ワイパーゴムの交換は、ブレードごと交換するよりも安く抑えられます。 ほとんどの国産車では、ワイパーの交換方法は ブレードごと交換する か ゴムだけを交換する のどちらかになります。ブレード交換は簡単ですがコストがかかるため、今回は ゴムだけ交換する方法 を紹介します。

最近の物価の上昇、ほんとに厳しいよね。でも給料はそんなに上がってないし…。



手軽さを考えれば、ワイパーブレードごと交換する方法があるんだ。コストは少し上がるけど、工具不要でサクッとできるのがメリット! ただし、一番安く済ませるならゴム交換が最適だね。
ブレードごと交換することで、ゴムだけを交換する手間を省けます。ただし、コストが若干上がるのと、ブレードが劣化していない場合はゴム交換だけで十分対応できます。交換の頻度や手間を考えて、自分に合った方法を選ぶのがポイントです。
※注意事項 本記事で紹介するワイパーゴムやブレードは、適合車種を参考にしていますが、購入前に 必ずご自身の車両の適合情報を確認 してください。車種や年式によって異なる場合がありますので、自己責任での交換をお願いいたします。


ワイパーゴム交換のタイミング


交換の目安


- 拭き残しが出る
- ビビリ音がする
- ゴムが劣化してひび割れ
これらの症状が出ていたら交換をオススメします。


私の場合はそもそも拭き取らず、ゴムがひどい状態になっていました。



ワイパーってそんなに頻繁に交換しないけど、気づいたら劣化してるよね。



今回、5年以上交換してなかったからボロボロだったよ…。もっと早くやるべきだった!
最も安く済ませるのはゴム交換のみ(ブレードごとしか交換できない車種もあります)。お店に行く手間、予約の手間、コストを減らしたいならネットで購入→自分で交換がおすすめです。


本記事の手順を参考にする場合は、ご自身の判断と責任のもと 実施してください。
取り付けミスや適合しないパーツの使用は、思わぬ事故や故障の原因となることがあります。
不安がある場合は プロの整備士や専門店に相談する ことをおすすめします。
必要なもの
- ワイパーゴム(専用品、または適合するサイズのもの)
- マイナスドライバーなど(手でもできるが、あっると便利固着している場合)
- 手袋(手を汚さないため)


簡易包装でコメントカードのみ入っています。かなり安いので、ありがたいですね。
裏書きには登録することでプレゼントもあるようですが、必要ないので私は登録していません。
本商品は59日間のビビリ音保証もあるようで、詳細は下の商品リンク先でご確認ください。
ご自身の車検証などから型式を調べ、検索すると出てきます。
例えば今回の車の場合ですが車検証の型式部分にDBA-ZRR70W と書かれています。検索する場合はZRR70Wで検索するといいでしょう。
70型などと呼ばれるタイプになり、商品ページでそう書かれている場合もあります。適合車種などをしっかり確認しておきましょう。
今回購入した商品はこちらになります。






3本セットでありがたいです。上の二本は太くなっていて、フロントガラス側のものです。下の細いのがリアワイパー用となります。向きだけ気をつければOKなので、とっても楽に作業ができますよ。
ドライバーや手袋も汎用性が高いので、持っていない人はあるといいですね。


ニトリル手袋などはこちら。


それでは実際の手順をみていきましょう!
ワイパーゴムの交換手順
1. ワイパーゴムを取り外す


- ワイパーブレードを立てる
- ブレードを90度ほどガラス面と逆側に折り曲げ、下方向にスライドさせて外します。
- ワイパーアームは倒れるとガラスを割る可能性があるため、タオルやあて布をしてガラス側に戻しておきます。
- ゴムをスライドさせて取り外す
- ゴム左右のレール上の金具を外し、新しいゴムにはめます。
- スライドしてブレードに収め、逆の手順でアームに装着して完了です。



初めてでも工具ほぼなしでできるのがいいね!



うん、ちょっとしたコツが分かればすぐできそう。
2. 新しいワイパーゴムと比較




新旧ゴムを並べて比較してみると、かなり摩耗しているのが分かります。
こちらは爪がゴムのストッパーで止まっている側です。
3. 新しいワイパーゴムを取り付ける


- 金具を一番上の細い溝にセットする
- スライドさせてブレードに差し込む
- しっかり固定されていることを確認
形状が違うので向きを同じにして並べて作業すると、失敗のリスクを激減できます。
金具は横においたままだと外れやすく作業しにくいです。片手で先端を持って吊り下げるようにし、もう片方の指で摘みながら下へスライドしてはめていくと簡単です。


上はストッパーがない方。




ストッパーがある方の先端部分。遠心力等でズレたりしないような仕組みです。向きが重要になりますが。上で書いたように形状を確認してブレード含めてあらかじめ同じ向きで作業することで、間違わないようにしておきます。




リアワイパーはブレード両サイドにストッパーがある構造です。ぐにゃっと曲げてスライドして外し、フロント側と同様の手順で付け替えましょう。




届いた商品は片側のみ金具のストッパーがなかったので遠心力でズレにくい中心側にしておきました。ワイパーゴムは商品によってカットして使う場合も多いため、飛んでいかない方向は意識しましょう。
基本構造としてストッパーがあるので大丈夫ですが、向きはちゃんと確認しましょうね。
汚れやホコリは大敵、室内環境の改善には、Levoit空気清浄機のレビューも参考にしてください。


ワイパーゴム交換後のチェック


- 取り外した逆の手順でワイパーブレードを元の位置に戻す
- ウォッシャー液を出して拭き取りを確認(気になる人は窓ガラスをしっかり拭いてからがおすすめ)



お、ちゃんと拭き取れてる!



視界がクリアになったよ。これで雨の日も安心!
他の簡単なDIYメンテナンスとして、ドアノブの自力交換もチェック。


まとめ!ワイパーゴム交換は定期的に!


- 交換の目安は 1~2年に1回
- 拭き残しが出る
- ビビリ音がする
- ゴムが劣化してひび割れ
- 安くてしっかり拭き取れればOK(「足るを知って少し得る」精神)
- ゴムだけの交換でも十分!



節約しながらちゃんとメンテナンスできるのは嬉しいよね。



そうそう、これならお財布にも優しいし!
コストを抑えながら快適な視界を確保できるので、ワイパーゴム交換をぜひ試してみてください。
Xもやっています。交換したらコメントで教えてくださいね!
バイクのメンテナンスや乗り換え体験談書いています。こちらもよろしければ。

