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コミネのジェットヘルメットHK-172FLをレビュー!実際の使用感と安全性をチェック

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「コミネ HK-172 FL」は、日常使いに最適なジェットヘルメットとして人気を集めるモデルです。耐久性や防水性能に加え、広い視界による安全性も魅力で、毎日の通勤や長時間の使用にも応えてくれます。

過去のブラックフライデー対象です!セール時はチェックをおすすめ!

また、データに基づいた事故リスクの分析からも、視界の広さや予防運転の重要性がわかりました。私は通勤で使用し、防水性能やフィット感、軽量の効果を実感しています。

この記事では、外観や基本仕様、実体験を踏まえ詳しくレビューします。購入を検討中の方にとって参考になる内容をお届けします!

目次

コミネ HK-172 FLの外観と基本仕様|ジェットヘルメットとしてのデザインと機能

まずはHK-172 FLの外観と基本仕様について簡単に紹介します。シンプルでありながら精緻なデザインが特徴で、軽量で通気性も良く、普段使いに適したヘルメットです。サイズ感やデザインに関する初見の印象もお伝えします。

なお、曇り止めシートを貼り付けてしまってからの撮影なのでご了承ください。

HK-172FLの基本仕様

デザイン
コミネ HK-172FL

コミネ HK-172 FLは、高品質な複合素材FRPシェルを採用し、軽量かつ高強度を実現した本格的なジェットヘルメットです。顎紐には、ドイツFIDLOCK社製のマグネットバックルを採用しており、ワンタッチで簡単に脱着可能です。また、インナーバイザーも標準装備されており、強い日差しの中でも快適に使用できます。

  • サイズ展開:M・L・XL
  • 色展開:Mat Black、Pearl White、Bassalt Grey、Gunmetall、Olive、Gloss Black、Mat Metal Blue
  • 主な機能:インナーバイザー、着脱可能な内装、SG規格認証取得、偽造防止の4Dラベル付き

私が購入しているのはマットブルーのLサイズで、重量は1400g程度と軽量です。重量は色々調べましたが個体差もあるので参考程度にみてください。

-サイズ感について-
HK-172FLはLサイズを購入してぴったりです。
私はアライもショウエイもカブトもLサイズです。


Amazonではインカムセット、交換用バイザー、交換用インナーバイザー、内装セットなどが同じページで購入可能になっています。

インカムセットとは、KK-902 モーターサイクルインターカムをKOMINEのスタッフがヘルメットにセットアップしてのお届けになっている贅沢仕様です。

最初からですが、思いの外かっこいいので最高です!

HK-172FLの外観チェックと機能を見てみよう

最初の写真でも分かる通り、非常に立体的でシュッとした印象を持ちます。側面からの見た目は想像よりもシャープで私はかっこいいと感じました。

インナーバイザーレバーと謎のロゴ
インナーバイザーレバーと謎のロゴ

左横にインナーバイザーのレバーがあり、その下には謎のKOMINEロゴがあります。ちょっとうーんと思ったのですが、今では不思議にこのワンポイント気に入っています。

レバーは渋め、ゆっくりだとバイザーが一番下まで折りきらない場合もあります。今は慣れて「シャコッ!」とやることで一撃でいい位置まで出せるようになりました。これも個体差な気がします。

シールド開閉部分はしっかりとした段階があるタイプ。購入直後は渋かったのですが、毎日使用しているうちに丁度よい節度感でキープされました。

シールドを外すときはやや力が必要です。ちょっと怖いかなと思う「バキ!」という音がしたので、この辺は価格なりかなと感じます。

コミネロゴとエアーインテーク部分
コミネロゴとエアーインテーク部分

SINCEっているのかなあとちょっと思いますが、自分は見えないしOKです。ベンチレーションは2箇所で開閉可能なのは前部のみで閉じる、1段階目、2段階目の3段階仕様です。操作感は固めですが、しっかりしているので迷うことはないと思います。

全開時には50km/h弱で風をしっかり感じ始めます。1段階目ではといいたいところですが、閉じるか2段階目かしか使っていません。ベンチレーションの機器としてはいいように感じます。

後方排気部分
後方排気部分

あけられるように見えて、操作できません。頭頂部を抜けた空気はここから排出される仕組みになっています。後ろにはロゴがあり、ちょっと軍用っぽさがありますね。緑系だともっと合うかもしれません。

こういうミリタリーフォントなどを猛烈に意識したWINS JAPANのモデルがあります。1万円以上高い価格帯になりますが、こちらもいいヘルメットです。余談ですがWINS JAPANのカーボンフルフェイスも愛用しています。

