HD DA 55-300mm PLM WR RE レビュー!AFが速すぎる名コスパ望遠ズーム

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なぜ今さら?
……そんな声は、たぶん聞こえません(笑)。

今回手に取ったのは、PENTAXが誇る「安いのに異常に評判がいい」望遠ズーム
HD PENTAX-DA 4.5-6.3 55-300mm ED PLM WR RE

55mmから300mmまでをカバーするAPS-C用望遠ズームで、
PLM(パルスモーター)による高速AF、防塵防滴、しかもコンパクト。
スペックだけ見ても「実用一点張り」なのに、なぜか使った人の満足度がやたら高い。
気づけば「これでいい」ではなく、「これがいい」と言われる不思議なレンズです。

正直に言うと、このレビューにはかなりの「好き」が混ざっています。
解像がどうとか、チャートがどうとか、そういう話は最小限。
実際に使ってみて、「あ、これいいな」と思ったところを、
少しフランクに、肩の力を抜いて書いていこうと思います。

そんなこんなで、
今回もお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

目次

レンズ名が長すぎるので、まずは整理してみる

沈胴式ロックボタンとDAエンブレム
PENTAXってって思ってた昔の私、謝罪しろなくらい質感高い

まず最初に立ちはだかるのが、このやたら長いレンズ名

HD PENTAX-DA 4.5-6.3 55-300mm ED PLM WR RE

初見だと「呪文かな?」と思いますが(笑)、
実はこれ、PENTAXのレンズらしく全部に意味があります

このレンズは、
PENTAXのAPS-C用(DA)望遠ズームの中でも
実用性・軽さ・AF速度を重視した現代的な一本という立ち位置。

F値は控えめ、サイズもコンパクト。
その代わり、

  • 爆速AF
  • 防塵防滴
  • 取り回しの良さ

をしっかり押さえてきている、
「撮りたいときにちゃんと応えてくれる」系の望遠ズームです。

せっかくなので、
この長い名前を一度、表で分解しておきます。


レンズ名の意味を分解するとこうなる

表記意味ひとこと補足
HD高性能マルチコーティング逆光耐性とヌケの良さに効くやつ
PENTAXペンタックス純正ボディとの相性はやっぱり安心
DAAPS-C専用レンズフルサイズ非対応
4.5-6.3開放F値明るさより軽さ重視
55-300mm焦点距離日常ちょい離れ〜しっかり望遠まで
ED特殊低分散ガラス色にじみを抑える
PLMパルスモーターとにかくAFが速い
WR防塵防滴雨でも気にせず使える
RE沈胴構造収納時はかなりコンパクト

こうして見ると、
「派手さはないけど、必要なことは全部書いてある」
という、いかにもPENTAXらしいネーミング。

高級路線でも、趣味全振りでもなく、
実用ど真ん中

だからこそ、
「使ってみたら評価が一気に上がる」
そんなタイプのレンズなんだと思います。

外観とサイズ感|想像よりずっとコンパクト

収納時のコンパクトさ!
比較がコンパクトな35mmだからあれですが

まず手に取って思うのは、
「あ、軽いな」ということ。

55-300mmという数字だけを見ると、
もう少しゴツくて、前玉が主張してくる望遠を想像しがちですが、
このレンズはいい意味でその期待を裏切ってきます。

沈胴構造(RE)のおかげで、
収納時はかなりスリム。
カメラバッグの中でも収まりがよく、
「望遠を持ち出す」という気負いがあまりありません。

赤く見えるのはシーリングです。緑ならもっとよかったな(笑)。

参考:一緒に写っているレンズ


プラスチックだけど、安っぽくない

値段より質感が高い!
本当に高品質

外装は基本的に樹脂。
いわゆる金属鏡筒の高級感とは違いますが、
触ってみるとペコペコした感じはなく
必要十分な剛性感はあります。

PENTAXのこのクラスのレンズらしく、
「軽さ優先だけど、雑には作ってない」
そんな印象。

WR(防塵防滴)対応ということもあって、
継ぎ目の処理やマウント周りもきちんとしていて、
天気を気にせず使える安心感があります。

価格に対して高品質、写真で見るより触るといい
そんな感じなんですよね。

このうっすら見える鈍いグリーンの輝きが
私の最もぐっと来るポイントです。最高。


ズームリングと操作感

みためのうわー感はある
見た目の「うわー感」は正直あります(笑)

ズームリングは適度なトルク感。
重すぎず、軽すぎず、
300mmまで一気に回しても引っかかりはありません。

沈胴構造なので、
使用時にはまずロックを解除して繰り出す必要がありますが、
この操作もすぐ慣れます。

むしろ、
「これだけコンパクトになるなら全然アリ」
と思えるレベル。

ただ、伸びたときのデザインは、ねえ、そういう感じ。
ただ構えている本人は見えないのでOK。

フォーカスリングは嬉しいことにスカスカではありません。
これは触ってびっくりな部分で評判も頷けます。


ボディとのバランスがいい

K-3系やK-70、KPあたりに付けると、
前玉が重くなりすぎず、
持ったときのバランスがとても良いです(個人的にではありますが)。

長時間ぶら下げていても疲れにくく、
「望遠なのに気軽」
という、このレンズのキャラクターが
外観とサイズ感からも伝わってきます。

伸びていないときのかっこよさはかなりの上位レベルだと思いますね。
もう少し見ますか、見ておきますか!

