Note 9 Pro)がセキュリティーサポート終了

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Redmi note 9s
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この記事では、少し気楽なトーンでRedmi Note 9s(Redmi Note 9 Pro)のサポート終了についてお話しし、その後どのようなスマホに乗り換えるのが良いのか考察を加えています。

目次

Redmi Note 9s は正式にサポート終了

Redmi Note 9sは、コストパフォーマンスの革命をもたらした画期的な製品でした。私自身、このデバイスを保有し、現在も日常使用しています。2023年5月には、このデバイスの兄弟モデルであるRedmi Note 9 Proのサポートが終了しました。

Redmi note 9pro eol

XiaomiのAER Seal認定製品ページに目を向けると、2023年6月6日時点でRedmi Note 9 Proがリストの一番下に掲載されています。

Redmi Note 9 Pro セキュリティサポート終了 「Security Update EOL 2023-05」という文言が記されており、これは「セキュリティアップデートが2023年5月まで提供される」という意味です。EOLはEnd of Life(サポート終了)の略です。

Redmi Note 9sの凄まじいインパクトを振り返る

Redmi Note 9sは約24,000円でSnapdragon 720Gを搭載し、マクロ撮影も可能な4つのカメラを備えています。バッテリーの持続力も印象的で、特徴的な大きなサイズが魅力のNoteシリーズの一つです。このモデルは市場に新風を巻き起こしました。私だけでなく、多くのユーザーがRedmi Note 9sを選びました。今でも多くの人がこれを主力として利用しています。

Redmi Note 9 Proとの主な違いは、

・メモリ構成
・メインカメラの解像度
・本体の厚さ

のみです。他のスペックはほぼ同等であり、Redmi Note 9 ProとRedmi Note 9sを同等の製品とみなしても問題ありません。

大きなサイズを除けば、この価格帯で提供される性能は驚異的であり、「駆逐艦」と称されることもあります。ファーウェイもほぼ同時期にP20 Liteでコストパフォーマンスの高い製品を提供しましたが、その後の問題で世界市場から撤退を余儀なくされました。私自身もP20 Liteを利用していましたが、こうなるとは思っても見ませんでした。余談ですが、P20 Liteも現在でも問題なく利用できるコスパの高いモデルです。

ファーウェイが撤退した市場ポジションを埋めるように登場し、価格破壊を起こしたのがXiaomiであり、その代表作がRedmi Note 9sだと言えるでしょう。

日本の携帯電話メーカーの衰退と中国製品の台頭

このFCNTのプレスリリースは、スマートフォンおよび携帯電話を中心に事業を展開しているFCNT株式会社が、民事再生手続きの開始を申請し、スポンサーから支援の意向を受けたことを告知しています。この情報によれば、現在国内で生き残っているスマートフォンメーカーは実質SONYのみとなっています。

個人的には、HuaweiのP10 Liteのリリースが大きなターニングポイントだったと感じ、その時点で勢いは既に中国製品の方に傾いていたと言えるでしょう。

当時から中国や台湾のテクノロジー企業の急成長は目覚ましかったですが、私の周りにはそれをなめてかかっている人が多くいました。実際、私自身をも少し見下されることがありました。

テクノロジーに関する情報はアクティブに追求しなければ得られないことが多く、テレビなどのメディアではほとんど取り上げられなかったため、これもまた国内企業の現状を反映していたと言えるでしょう。残念ですが「井の中の蛙、大海を知らず」という言葉がぴったりです。

Zenfone2

写真はASUSのZenfone 2で、かつてはPCパーツで名を馳せたブランドです。Zenfone 2は、当時低価格で高性能な製品を提供し、市場に新風を吹き込む存在でした。その後、HuaweiのP10 LiteとP20 Liteが登場し、コストパフォーマンスにおいて世界を驚かせました。

その頃の国産スマホは、同じ価格帯でも全く太刀打ちできませんでした。まさに別次元の性能差がありました。国産機種は熱暴走やWi-Fiの不具合、キャリア限定のアプリの問題など、様々な課題を抱えていました。言い方は悪いかもしれませんが、情報に疎い層を狙った搾取モデルのように思えました。

ただし、別の味方をすると国産メーカーには強力なサポートがあり、お金と時間を費やせる人には良い選択肢でした。

そこに登場したのがRedmi Note 9sです。

まさに「黒船」でした。iPhoneとは異なる、コスパの黒船です。

これはまさに「黒船」とも言える存在でした。iPhoneとは一線を画するコストパフォーマンスの高さで市場に衝撃を与えました。

国産の高価なスマートフォンと比べてみると、Redmi Note 9sの使い勝手の良さには目を見張るものがありました。以前からMVNOを利用し海外製のSIMフリー端末に移行していた私にとっては、これは遠くの出来事のように思えましたが、現実は大きく変わっていました。

しかしながら、製品やサービスを見れば、これは必然の結果だったと感じています。ハードウェアは愚かソフトウェアの出来が不十分でした。ユーザー第一に考える目線が圧倒的に足らないのです。国内メーカーはユーザーのことを十分に考えていなかったのではないでしょうか。