ガタツキのないシールド受け部分
ガタツキのないシールド受け部分

この受け部分は案外軽視されがちです。安価な価格のヘルメットなのに手抜かりなし。ガタツキのないシールド受け部分のおかげで、シールドを閉めたときに不快な音や異音もなく、快適に使用できています。

これによってシールドを閉めるときの節度感がしっかりしていて、不安感や異音の軽減に寄与していそうです。見た目もスッキリしていて好感が持てますね。

真下部分
真下部分

グレーのラインが左右後部に入っていますが、反射素材が使われています。ちょうどライダーが乗車姿勢を撮ったときに、後方から見るとしっかり光って見える用の設計されているのが特徴です。

安全性にも配慮した部分でとても気に入っているところです。

細部のクオリティはそれなり
細部のクオリティは、この価格帯としては十分に満足できるレベルです。

でも、悪いかというとそうではなくて、恐ろしいまでに左右均等とかではない程度。影で余計にいびつに見えていますが、実用上で何の不満もありません。

今どきはスピーカーホールも装備
今どきはスピーカーホールも装備

インカム装着も簡単に出来るように、スピーカーホールも標準で搭載。汎用のインカムを楽に取り付け可能です。

国際特許取得のドイツFIDLOCK社製マグネットバックル
国際特許取得のドイツFIDLOCK社製マグネットバックル

これが噂の国際特許取得のドイツFIDLOCK社製マグネットバックル。最初は不安でしたが試してびっくり、ガタツキ無しでビクともしません。

装着時は慣れるまでもたつきましたが、慣れてからは瞬時に取り付けできます。恐ろしく簡単ですよ。

赤い部分を引っ張るだけで取れる
赤い部分を引っ張るだけで取れる

こんなに簡単で大丈夫なのかと思うほど、軽く外せます。慣れると戻れなくなりそうです。

あごひもの調節も簡単
あごひもの調節も簡単

ベルトの調節幅は大きめで、余った紐もだらんとしません。紐の強度も当然しっかりしていて、使う上での不満は感じていないです。

頭頂部はメッシュのレイヤー構造
頭頂部はメッシュのレイヤー構造

頭頂部はメッシュのレイヤー構造を採用しており、通気性の良さが快適さをプラスしています。長時間の着用でも蒸れにくいのが特徴です。
一方で少し硬い印象もあり、高級ヘルメットのような超3D構造ではない点は、コストなどの部分だと思われます。

インナーバイザー
インナーバイザー

着脱可能なインナーバイザーで、交換部品も出ています。安全面から昼間だけ使ってねと書かれていますね。
視認性はよく適正ポジションでは視界全てが覆われるイメージです。下を和えてみなければ、眩しいと思うことは

ARAIやSHOEIに比べ3分の1の価格を考えると、恐ろしくパフォーマンスが高いと言えるでしょう。

次にフィッティングを見てみましょう。

ジャケットも常用していますが、コミネは安価であっても安全にも抜かりなしです。

HK-172FLのフィッティング例、インナーバイザーなど

私で申し訳ありませんが、被った感じを撮影しました。一言感想も交えていますので参考にしてください。

正面
正面

ARAI、SHOEI、WINS JAPAN、ZENITH、KABUTO全てLサイズです。コミネもLサイズでバッチリでした。ほっぺのフィット感がしっかりしています。黒い顔を覆っている布は昼夜天候に問わず使用していて、目の下ギリギリまで覆っています。

インナーシールド正面
インナーシールド正面

鼻の切り欠き部分が大きめと意見もあります。使っていてそんなに気になる感じではありません。明るけれd場ちゃんとみれば目は見えますが、すれ違い程度で凝視する人はいないでしょう。

シールド降ろし正面
シールド降ろし正面

シールドのみ降ろした状態です。曇り止めシートの枠が見えていますが透明です。

シールド降ろしインナーバイザー正面
シールド降ろしインナーバイザー正面

昼間はこの状態です。見にくいと感じたことはありません。シールドはダークスモークではないため、他のメーカーのものよりも見やすく感じました。薄すぎることもないので気に入っています。

ハイビームのLEDライトや濃霧でなくともフォグランプを点灯させている車がいるときは、路面の水に乱反射して眩惑し非常に危険です。夜間も信号待ちなどに限ってシールドを降ろしています。

また昨今のLEDライトは眩しすぎると感じていて、濃霧や視界良好な状況でもフォグライトを点灯させている車が多い用に思います。個人的に光に過敏なため眩惑して非常に危険を感じるため薄暗くなったら黄色のナイトグラスを常用しています。眩しいと感じる人にはおすすめのアイテムです。