伸びたときは、ちょっとあれです。
そこは価格と機能面を考えたら許容しないといけない点です。
もちろん他社にもたくさんあるとはいえ、
これで換算450mmの望遠までいけるのですごいですよね。

PENTAXのこのフードが実は好きで、
大砲クラスのものだと本当にロゴも大きくてかっこいいんですよね。
PLフィルター回すためのギミックがあったりと、手抜かりなし!
プラなのですが、カッチリ感ともにデザイン上でも最高だと思ってます。

AFが速すぎて、ちょっと笑った話(PLM)

このレンズを語るうえで、
PLM(パルスモーター)は避けて通れません。
それと他社では当たり前だけど、なんて声は聞きません。
これはPENTAXの話なのですからね👍️

正直、最初にAFを動かしたとき、
「あ、速っ……」
って、ちょっと笑いました。

これまでのPENTAXの望遠ズームを知っている人ほど、
このスピード感は驚くと思います。
合焦までの迷いが少なく、
スッと合って、サッと止まる。

動画向きとか、そういう話以前に、
静かで速くてストレスがない
これがいちばん大きい。

動きものを追うときも、
AFが「考え込まない」感じがあって、
撮影のテンポが明らかに良くなります。

ちょっとギイギイいうAFも好きなんだけど
それはそれ、これはこれ(笑)。

「PENTAXってAF遅いよね?」
──そんなイメージを、
このレンズは静かにひっくり返してきます。

写りについては派手じゃない。でも、ちゃんとしてる

さて、最後は写りの話です。
ここは作例と一緒に見てほしい部分なので、
あまり言葉で盛りすぎないようにします。

いわゆる撮って出しではなく、あえて自分の作品として出しています。
その理由はスペックとか描写性能だけなら
他の本格的カメラ系ブログを見てもらえばすむから。

このレンズだけの描写というよりも
このレンズが映し出してくれる絵を
私が感じたままに一緒に見ていこうと思います。

あえてコメントも控えて見ました。このレンズでこんな感じに楽しめるよと
そう感じてもらえたら嬉しいです。

作例を並べてみると、
改めて思うのは、

「これ、道具としてすごく優秀だな」

ということ。

派手な魔法は使わないけれど、
撮りたいものを、ちゃんと撮らせてくれる。

だからこそ、
使い続けるほど評価が上がる。
そんなタイプのレンズだと思います。

価格とコスパ|正直、反則気味だと思う

このレンズ、
新品でもかなり手が届きやすい価格帯にいます。
しかも中古市場も安定していて、状態の良い個体が見つかりやすい。

冷静にスペックを並べると、

  • 55–300mmの望遠ズーム
  • PLMによる高速・静音AF
  • 防塵防滴(WR)
  • コンパクトで軽量
  • 純正レンズ

……これだけ揃って、この価格。

正直、
どこでコストを削ってるんだろう?
と思うレベルです。

明るさは控えめ。
金属鏡筒でもない。
でも、その代わりに
「実際に使う部分」に全振りしている。

その割り切りが、とても上手い。

高級レンズのような所有欲はないかもしれませんが、
使えば使うほど「これでいい」じゃなく「これがいい」
と思えてくるタイプ。

コスパという言葉が安っぽく聞こえるくらい、
中身は真面目で、実直です。

新品でも元々安いんですよね!

まとめ|派手じゃない。でも、信頼できる一本

HD PENTAX-DA 4.5-6.3 55-300mm ED PLM WR REは、
決して「語りたくなる魔法のレンズ」ではありません。

でも、

  • AFが速くて静か
  • 軽くて持ち出しやすい
  • 天気を気にせず使える
  • 写りが素直で破綻しない

こういう撮影のストレスを減らす要素が、
とても丁寧に詰め込まれています。

だからこそ、
撮影そのものに集中できる。

散歩でも、家族写真でも、ちょっとした野鳥でも。
「今日は望遠やめとこうかな」とならない望遠ズーム。

PENTAXユーザーで、
・望遠を一本足したい人
・軽くて信頼できるズームを探している人
・AFで苦労したくない人

そんな人には、
今でも、これからも、
安心しておすすめできる一本だと思います。

なぜ今さら?
……ええ、今さらです。

でも、
今だからこそ、
このレンズの良さがよく分かる。
そんな気もしています。

今回もお付き合いいただき、
ありがとうございました。

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