実は今もEV(電気自動車)用の充電システムに置いても同じことが起こっています。日本ガラパゴス仕様になりつつある利便性と性能のの低いCHAdeMO規格と、直刺だけで決済まで完了なテスラ規格(NACS、North American Charging Standard)です。

Redmi note 9s

国産スマートフォンのセキュリティサポートが比較的早期に終了することが多い中、Xiaomiなどの海外メーカーは定期的にセキュリティアップデートをOTA(Over The Air)経由でリリースしています。日本版のデバイスではまだ対応がされていないものの、グローバル版のMIUI 14を直接インストールすることが可能です(注意:デバイスの設定で地域を北米等に変更しないと、OTAでアップデートが提供されない場合があります)。

Redmi Note 9sに関しては、公に約束されていた通り、3年間のサポートと定期的なセキュリティアップデートが提供されました。これには本当に感謝しています。利用者が使用方法を適切に管理すれば、このデバイスはまだ長く使い続けることができます。

Redmi Note 9sに関する多数の素晴らしいレビューがインターネット上に存在するので、興味がある方は是非検索してみてください。次にどのスマートフォンに乗り換えるかは迷うところですが、私個人としてはメインデバイスをXiaomiのMi 11 Lite 5Gに更新しました。それでも、Redmi Note 9sの実質的な後継モデルが海外で販売されるとの情報もあるので、それが日本市場にも導入されれば非常に嬉しい限りです。

ということで乗り換えるなら何がいいか

antutu

Antutu Benchmarkが全てではありませんが、おおよその目安としてRedmi Note 9sの数値から乗り換え機種を考えてみましょう。選定基準は偏屈な私の独断と偏見です。

Redmi Note 9sの25万点を基準に考える

スマホ

それでは、乗り換え先としてどのスマートフォンが適しているか考えてみましょう。

Antutu Benchmarkを完全な基準とは言えませんが、大まかな指標としてRedmi Note 9sのスコアを参考に乗り換え先を選びます。選択基準は私個人の主観的なものですのでご留意ください。

Redmi Note 9sのスコアは私の環境で約25万点であり、中には27万点を記録するユーザーもいます。ただし、こういった場合は慎重に判断するため、低いスコアを基準に考えます。また、価格も重要なファクターですので、チェックします。

快適な使用体験を基本としているため、Redmi Note 9sよりもスコアが低いモデルは除外します。条件としては、更新が頻繁でなく、2023年6月30日時点で過度に古くないモデルを選びます。価格はカカクコムではなくAmazonを参照し、おおよその金額を記載します。国産モデルやiOSデバイスは含まず、Redmi Note 9sのユーザーであるため、MIUIモデルを中心に、SIMフリーで手軽に購入できるモデルを選びました。

機種名AnTuTuスコアAmazonの価格
Redmi Note 11248,00020,000円
Redmi Note 11Pro 5G390,00035,000円
OPPO Reno7 A380,00035,000円
Mi Note 10 lite320,00035,000円
Mi 11 lite 5G510,00048,000円
Redmi Note 12 Pro 5G500,00045,000円
Pixel 6a650,00053,900円
Redmi Note 12 Turbo(Poco F5)920,000国内未発売
買い替え対象機種のスコアと価格

私自身はMi 11 lite 5gを利用しており、Redmi Note 9sに比べると操作感が格段に向上しています。薄型でバッテリー持続時間も良好、迅速な充電が可能であり、重いゲームを除けば十分な性能を提供します。ゲームを頻繁に利用しない方にはお勧めのミドルレンジモデルです。2023年の基準で言えば、ミドルロークラスに位置するでしょう。

Redmi Note 9sでは稀に動作がカクつくことがある「パズドラ」や「ポコダン」も、Mi 11 lite 5gではスムーズに動作します。重いゲームを求める方は更に上位のモデルを選ばれると良いでしょう。しかし実用性を重視する方であれば、Redmi Note 9sのスペックでも十分に快適に利用できます。更なる快適さを求める方は、上記のリストを参考にしてみてください。

コストパフォーマンスに優れたRedmi Note 12 Turbo(Poco F5)は魅力的な選択肢ですが、対応バンドが完全ではなく技適も取得していないため、国内での発売を待ちたいところです。

私の場合、MNPなどを利用してRedmi Note 9sを19,000円前後、Mi 11 lite 5gを16,000円程度で購入しました。安価に入手できたこともあり、絶対価格の高さからPixel 7aなどの高性能モデルは手が出しにくい傾向にあります。これはデフレ心理が影響しているかもしれませんね。

私のライフスタイルを考えると、おサイフケータイを使わないため、SIMフリーモデルを輸入して利用するのも一つの楽しみです。一方で、Redmi Note 9sを選んだ理由を考えると、Redmi Note 11 pro 5Gでも十分だと思います。

私が選んだのはMi 11 lite 5gでしたが、皆さんはどうでしょうか。現在は選択肢が増えており、選ぶのも楽しいですね。

それではでは。

今回の気づき

今回は雑記のようになっていますが、Redmi Note 9sのサポートに関することを主軸にしながら、買い替えのことまで踏み込んでざっと書きました。現状を把握して次を考えるのはどのジャンルでも楽しい時間ですね。

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