側面
側面

顎っぽく見えますが、布がたれているためです。横からの装着イメージです。大きく見えないのが良いですね。

側面インナーバイザー
側面インナーバイザー

しっかり顔との隙間が確保されているので、先程紹介したナイトグラスをつけてもバイザーが下ろせます。これでハイビームつけっぱなしの危険な光にもある程度対応可能です。

側面インナーバイザーシールド降ろし
側面シールド降ろし

シールドのみを降ろした状態。顎のラインがシャープで美しいシルエット。この価格なのに手抜かりなし。

側面インナーバイザーシールド降ろし

顎の布のたるみを取っておけばよかったと今更思いますが、横から見た感じもかっこいい。軽快な印象をもちます。
インナーバイザーがシールドの半分ぐらいまで来ているのがわかると思います。そう、実は結構深い位置まで降りてきます。

見え方の歪み具合を気にする意見もあります。、視力が良い私の感覚としては「気にするほどのものではない」が回答です。細かくいえば高級車のフロントガラスも結構歪んでいますが、普段気にしている人は少ないと思います。個人的にはこの価格帯で文句はないです。

雨の日でも使える安心の防水性能|実際の使用感レビュー

毎日使用する中で特に重要なのが耐久性と防水性能です。雨天でも快適に使用できる防水性能について、実際に使用した体験をもとにレビューします。長期間の使用に耐えうる強度や、雨の日の視界や装着感についても詳しく解説。

ウェザーストリップ
ウェザーストリップ

ちょっと波打っていますが価格なりの部分かも。とはいえ密着度合いはしっかりしていて、シールドを閉めると雨水の侵入はありません。上部の隙間もなく、雨風の侵入はありません。見た目よりも優秀ですね。

購入してから土砂降りは2度ほどあありましたが、エアインテーク部分も閉じていたため、雨の侵入はありません。あけていた場合がどうなのかは、今のところわかりません。

ジェットヘルメットの利点として視界があります。特に下部方向への視界が広いため、水たまりや滑りやすい部分を直前でも視認出来るのは走りやすさに寄与している部分です。

シールド全開時
シールド全開時

シールドの真ん中下部をもって上げるのですが、初めてのジェットヘルメットだったため最初は戸惑いました。でも数回で慣れましたよ、使い勝手としては申し分なし。チンガード部分を持つ曲があったので、最初は戸惑いましたが。

上げ下げはスムーズで違和感はないです。雨天時には当たり前ですが、あけてしまうと結構濡れていまいますね。
空気はフルフェイスに比べ入りやすい構造なので、インナーバイザーの曇りも取れやすいです。

雨天は水滴でみにくくなりがちですが、視界の広さが大きくそれをカバーしてくれます。安全面でもかなり違ってくる印象です。

コミネ HK-172FLには曇り止めシートは付属していませんので、私も取り付けている汎用品を一つ用意しておくと安心でしょう。曇らないって安心です。

夜間、雨天においての安心感の高さは、この視界から来ると思います♪

通勤でわかるフィット感と快適性|長時間使用でも疲れにくい理由

通勤時に感じたフィット感と快適性について、実際の使用感をもとに解説します。毎日長時間使用しても疲れにくい軽さや装着感、しっかりとしたフィット感で快適な通勤時間を過ごせる理由を詳しくご紹介します。

インナーバイザーについて

WINS JAPANのカーボンフルフェイスを持っていますが、あちらはミラースモークでした。こちらはスモークタイプで若干薄めの気がします。実用上は全く問題ないので、見た感じをちょっとだけ心配していましたが良かった点ですね。

見え方と色の違い
見え方と色の違い

上の方でも書いたのですが、私は個人的に少し光に弱いようです。眩しく見えているそうで、眼科の先生に小さいときに指摘されました。世の中が明るく見えるわけではなく、夜目が効くくらいでしょうか。

ですので、インナーバイザーは必須。これのお陰で快適に通勤できます。

この写真は露出を自分の見た目で取っていますので。おおよそ私がみたままの明るさに合わせてあります。参考にしてください。

届いたときはちょっと薄いかもと思ったのですが、十分これで良いです。色はクリア感もあって見やすさ最高です。鼻のくり抜きは大きめですが、使い始めると違和感はありません。

通勤でも面倒がらずプロテクター入のジャケットを着ることをおすすめします。私は通勤でもフルプロテクター装備です。安心感もそうですが、風でもバタつかずもしものときも怪我の確率を減らしてくれます。

ジェットヘルメットのポイントはシールド

インナーバイザー
インナーバイザーとシールド下部の形状

ジェットヘルメットはオープンフェイスタイプと呼ばれます。フルフェイスと違い、顎を守るチンガードがありません。その分シールドが顎付近まで伸びていて、開放的な視界が特徴です。

その昔、ジェット戦闘機に乗る人が被っていたことから由来するようです。

シールドの下部を見てほしいのですが、ちょっと独特な形状をしています。この形が走行風をうまく後部に流していて、整流しているようです。お陰で風の音があまり聞こえない嬉しい誤算がありました。

たまたまだと思いますが、ジェットヘルメットだからウルサイというわけでもないのですね。変な隙間風の音よりも、普通の走行風のほうが快適です。

視界拡大による予防運転という高い安全性

爽快感や楽さなどの気分的なプラス面よりも、一番感じるのはこの高い安全性です。

予防運転に寄与

安全性というには語弊があるかもしれません。フルフェイスで守られている顎の部分が、シールドのみなのは事実です。いわゆる死亡事故でのケースは胸部なんかの場合が多いデータもあります。

死亡及び負傷事故での部位別データから見てみる

以下にe-Stat(政府統計ポータルサイト)の2018年次のデータを引用して見ます。
道路の交通に関する統計 交通事故の発生状況交通事故の発生状況 損傷部位別・状態別死傷者数 | 統計表・グラフ表示 | 政府統計の総合窓口

部位死亡者数負傷者数
頭部2522,713
胸部1783,933
頸部518,689
腹部40673
腰部204,653
脚部1018,883
顔部91,763
背部4562
腕部311,959
その他20
2018年次自動二輪における損傷部位

この表では、死亡者数が頭部胸部で多く、負傷者数では頸部、脚部、腕部が多いことが確認できます。

非常に個人的な意見ではありますが、この死亡事故の場合はもう強烈な損傷の場合がほとんどでしょう。誰が見ても助からない場面がかなりの割合だと考えられます。

一方で、負傷の場合は捻挫や強い打撲も含まれます。裂傷や大きめの怪我もここに含まれるんです。

負傷時の部位では脚部が圧倒的の多く、ついで捻挫や鞭打ち状態の頸部、落下時に良くある腰やハンドルでの胸部となっています。実はバイク事故による負傷者全体のうち、頭部の負傷が占める割合は約5.04%です

このことから、怪我をする程度の事故では頭部負傷の割合は実は低めであることがわかります。

予防運転から事故に合う確率を下げるジェットヘルメット

もしものときの三角表示板
三角表示板機能をもたせたヘルメット入れる袋

万が一をも考えてくれる、ユーザー第一の姿勢がこういう部分でわかります。コミネマンと呼ばれたい。
ヘルメットをいれる袋はなんと三角表示板になります。こういうのは本当に嬉しいですね。

ともあれ大前提として、安全運転は欠かせません。大幅なスピード超過や、走行中の車をすり抜けるなんて論外。流れに合わせた速度で走ること、すり抜けをしないことが基本です。

右直事故の回避法として、「相手は必ず良くない動きをするもの」と想定してこちらが準備しておくのが重要です。相手が出てきたら予想通り、出てこなければラッキーくらいの気持ちでいましょう。

そういったリスクにいち早く気付くためには、周りがしっかり見えていることが必要です。ここで役に立つのが、ジェットヘルメットの広い視界です。

視界が広いと、すべてにおいてプラスに働きます。下側の広い視野のおかげで、メーターは常に視認でき、さまざまな状況にいち早く気付ける。実際に乗ってみて、この視界の広さが一番のメリットだと感じました。

ドキッとすることがこれまで多々ありましたが、それらは視界の外にある何かが原因です。また、最近は妙な動きをする車も少なくありませんが、広い視界のおかげで早めに気付き、距離を置けるようになりました。通勤時も、いつもの危なっかしい車をすぐに発見できるので、事前に距離をとって走れるようになっています。

最初は少し不安もありましたが、今ではこの圧倒的な視界の広さが、何倍もの安心感をもたらしてくれていますよ。

まとめ|普段使いに最適なジェットヘルメット HK-172 FL のコスパとおすすめポイント

コミネ HK-172 FLは、日々の通勤やツーリングでの使用に十分応えてくれる、コストパフォーマンスの高いジェットヘルメットです。軽量でありながら、耐久性や防水性能もしっかりしており、雨の日でも快適に装着できる点が魅力です。

特にジェットヘルメットならではの広い視界は、安全運転をサポートしてくれる大きなポイントです。視野が広いことで周囲の状況にいち早く気づけ、リスクの回避にもつながります。インナーバイザーやマグネットバックルといった機能も、使い勝手を向上させており、日常使いにとても便利です。

価格帯を考えると、信頼性のあるブランドでこれだけの機能と快適性が得られるのは非常にお得だと感じます。普段使いに適した、コスパ抜群のジェットヘルメットをお探しの方には、HK-172 FLはぜひおすすめできる一品です。ぜひ、安価だとパスせずに一度手にとってその真価を感じてみてください。

それではでは。

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